年 科 配 授 目 当 業 学 の 種 度 2015年度 名 化学 年 1年 必 修 ・ 選 択 選択必修 類 講義 単位数 授 2単位 業 C 期 間 A 秋 P 制 対象 授 業 回 数 15 授 業 の 担 当 者 谷尾 宣久 単 位 認 定 責 任 者 谷尾 宣久 授 業 科 目 の 主 題 有機化合物、高分子の基礎について学ぶ。 授 業 科 目 の 概 要 炭素原子の共有結合を含むことに特徴のある有機化合物は、動植物など有機体を構成する化合物で もあり、非常に身近で、多彩な化合物である。また、光科学分野をはじめ、さまざまな分野で興味 ある機能を持つ有機化合物が合成され、注目されている。特に、有機高分子化合物は高性能材料、 高機能材料として、生活を便利で豊かにし、有機化合物の中で重要な位置を占めている。ここでは 、有機化合物、高分子の基礎について、構造と性質の関連に重点をおいて講義する。 授業科目の到達目標 1.有機化合物を定義し、有機化合物の特徴を説明できるようになる。 2.有機化合物の名称をIUPAC命名法に基づき、命名できるようになる。 3.有機分子の形を電子の軌道によって説明できるようになる。 4.有機化合物の反応メカニズムをエネルギー視点から説明できるようになる。 5.有機反応を結合の開裂と生成に基づき分類できるようになる。 6.分光学的分析法により得られた結果から有機化合物の構造を決定することができるようになる 。 7.高分子を定義し、分子的および材料的特徴について説明できるようになる。 8.高分子の重合反応(特にラジカル重合および重縮合)のメカニズムを説明できるようになる。 9.高分子固体の構造と物性の関係を説明することができるようになる。 授業方法・指示・ 出 席 な ど 1.90分の授業は以下のような流れで実施する。 ①前回の演習問題の解答(約10分) ②講義(内容の解説)(約50分) ③問題演習(約30分) 2.演習答案は授業終了時に提出する。 3.提出された演習答案により出席を確認する。 研 究 室 所 在 授業の展開 1.有機化合物とは何か 2.有機化合物の分類と命名法Ⅰ 3.有機化合物の分類と命名法Ⅱ 4.有機分子の結合 5.有機分子の立体化学 6.有機化合物の反応Ⅰ 7.有機化合物の反応Ⅱ 8.有機化合物の構造決定法 9.まとめの演習(中間) 10.高分子とは何か 11.高分子の合成 12.高分子の構造 13.高分子の物性 E213 14.まとめの演習(全体) 15.まとめ 試 験 等 の 実 施 授業外学修について (レポート・課題等の頻 度 及 び 提 出 方 法 ) 中間テスト・定期試験・ 再 試 験 等 に つ い て 定期試験 再試験 課題・レポート等 中間テスト等 その他 ○ ○ × × − 1.定期試験について ①試験範囲は講義の全範囲 ②持ち込みは不可 2.再試験 ①試験範囲は講義の全範囲 ②持ち込みは不可 <授業外学修について> 授業前: ポータルサイトを確認し、テキストに目を通し、授業の目標を押さえておく。 授業後: 演習問題を復習し、理解しておく。 教 参 科 考 文 書 オリジナルテキストを配布する。 献 特になし 成績評価の方法基準 1.定期試験を中心に評価する。 2.定期試験(100点満点)による評価の目安は以下の通りである。 ①「秀」:90点以上 ②「優」:80点∼89点 ③「良」:70点∼79点 ④「可」:60点∼69点 ⑤「不可」:59点以下 3.講義時に行う問題演習に対する取り組み状況(出席)が不良の場合、減点をする。 4.再試験では、目安として60点以上を「可」、59点以下を「不可」と2段階で評価する。た だし追試験対象者については、定期試験と同じ評価基準で評価する。
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