提供者名：久留米工業高等専門学校タイトル福岡県開放特許２０１５－００４曲面鏡を用いた二次元測距装置の三次元化機構技術分野 ■電機・電子 □情報・通信 □有機材料 □金属材料 □食品・バイオ □土木・建築 □農林・畜水産 □その他（ □機 □化 □無 □輸 □生 □繊 □医）械・加学・薬機材送活・文維・紙療・介工品料利用分野・適用製品・三次元空間における物体の存在検知・物体の三次元の大きさおよび形状の認識化情報メモ詳細資料：■有 □無サンプル：■有 □無見学：■可 □不可その他：護従来技術の課題・問題点二次元測距装置を揺動運動させた三次元空間の走査では、装置の内部構成が偏心しているために、装置を高速に揺動運動させると振動が発生して、高速に三次元空間を走査することは困難であった。本発明の効果・特長三次元空間を高速かつ広範囲に走査して計測でき、既存の二次元測距装置を用いて三次元測距装置を構成できる。技術概要（構造・動作等）三次元測距装置は、二次元測距装置、曲面鏡 1、曲面鏡 2、曲面鏡回転台およびモータから構成される。二次元測距装置およびモータは空間に固定される。曲面鏡 1 および曲面鏡 2 は、モータによる曲面鏡回転台の回転により、二次元測距装置の中心周りに一方向に一定速度で回転する。曲面鏡 1 および曲面鏡 2 は、二次元測距装置の測距範囲である二次元平面において、二次元測距装置から出力されたレーザ光の鏡による反射後の軌跡が基準円の接線となるように、レーザ光の鏡への入射角および反射角を考慮して設計した鏡面とする。また三次元空間の高さ方向へレーザ光の出力を変えるために、高さ方向へ変化させた傾きを滑らかにつける。曲面鏡で反射したレーザ光が、自身の曲面鏡によって遮断されないように、同じ形で小型の曲面鏡 1 と曲面鏡 2 の複数の鏡により構成する。曲面鏡 1 および曲面鏡 2 を二次元測距装置の中心周りに回転させて、三次元空間において、放射状にレーザ光を出力させる。二次元測距装置からのレーザ光の出力方向と、二次元測距装置と曲面鏡の位置関係から、三次元空間でのレーザ光の出力方向を知ることができる。図・特記事項・その他 ① ② 距離を 5000mm に固定し１回転した場合の例 ① 曲面鏡 1,2 を介した三次元空間の反射点列（ XY 面に対し螺旋状） ② 曲面鏡 1,2 を介さない二次元空間の反射点列（ XY 面に平行）回転する曲面鏡 1,2 で二次元計測装置のレーザー光を三次元空間へ出力主たる提供特許公開番号：特開 2014-85189 出願日：平成 24 年 10 月 22 日（2012 年）発明の名称：測定装置出願人：独立行政法人国立高等専門学校機構関連特許番号