年 度 2015年度 科 目 名 教育心理学 配 当 学 年 2年 必 修 ・ 選 択 必修

年
科
配
授
目
当
業
学
の
種
度
2015年度
名
教育心理学
年
2年
必 修 ・ 選 択
必修
類
講義
単位数
授
2単位
C
業
期
間
A
秋
P
制
対象外
授
業
回
数
15
授 業 の 担 当 者
瀧本 誓(非常勤講師)
単 位 認 定 責 任 者
瀧本 誓(非常勤講師)
授 業 科 目 の 主 題
多様な教育に関連する心理学の基礎とその教育場面への活用方法を学ぶ。
授 業 科 目 の 概 要
人間は生涯を通して多様な環境の中で学び,発達を遂げる。本講義では,心理学の立場から「家
庭」「学校」「地域」といった「学び育つ場」における発達や学習,対人関係,評価と支援など
,教育における対象を理解するために必要な基礎知識を提供する。
主な内容としては,教育心理学の4領域「発達」「学習」「パーソナリティ」「教育評価」につ
いて概観する。さらに,学校等の教育場面の中で生じている心理学に関連する諸問題への関心を深
め,子どもたちの学習や発達への支援に役立つ知見についても学ぶ。
授業科目の到達目標
1.発達と教育との関連性について,「生涯発達」の視点から考えることができる。
2. 「学習」のメカニズムを理解し,学習支援への活かし方を提案することができる。
3. 「適切な教育評価」を理解し,学習支援への活かし方を提案することができる。
4.「パーソナリティ」「知能」等の個人差とその測定方法について理解し,適切に判断できる。
5.「障がい」や「不適応」について理解し,適切な心理教育的支援について検討できる。
授業方法・指示・
出
席
な
ど
1.授業はスライドとプリントを用いて行います。教科書は予習と復習で使用します。予習につい
ては,授業内で次回までに読むべき箇所を指示します。
2.授業開始時10分程度,前回の復習を行った後,その日の本題に入ります。本題に入ってからの
教室への入室は遅刻とします。
3.授業中は口頭説明や板書,疑問点などを書き込み,配布されたプリントはノートに貼り付けて
整理しましょう。後で,自分で調べたことなども書き加えるとわかりやすいノートになるでしょう
。
※ 自筆ノートおよびノート貼付されたプリントは,試験時に持ち込み可とします。ノートは,
授業内容の振返りのためにも,毎回必ず持参すること。また,質問,意見などあれば,
いつでも直接あるいはメール([email protected])等で遠慮無く申し出てください。
4.振り返りカードで出席確認を行います。振り返りカードには,授業でわかったこと,わからな
かったことを記入してください。
5.授業中に質問や意見を述べることを大歓迎します。その際,手を挙げ,氏名を伝えてから,述
べるようにしてください。
6.受講人数や理解度に応じて,授業の内容や流れを調整することがありますので了承ください。
研 究 室 所 在
授業の展開
1.教育心理学を学ぶ意味
2.学習のメカニズム
3.学習方略
4.動機づけのメカニズム
5.動機づけの応用
6.教育評価の目的と方法
7.記憶の理論を活かす
8.メタ認知と学習観
−
9.前半のまとめ
10.発達の理論
11.発達の諸相
12.パーソナリティの理解
13.知能の理解
14.障がいの理解
15.後半のまとめ
試 験 等 の 実 施
授業外学修について
(レポート・課題等の頻
度 及 び 提 出 方 法 )
中間テスト・定期試験・
再 試 験 等 に つ い て
定期試験
再試験
課題・レポート等
中間テスト等
その他
○
○
○
×
○
【予習/復習】
1.講義前には,シラバスで内容を確認の上,教科書,参考文献,ノートなどで予習を行いましょ
う。
2.講義後は,自らわかりやすいノートを作成することで復習を行いましょう。
3.ノートには板書のみではなく,疑問点や自ら調べた内容も記入しておきましょう。疑問点は
,そのままにせず解決しておきましょう。配布されたプリントは,その日のうちにノートに貼り付
け,口頭の説明も書き加えて整理しましょう(定期試験の項も参照のこと)。
【定期試験】
1. 論述問題と穴埋め問題を出題する予定です。
2. 論述問題において板書をそのまま書き写した答案は採点対象外となります。論述問題では,講
義内容を踏まえ,意見を述べ,その意見の根拠を述べるようにしましょう。論述問題においては
,参考にした文献の引用を必ず行ってください。ただし,インターネットからの引用は著者・作者
名と刊行年・作成年が不明の文献は引用できません。
3. 試験では,自筆のノートを持ち込み可とします(コピーは不可)。プリントはノートに貼り付
けて整理されているもののみ,持ち込み可とします。
4. 定期試験のほかに,授業内容に関する知識や理解度を確認するため,診断的評価や形成的評価
として簡単なレポートや振り返りカードへの記入を求めることがあります。平常時の知識や理解度
を知りたいため,試験前に告知はしません。日常的に教科書を読んだり,ノート作成をして復習を
行っておいてください。
教
参
科
考
文
書
・藤田 哲也(編著)(2007).絶対役立つ教育心理学−実践の理論,理論を実践 ミネルヴァ
書房
献
・鎌原雅彦・竹綱誠一郎(著)「やさしい教育心理学 第3版」有斐閣
・桜井茂男(編)「たのしく学べる最新教育心理学−教職にかかわるすべての人に」図書文化社
・中澤 潤(編)「よくわかる教育心理学」ミネルヴァ書房 など授業中に紹介します。
成績評価の方法基準
①定期テスト(90%) ②出席カードの記述や授業中の課題(10%)
③プラスαとして,積極的な取り組み(疑問点を明らかにするために,自ら探究し,質問や自らの
意見を述べるという自学自習の取り組み)の有無によって加点あるいは減点(遅刻等)を行います
。
→以上①∼③を総合的に評価します。