講義名 内燃機関 ナンバリング EM22-VE4-L

講義名
ナンバリング
開講学部学科
開講学年
開講期
担当者
単位数
授
業
の
目
的
学
習
到
達
目
標
関
連
科
目
内燃機関
EM22-VE4-L-020
工学部 機械工学科
3年
後期
屋代 春樹
2
内燃機関は地球環境問題の観点から出力性能の向上のみならず省エネルギー性、低公害性などを十分に考慮して開発される必要がある。そのためには内燃機関に関連
する基礎知識が必要となる。ここでは、内燃機関のサイクル、火花点火機関および圧縮着火機関の特性、熱効率、性能の計測、使用燃料など全般について理解する。ま
た、性能向上に関連する諸事項を理解する。
時間数=90分×1時限×15回
1
2
3
4
5
6
オットーサイクル、ディーゼルサイクル、サバテサイクルの理論熱効率の算出方法を理解すること
出力とトルク、出力と平均有効圧力、出力と熱効率の関係を理解すること
熱効率と燃料消費率の関係を理解すること
燃料の発熱量を算出できること
吸・排気特性について理解すること
ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンの特徴について理解すること
工業熱力学
テーマ
1
2
総論
エンジンの熱力学(1)
3
エンジンの熱力学(2)
4
出力と効率(1)
5
6
授 7
業
計 8
画
9
出力と効率(2)
出力と効率(3)
要点整理と通常試験
燃料
燃焼(1)
10
燃焼(2)
11
12
13
14
15
16
吸・排気系統
ガソリンエンジン
ディーゼルエンジン
冷却および潤滑
要点整理と通常試験
内容・方法等
内燃機関の位置づけ、エンジンの種類、基本的構造、作動原理などを学ぶ。
熱力学的サイクル、オットーサイクル、ディーゼルサイクルの理論熱効率を学ぶ。
サバテサイクルの理論熱効率を学ぶ。また、3つのサイクル効率の比較、燃料空気サイクル、実際のサ
イクルについて学ぶ。
出力とトルクの関係について学ぶ。
また、理論仕事、図示仕事、正味仕事、平均有効圧について学び、出力と平均有効圧の関係について
学ぶ。
熱効率について学ぶ。そして、出力と熱効率の関係について学ぶ。
燃料消費率、体積効率、充てん効率について学ぶ。
通常試験の実施
石油系燃料の特徴と発熱量の近似式を学ぶ。
オクタン価、セタン価について学ぶ。
燃焼の基本反応式を学ぶ。基本反応を使って発熱量の算出方法を学ぶ。
空気と燃料の理論混合比を導く。
理論燃焼温度算出の考え方を学ぶ。
熱発生率の求め方を学ぶ。
4サイクル機関における吸・排気特性を学ぶ。
混合気の形成、燃焼、点火装置、ノック対策、燃焼室などについて学ぶ。
燃料供給、燃焼、燃焼室などについて学ぶ。
冷却の必要性、熱移動の法則、冷却方法、潤滑の必要性、潤滑方法などについて学ぶ。
通常試験の実施
授
業
に
必
要
な 事前学習:工業熱力学の復習する。
事 事後学習:例題および各章末練習問題をマスターする。
前・
事
後
学
習
評
価
方 通常試験80%、学習状況20%で評価する。
法
No 書籍名
著者名
出版社
価格
教
材
1 『内燃機関』
田坂英紀
森北出版㈱
2400
参
No
書籍名
著者名
出版社
価格
考
1
『なし』
書
受
講 自動車工学Ⅰの復習(エンジンの基礎的な構造の理解)および工業熱力学の復習が必要である。
心
得
関
連
リ
ン
ク
画
像
ファ
イ
ル
更
新 2015/06/30 09:48:43
日
付
ISBN/ISSN
978-4-627-60532-9
ISBN/ISSN