平成 27 年 10 月 14 日 情報数理Ⅱ 課題シート3(第 2 章 数値の表現) 1.補数による負数の表現 【基礎課題 2-1】 次の 10 進数を( )内で指定したけた数の 2 進数で求めてください。 負数は2の補数で表現します。 ① -7(4けた) ② -12(8けた) ③ -56(8けた) 【基礎課題 2-2】 次は2の補数を用いて表した 2 進数の負数です。これらは 10 進数で表 すとどのような値になりますか。 ① 1011 ② 1110 ③ 11011101 【基礎課題 2-3】 n ビットの 2 進数で表現できる数値の範囲はどうなるでしょうか?空 欄を埋めてください。ただし、負数は2の補数で表すものとします。 - ~ 2.固定小数点表示 【基礎課題 2-4】 次の 10 進数を 8 ビット固定小数点表示で表してください。ここで、小 数点の位置は 3 ビット目と 4 ビット目の間とし、負数は2の補数で表現するものとします。 7 ① -3.625 6 5 4 . 3 2 1 0 ② -7.75 今度は小数点の位置を 2 ビット目と 3 ビット目の間とした場合、以下の 10 進数はそれぞ れどのようなビット列になりますか。 ③ -3.625 ④ -7.75 【応用課題 2-1】 次のビット列は、ある 10 進数を 8 ビット固定小数点表示で表した時の ものです。ただし、小数点の位置は 3 ビット目と 4 ビット目の間としており、負数は2の 補数で表しています。このとき、元の 10 進数を求めてください。 10100110 1 平成 27 年 10 月 14 日 3.浮動小数点表示 【基礎課題 2-5】 2 進数で表す浮動小数点表示における仮数が正規化されている理由とし て、適切なものは次のどれですか?(平成 19 年度春) ア 固定小数点とみなして大小関係が調べられるようにする。 イ 四則演算のアルゴリズムが簡素化できる。 ウ 表現可能な数値の範囲を拡大する。 エ 有効数字のけた数を最大に保つ。 【基礎課題 2-6】 次のような 16 ビット浮動小数点表示を考えます。 最上位ビット(左端)は符号ビット : 仮数部が正:0、仮数部が負:1 2 番目から 8 番目の 7 ビットは指数部 : 2を基数とし、負数は2の補数で表現 9 番目から 16 番目までの 8 ビットは仮数部: 2 進数、絶対値表示。0.xxx で正規化 この 16 ビット浮動小数点表示で、次の 10 進数を表してください。 ① 15.75 ② 0.125 【応用課題 2-2】 【基礎課題 2-6】と同じ 16 ビット浮動小数点表示を考えます。この表 示で表した次のビット列は、10 進数で表すと何になりますか。 0000010010000010 【基礎課題 2-7】 次のような 16 ビット浮動小数点表示を考えます。 最上位ビット(左端)は符号ビット : 仮数部が正:0、仮数部が負:1 2 番目から 9 番目の 8 ビットは指数部 : 2を基数とし、+127 する。 10 番目から 16 番目までの 7 ビットは仮数部: 2 進数、絶対値表示。1.xxx で正規化 この 16 ビット浮動小数点表示で、次の 10 進数を表してください。 ① 15.75 ② 0.125 【応用課題 2-3】 【基礎課題 2-7】と同じ 16 ビット浮動小数点表示を考えます。この表 示で表した次のビット列は、10 進数で表すと何になりますか。 1100000100000010 2 平成 27 年 10 月 14 日 4.過去問題からのピックアップ 【応用課題 2-4】 2 の補数で表された負数 10101110 の絶対値はどれか。 (平成 20 年度秋) ア 01010000 イ 01010001 ウ 01010010 エ 01010011 【応用課題 2-5】 負数を2の補数で表すとき、すべてのビットが1である n ビットの 2 進数”1111・・・11”が表す数値又はその数式はどれか。 (平成 20 年度春) ア –(2n-1-1) -1 イ ウ 0 エ 2n-1 【応用課題 2-6】 負数を2の補数で表す 8 ビットの数値がある。この値を 10 進数で表現 すると-100 である。この値を符号なしの数値として解釈すると、10 進数で幾らか。(平成 17 年度春) ア 28 イ 100 ウ 156 エ 228 【応用課題 2-7】 次の 24 ビットの浮動小数点形式で表現できる最大値を表すビット列を、 16 進数として表したものはどれか。ここで、この形式で表現される値は(-1)S×16E-64×0.M である。 (平成 18 年度秋) 0 1 S 7 8 23 E M 指数部(E):実際の指数に 64 仮数部(M):絶対値表現 を加算したもの 0≦E≦127 仮数部の符号(S):0 は非負、1 は負 ア 3FFFFF イ 7FFFFF ウ BFFFFF <応用課題提出の仕方> 次の要領で、解答を森田までメールで送って下さい。 宛先:[email protected] 件名:学籍番号 氏名 情報数理(日付) 例)S130001 学院太朗 情報数理(10/14) 解答:メール本文に記述する。 応用 2-1 ・・・ 応用 2-2 ・・・、等々 提出期限:講義で指示 3 エ FFFFFF
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