有機化学Ⅰ

講義名
ナンバリング
開講学部学科
開講学年
開講期
担当者
単位数
授
業
の
目
的
学
習
到
達
目
標
関
連
科
目
授
業
計
画
有機化学I
EP21-OC1-L-119
工学部 環境生命化学科
2年
前期
蔵田 浩之
2
有機化学は炭素原子を含む化合物を対象とする学問体系であり,生化学,薬学,高分子化学等の基盤となっている。有機化学Iの授業では,有機化学の成り立ちから始め
て,有機化合物の結合と電子構造,電子の動きと共鳴を通して化合物の構造を統一的に理解できるようにする。また,化合物のIUPAC命名法、シス-トランス異性と立体配
座ならびに鏡像異性など,有機化合物の分子構造に関する重要事項について学ぶ。さらに,有機化学反応の分類とその進み方について,基本的な概念と考え方を理解す
る。
時間数:90分×1時限×15回
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有機化合物における化学結合を混成軌道の観点から理解する。
電子の動きを巻矢印で表現することができる。
有機化合物の名称をIUPAC命名法で表記できる。また,名称から構造式を描くことができる。
有機化合物の各種異性体の違いを理解する。
有機化学反応の基本的な進み方について理解する。
有機化学II,有機化学演習
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テーマ
有機化学とは何か,有機化学の基礎
化学結合と電子構造(1)
化学結合と電子構造(2)
電子の動きと共鳴(1)
電子の動きと共鳴(2)
構造式と化合物の分類および命名(1)
構造式と化合物の分類および命名(2)
構造式と化合物の分類および命名(3)
シス-トランス異性と立体配座(1)
シス-トランス異性と立体配座(2)
キラル炭素と鏡像異性(1)
キラル炭素と鏡像異性(2)
有機化学反応の分類と進み方(1)
有機化学反応の分類と進み方(2)
有機化学反応の分類と進み方(3)
通常試験
内容・方法等
有機化学の歴史的背景,原子の電子配置
共有結合の成り立ち
混成軌道と分子のかたち
極性結合と電子の動き
共鳴と酸塩基
構造式の表記と有機化合物の分類
構造異性体と命名法(1)
構造異性体と命名法(2)
結合回転による異性
シクロアルカン:環状炭化水素のかたち
鏡像異性体とその区別
生体分子とキラリティ
有機化学反応のいろいろ
有機化学反応の進み方(1)
有機化学反応の進み方(2)
通常試験
授
業
に
必
要
な 事前:教科書の通読による学習内容の概要の把握,疑問点のあぶりだし。
事 事後:教科書,ノートの見直しによる学習内容の確認,演習問題の解答による知識の定着。
前・
事
後
学
習
評
価 通常試験(70%),学習状況(30%)で評価する。
方
法
No 書籍名
著者名
出版社
教
材
1 『ビギナーズ有機化学第2版』
川端 潤
化学同人
著者名
参 No 書籍名
考
1 『ボルハルト・ショアー現代有機化学(上)』
ボルハルト・ショアー
書
2 『ボルハルト・ショアー現代有機化学(下)』
ボルハルト・ショアー
受
講 講義は板書を中心に行うので,しっかりとノートをとること。
心
得
関
連
リ
ン
ク
画
像
ファ
イ
ル
更
新 2015/06/30 09:47:35
日
付
価格
2400
出版社
化学同人
化学同人
ISBN/ISSN
9784759815399
価格
ISBN/ISSN
6500
9784759814729
6500
9784759814736