スーパーバイザーを招いた研修会(11月) 本校のスーパーバイザーである

スーパーバイザーを招いた研修会(11月)
本校のスーパーバイザーである、子どもの発達科学研究所主席研究員の和久田学先生をお招
きして、1~6年生の授業を1学級ずつ参観していただき、本校で取り組む授業改善に向けて
の御指導をいただいた。
〈1年生・国語科〉
〈2年生・国語科〉
〈4年生・国語科〉
〈5年生・外国語活動〉
〈3年生・国語科〉
〈6年生・理科〉
〈和久田学先生の御指導〉
○ 授業において、活動の時間とゴールを明確にすることにより、関心が散漫にならずに取
り組むことができるようになる。
○ あからさまに個別の支援をすることは、子どもを傷つける可能性がある。子どもと適度
な距離をとることや、近づいてもすぐに離れるような判断も必要である。
○ ワークシートを使う場合、どれだけ分かりやすいワークシートを作るかが大切である。
支援としてヒントカードを渡すのであれば、教師はもうその子どもには声を掛けなくても
いいようなヒントカードでなければならない。
○ 学習における障害は、「読み書き」に関するものが約80%である。また、「読む」こと
ができないと情報を得ることができない。そのため、この点にまず着目し、語いを増やす
ことが重要となる。
○ 学習に必要な物の管理ができるようになるとよい。整備された状態を撮影しておき、週
に一度、現状復帰をするような習慣をつけるという手立てもある。
○ 時間の管理ができるようにするためには、予測タイムと実測タイムを比べてみる方法が
ある。初めは、「朝の着替え」や「登校準備」などの生活で行い、学習に関しても「書き
取り」や「本読み」など単純なものから始め、「レポート作成」などの複雑な活動につい
ても予測させていくとよい。