授業科目名 ファッションデザイン論 (副題) 担当者 福西 由美子 期間 前期 単位 2 [ 授業の目的・ねらい ] ファッションは時代とともに変遷します。現在は多様化と個性化の両端方向に、さらに深まりを見せています。ファッ ションを単なる流行、現象として捉えるのではなく、経済・文化を含む社会的背景との関わりや芸術(映画・音楽・美 術等)との関わり等、幅広い視点からデザインすることの意味、装うことの意味を学ぶことを目的とします。 [ 授業全体の内容の概要 ] ギリシャ時代から中世・近世・現代までのファッションデザインの変遷、流行とは何か、デザインの基礎的要素、イ メージのデザイン展開をフォルム、色彩、素材の観点から「デザインする」こと「装う」ことにおける専門知識を解説し ます。 [ 到達目標 ] 人々が美しく装うことをどのように捉えてきたかの流れを理解、現代における個性あるデザインを選び出す能力を 身に付けることを目指します。 [ 受講生の自主学習(授業前後) ] 授業内にプリント資料を配布します。それらによって復習をしてください。 授業内に履修した講義内容をふまえて、時々、自宅で学ぶ課題を与えます。自宅学習として取り組んでください。 [ 評価方法 ] 授業内でのワークシート、小テスト(80%) 受講態度(20%)で評価します。 [ テキスト ] 必要に応じてプリント資料を配布します。 [ 参考文献 ] 授業内において参考図書の紹介をします。 [ 受講生への要望、その他 ] 授業内課題等で見える積極的授業態度を重視します。 [ 授業計画 ] 1. ファッションデザインの概論 デザインの始原 2. ファッションの変遷と時代背景 Ⅰ 古代ギリシャ・ローマ・フランスにおけるファッション 3. ファッションの変遷と時代背景 Ⅱ デザイナー誕生以降のファッションと女性の社会進出 4. ファッションの変遷と時代背景 Ⅲ オートクチュールとプレタポルテ 5. ファッションにみるメイクアップの変遷 6. ファッションデザインの基礎 Ⅰ 形の見え方 線・シルエット・錯覚効果 7. ファッションデザインの基礎 Ⅱ 色の見え方とカラーコーディネーション 8. ファッションデザインの基礎 Ⅲ トータルバランスと変化 コントラスト・リズム 9. ファッションデザインの基礎 Ⅳ テキスタイルとテクスチャー 10. 流行とファッションデザイン 11. ファッションデザインへの展開 Ⅰ 色彩とイメージの感情効果 12. ファッションデザインへの展開 Ⅱ ファッションイメージとカラーコーディネーション 13. ファッションデザインの発想 Ⅰ アイデアの源泉を探る 14. ファッションデザインの発想 Ⅱ インスピレーションとアダプテーション 15. アパレル業界におけるデザインの役割とこれから J30100440 【2生】*前期月1
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