5月 14日 - 旭ヶ丘小学校

須坂市立旭ヶ丘小学校
学校だより
精一杯 自分の花を 咲かせよう
平成27年
5月14日(木)
明るい挨拶
4月と5月の生活のめあては、
「明
るく挨拶をし、無言で清掃をしよう」
です。4月下旬には「挨拶・清掃週
間」を設け、児童集会では代表委員
会が挨拶について全校に呼びかけま
した。朝、昇降口で元気な挨拶の声
が聞かれるようになりました。学校
へのお客さんや業者さんにも進んで
児童集会で挨拶について呼びかける代表委員
挨拶する姿が見られます。学校の中の明るく元気な挨拶の声が各家庭だけではなく、この旭ヶ丘地
区全体に広まってほしいと願っています。
5月の校長講話から「挨拶の宿題」
今日、朝起きてから学校に来るまで、どのくらい挨拶ができましたか。
地域には、皆さんの安全を見守ってくださっている大人の方が何人かおいでです。その一人の中谷
さんからお話をお聞きしました。
「毎朝、旭ヶ丘小学校の皆さんに『おはよう』の挨拶をすると、みんなそれぞれに挨拶をしてくれ
て、とても元気がでます。」
「昨日は元気だった子が、元気なさそうにしていると、ちょっと心配にな
って声をかけると、声は出なくてもちゃんと目で挨拶をしてくれます。次の日は、どうかなと思って
いると、友達と楽しそうに笑顔で登校してくる。『おはよう』と声をかけると、明るく元気に『おは
ようございます』と挨拶が返ってくる。そんな時は、とってもうれしいです。」と話してくださいま
した。また、
「おはようの挨拶だけでなく『いって帰り!』と声をかけるのです。それは、今日も元
気に学校へ行って、友達といっぱい遊んで、一生懸命勉強して、そして、帰りのランドセルには楽し
かった一日のお土産をいっぱい入れて帰ってくるように、という意味で『いって帰り!』と声をかけ
ているのです。」とも話してくださいました。さらに、
「地域のお年寄りは旭ヶ丘小学校の子ども達が
地域で元気に挨拶してくれると、とっても元気が出るのですと、みんな言っています。私も毎朝旭ヶ
丘小学校の子ども達に挨拶をして、逆に子ども達から元気をもらっているのです。私は、旭ヶ丘小学
校の子ども達は、日本一のいい挨拶をしてくれる子ども達だと思っています。」と続けてお話されま
した。そんなお話をお聞きして、校長先生もとってもうれしい気持ちになりました。
(中略)
明るい挨拶を自分から、友達や家族、地域の人にた
くさんして、うれしかったり気持ちがよかったり、気
づいたりしたことを校長先生に教えてください。次の
三つから一つを選んで挑戦してください。①自分の体
験をもとに作文を書いて見ること。②皆さんを見守っ
てくれている地域の方に感謝の手紙を書くこと。③挨
拶の標語を作ること。これが校長先生から皆さんへの
挨拶についての宿題です。挨拶の良さが体験できるよ
うに、いっぱい挨拶をして、挨拶の良さを校長先生に
教えてください。
中谷さんと挨拶を交わして登校する子ども達
無言で清掃
4月、5月の生活のめあてのもう一つは無言
清掃です。これについても児童集会で整美委員
会がよびかけてくれました。無言で取り組むだ
けでなく、時間正確に始めること、時間いっぱ
い頑張って取り組むことも呼びかけました。清
児童集会で清掃について呼びかける整美委員
掃の時間になると、昼休みの時間に聞こえてい
た子ども達の声がほとんど聞こえなくなります。清掃場所をのぞいてみると、黙々と取り組んでい
る子ども達が多くなってきたのが分かります。無言清掃では、話したくても話さない「がまん」の
力が必要です。がまんできるようになって、黙って清掃ができるようになると、先生や友達から離
れて自分独りで動けるようになります。自分独りになれると、自分の心が働き、いろいろなことに
「気づく」ことができるはずです。
「気づき」が生まれると、子ども達の学校生活を支えてくれてい
る校舎や机やトイレに感謝の気持ちをもって、自分から進んで清掃のできる人になります。
「無言清
掃」を通して、自分の心を働かせ、物を大切にできる子ども達になってほしいと願っています。
命を守る学習
交通安全教室
避難訓練
集団下校訓練
4月10日に交通安全教室を行いました。1~2年は実際に道路を使って正しい歩行の仕方を、
3~6年は校庭の模擬コース又は道路での自転車の正しい乗り方について学習しました。それに関
連して、連休前に自転車の乗り方についての資料を配付いたしましたが、ご覧いただけたでしょう
か。子ども達にとってとても便利な自転車ですが、事故に遭ったり加害者となったりしないよう、
学校でも家庭でも指導を続けたいものと考えています。また、火事を想定した避難訓練、台風の接
近等を想定した集団下校訓練も行いました。学校が安心・安全の場所であるように努めると共に、
こうした学習や訓練を通して、子ども達が自分で判断し、自分で自分の命を守る力を培ってほしい
と願っています。
家庭訪問 ありがとうございました
児童数の多い2年・3年が本日まで家庭訪問を行い、全ての学年の家庭訪問が終わります。家庭
のこと、お仕事のことで忙しい中にも関わらず都合を差し繰っていただき、ありがとうございまし
た。子ども達の家庭での生活の様子、学校での様子についてお話ができたことを、学校での今後の
指導に活かしてまいりたいと考えております。
子ども達をさらに伸ばすためには、学校と家庭との連携が不可欠です。どんな些細なことでもけ
っこうですので、ぜひ担任と連絡を密にしていただき、子どもを共に育てる「共育」、協力しながら
子どもを育てる「協育」を目指したいと思います。今後とも相談、協力、支援をお願いいたします。