年 科 配 授 目 当 業 学 の 種 度 2015年度 名 道徳教育指導論 年 2年 必 修 ・ 選 択 必修 類 講義 単位数 授 2単位 C 業 期 間 A 春 P 制 対象外 授 業 回 数 15 授 業 の 担 当 者 鈴木 剛(非常勤講師) 単 位 認 定 責 任 者 鈴木 剛(非常勤講師) 授 業 科 目 の 主 題 道徳の「授業」をつくる 授 業 科 目 の 概 要 中学校における道徳教育の現状と課題を検討し、わが国における青少年の人間的成長環境や発達課 題、「生き方」や進路選択の状況を踏まえつつ、中学校における道徳教育の具体的指導の方法につ いての基礎的知見を養う。この授業では、道徳教育に関する教育学説上の位置づけ、近代学校制度 における歴史的特質、諸外国との比較、知育・体育と宗教教育との関連、学校教育課程(学習指導 要領をも含む)における意義などについて概説した上で、具体的授業のプラン(「学習指導案」の作成 )を立て、模擬授業を実践してみることにしたい。そのためにも、資料・題材・テーマの深化が重 要となり、その選択とともに授業参加者相互による検討作業が行われる。 授業科目の到達目標 ・道徳教育の基本理念を理解することができる。 ・道徳の「授業」を自分でデザインし、試みてみることができる。 授業方法・指示・ 出 席 な ど 中間点で、道徳「授業」プランを作成させるので、資料等を日頃から収集すること。その準備と修 正のプロセスの上に模擬授業を行うことになる。 尚、出席は少なくとも2/3以上なければ評価の対象としない。 研 究 室 所 在 − 授業の展開 第1回 はじめに―道徳教育の学校教育における位置と役割を中心に 第2回 道徳教育と人間像―どんな人間になりたいか、させたいか? 第3回 道徳教育の歴史と現在および諸外国における道徳教育 第4回 教育学説における道徳教育と道徳性の発達理論 第5回 学習指導要領における道徳教育の位置づけと「心のノート」 第6回 道徳の授業の展開プラン(「学習指導案」の作成)と資料・題材・テーマについて 第7回 道徳授業の資料・題材・テーマを探す(1)新聞から 第8回 道徳授業の資料・題材・テーマを探す(2)文学作品から 第9回 道徳授業の資料・題材・テーマを探す(3)映画作品から 第10回 道徳授業の展開(1)詩の朗読の実践:谷川俊太郎作品「生きる」を使って 第11回 道徳授業の展開(2)「いじめ」をテーマにして 第12回 道徳授業の展開(3)「生きる意味」「人間の尊厳」「命」「友情」「宗教」 第13回 模擬授業の試み(1)ABグループから 第14回 模擬授業の試み(2)CDグループから 第15回 まとめ―教師と道徳教育 試 験 等 の 実 施 授業外学修について (レポート・課題等の頻 定期試験 再試験 課題・レポート等 中間テスト等 その他 × × ○ × - 道徳授業のプランを立てる準備として、関連資料の準備が課せられる。 度 及 び 提 出 方 法 ) 中間テスト・定期試験・ 再 試 験 等 に つ い て 教 参 科 考 文 書 特に指定しない。 献 参考書については、授業中に提示する。 成績評価の方法基準 授業プランの作成と模擬授業の取り組み(50点)、学期末レポート(50点)の総合的評価による 。
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