津山公共職業安定所における文書の誤廃棄について

平成 28 年 7 月 25 日
岡 山 労 働 局
津山公共職業安定所における文書の誤廃棄について
岡山労働局(局長 金田 弘幸)は、津山公共職業安定所(以下「津山所」
という。)における個人情報を含む文書の誤廃棄について、下記のとおりその事
実を確認の上、必要な措置を講じましたので、概要をお知らせします。
記
1 概要
津山所において、A事業主が雇い入れた労働者B氏に係る「雇用保険被保
険者資格取得届」(以下「資格取得届」という。)を誤廃棄するという事案が
発生した。
※資格取得届には、被保険者の氏名、年齢、資格取得年月日等が記載され
ている。
2 事実経過等
(1)平成 28 年 7 月 14 日、業務終了後、出力された被保険者関係日報の資格
取得届の件数と資格取得届の帳票の枚数が合わない(帳票が足りない)こ
とが判明した。
照合の結果、A事業主が雇い入れた労働者B氏の資格取得届が見当たらな
いことが判明し、在所している職員で、所内を捜索するも発見できなかった。
(2)平成 28 年 7 月 15 日、当日の処理担当者より事実経過を確認しつつ、シ
ュレッダーごみの中を確認したところ、シュレッダーごみの中から労働者
B氏の資格取得届の一部を発見し、誤廃棄が判明した。
(3)同日、津山所の次長及び雇用保険課長がA事業主を訪問し、謝罪及び経
過説明を行い、理解を得た。
3 発生原因
所内では、個人情報が記載された文書は、あらかじめ用意したシュレッダ
ー専用のごみ箱に収め、まとめてシュレッダーで裁断処理する(裁断の際は、
1枚ずつ管理者が確認した上で廃棄する)ルールになっていたが、そのルール
が遵守されていなかったものである。
4 再発防止策
(1)津山所においては、平成 28 年 7 月 19 日、所長から全職員(非常勤職員
を含む)に対して、本事案の経過を説明し、定められたルールに基づき、
個人情報の管理を徹底するよう指示した。
(2)岡山労働局においては、平成 28 年 7 月 20 日、職業安定部長等の労働局
幹部が津山所において実地調査を行うとともに、津山所幹部に対して、定
められたルールに基づき、全職員が個人情報の管理を行っているか、適宜
確認するよう指示した。
また、平成 28 年 7 月 27 日に管下公共職業安定所長を招集し、緊急の公
共職業安定所長会議を開催して本事案の経過及び原因を説明するとともに、
個人情報の管理については、定められたルールに基づき、適正に管理する
よう指示する予定である。
(担当)
岡山労働局職業安定部職業安定課
職業安定課長 大上 修
電話 086―801―5103