授業科目 展開方法 ライフステージ栄養学実習 実習 単位数 1 単位 担当教員 開講年次・時期 小玉 智章・小島 菜実絵 3 年・後期 必修・選択 必修 授業のねらい 栄養管理を行うには、ライフステージによる栄養のポイントや身体的特徴、生活状況の違いを理解しておく必要が ある。本実習では、 「ライフステージの栄養学」で修得した知識をふまえ、事例を通して実際に対象者の栄養的問題を 把握し、栄養ケアプランを立てる能力を身に付ける。あわせて、献立や資料を作成し、適切な栄養教育を行える能力 を身に付ける。 関心・意欲 学生の授業における到達目標 評価手段・方法 評価比率 本実習における事例は将来の管理栄養士業務につながること ・授業態度・授業への を認識し、有事の際に活用できるように自発的に学習できる 参加 10% 思考・判断 対象者の栄養アセスメントの結果から問題点を読み取り、改 ・定期試験 善に向けての適切な方法を選択できる ・授業内レポート 30% 10% 技能・表現 自ら立てた栄養ケアプランに基づいて、対象者に適切な食事 ・授業内レポート 計画を立案できる。 10% 知識・理解 各ライフステージに応じた栄養管理の知識を統合し応用でき ・定期試験 る ・授業内レポート 30% 10% ・態度 出 席 受験要件 合 計 100% 評価基準及び評価手段・方法の補足説明 ・定期試験(60%)および授業内レポート(30%):対象者の栄養アセスメントの結果から問題点を読み取り、改善に向 けての適切な方法を選択できているかを評価する。 ・授業態度・授業への参加(10%) :グループでのケアプラン作成のみならず、実習中の積極的な発言、質問も評価する。 授 業 の 概 要 様々なライフステージの対象者を例に挙げ、栄養アセスメントを行い、栄養ケアプランを作成する。プランに即し た献立を作成し、実際に調理実習を行う。 教 科 書 ・ 参 考 書 教科書:健康・栄養科学シリーズ 応用栄養学改訂第 4 版(南江堂)※ライフステージの栄養学Ⅰで使用したもの 参考書:日本人の食事摂取基準 2015 年版(第一出版)※ライフステージの栄養学Ⅰで使用したもの 授業外における学修及び学生に期待すること 実習で行う内容は、種々の実践現場で必要となる指導技術・対応能力の基本となるものである。したがって、提示 される課題から確実に必要となる情報を自ら発見し、その情報を用いてプログラムを立案できるよう、積極的に取り 組んで欲しい。また、実習実施に必要と考えられる資料等を各自考えて準備することを期待している。 回 テ ー マ 授 業 の 内 容 予習・復習 1 栄養管理の方法と技術 成人期の事例に対するケアプランの作成 成人期の特性の予習、妊婦対象 のケアプランの復習 2 食事計画立案 第 1 回のケアプランに基づいた献立作成 対象のケアプランの予習、献立 の最終確認 3 栄養管理の方法と技術 妊娠期の事例に対するケアプランの作成 妊娠期の特性の予習、妊婦対象 のケアプランの復習 4 食事計画立案 第 3 回のケアプランに基づいた献立作成 対象のケアプランの予習、献立 の最終確認 5 栄養管理の方法と技術 幼児期の事例に対するケアプランの作成 幼児期の特性の予習、妊婦対象 のケアプランの復習 6 食事計画立案 第 5 回のケアプランに基づいた献立作成 対象のケアプランの予習、献立 の最終確認 7 食事計画実践 第 2、4、6 回で立てた献立についての調理実習 調理実習の準備、献立の再検討 8 栄養管理の方法と技術 思春期の事例に対するケアプランの作成 思春期の特性の予習、妊婦対象 のケアプランの復習 9 食事計画立案 第 8 回のケアプランに基づいた献立作成 対象のケアプランの予習、献立 の最終確認 10 栄養管理の方法と技術 高齢期の事例に対するケアプランの作成 高齢期の特性の予習、妊婦対象 のケアプランの復習 11 食事計画立案 第 10 回のケアプランに基づいた献立作成 対象のケアプランの予習、献立 の最終確認 12 食事計画実践 第 9、11 回で立てた献立についての調理実習 調理実習の準備、献立の再検討 13 栄養管理の方法と技術 乳児期の事例に対するケアプランの作成 成人期の特性の予習、妊婦対象 のケアプランの復習 14 食事計画立案 第 13 回のケアプランを含む離乳食の献立作成 対象のケアプランの予習、献立 の最終確認 15 食事計画実践 第 14 回で立てた献立についての調理実習 および調乳 調理実習の準備、献立の再検討 16 定期試験
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