- - - - 年度 - - - 2015 - 開講学期 授業科目名 - - セット科目名 - - - - 2 - - - 時間割コード 担当教員名 - 0010 家井 美千子 Japanese Literature 曜日 ●1 - 単位数 日本の文学 授業科目名:英語 重複科目名 - 前期 月 校時 時間割コード 3・4 0010 担当教員研究室 【凡例】 担当教員オフィスアワー ●:当該科目 開講情報 人社−1−608 月曜12:10∼12:55(メール等で予約が望ましい) □:同時に履修すべき 科目(セット科目) 学部・大学院・他 主な対象学生 科目の情報 学科・課程・専攻 コース・講座・領域・専修 コース・サブコース・科・選修 学年 人文社会科学部 2 工学部 1,2 農学部 2 科目の種別 全学共通教育科目 いわて5大学単位互換科目 履修上の条件 他の担当教員 5名 ESDとの関連 他学部開講科目 公開授業講座 キーワード 区分 高大連携科目 語りもの、伝統芸能、物語 学位授与方針との関係 日本の伝統文化を理解することを通して、大学の教育理念である、幅広く深い教養と総合的な判断力の涵養と、地域 に対する理解とグローバル化に見合う国際理解力の育成を目指す。 授業の目的 近代以前の日本人のものの考え方を知り、それが現在の私たちにどのような影響を及ぼしているのかについて、文学 作品を通して読み取る能力を養う。 到達目標 近世の物語を実際に読む体験を通じて、書物に対する価値観が変容していることを知ること。 比較的現代に近い古典の文章に慣れ、伝統芸能についての教養を身につけること。 自分の意見を、他者との違いを明らかにしながら表現できること。 授業の概要 現代の私たちは、読書とは一冊の書物に活字が印刷してあるものを黙読することだと考えやすいが、それが常識と なったのは歴史的にはつい最近で、しかも今まさにこの常識が「常識」ではなくなりつつある。つまり読書形態が変 わりつつあるが、以前にもこのような変動の時期があった。そこで、読書が印刷された冊子体のものを黙読すること ではなかった時代の物語体験について、最初の大衆的な印刷物の一つである「お伽草子」を例に、そこに集められた 物語はどのようなものであったか、それが時代の変遷とともに受け止め方がどのように変化したのかを、個別の物語 の読みを通して考えてみる。 授業の形式 講義形式を主とするが、授業中の口頭による質疑応答や意見聴取、また授業の最後に必ずレスポンスカードへの書き 込みを課し、それを次回以降に紹介する。 授業外学習 参考資料を図書館等で調査すること。また、日常の行動の中で、物語につながるものや出版物に注意を向け、その内 容を意識的に分析すること。 成績評価の 方法と基準 評価方法 割合 授業参加態度 評価観点 関心・意欲 知識・理解 技能・表現 10% 意欲 理解 思考 レスポンスカード 30% 表現力 思考 意欲 期末テスト 40% 理解 思考 表現力 課題レポート 20% 読解力 思考判断力 表現力 思考・判断 評価の基準 受講態度(レスポンスカードの内容等)と、小レポート、および期末試験の内容を総合して評価する。成績の基本は期末 テストであるが、それに受講態度、小レポートの内容による評価を加味する。 レスポンスカードの提出が全開講数の3分の2を切るものは、期末試験を受けることはできない。 試験の具体的な内容については、試験期間前の授業で説明する。 レポートや試験では、自らの考えを構築するために課しているので、他人の考察を丸写しにしているものは評価しない。 履修における留意点 レスポンスカードは出席票ではないので、記入内容が3行以内のものは提出と認めない。また記入する内容は、講義 の進行に応じて変化する。レスポンスカード内容は、時々全体に紹介し、他の受講者の意見がどのようなものかを考 える契機とする。 教科書 / 教材 参考書
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