名古屋大学 理学部、農学部、医学部、情報文化学部

理科(生物)
名古屋大学 理学部、農学部、医学部、情報文化学部(自
然情報学科)(前期)
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試験時間
<全体分析>
情報文化学部(自然)
医・理・農学部
1科目で75分
2科目で150分
解答形式
穴埋め・記述・選択・計算・論述・描図
分量・難易(前年比較) 分量(減少・変化なし・増加) 難易(易化・変化なし・難化)
出題の特徴
昨年同様 4 題の出題であった。基本と応用、知識と考察がバランスよく出題されている。知識問題は標準的
であるが、考察問題の中には論述しにくい問題も含まれている。問題文が長文であるので、ポイントを把握
して解答する。
その他トピックス
生物の情報伝達手段について仮説を立て、その検証実験を提案する問題が出題された。物理的、化学的知識
と柔軟な思考力が必要である。
<大問分析>
番号
出題形式
出題分野・テーマ
範囲
Ⅰ
穴埋め
記述
選択
論述
植物の反応
生物
コケ植物の細胞伸長や光受容体、屈性に関する知
識問題と考察問題である。
Ⅱ
穴埋め
記述
計算
論述
遺伝子
遺伝
生物
Ⅲ
記述
論述
個体間の情報 生物
伝達
染色体の構造に関する知識問題、性決定や伴性遺 標準
伝に関する考察問題である。伴性遺伝に関する問
題は演習の経験がない受験生には難しい。(2)体細
胞の核なので、約 60 億塩基対であることに気を付
ける。
ある生物の情報伝達手段を考察し、指定された実 やや難
験器具を用いて調べる方法とその結果を考える問
題である。解答例以外にも、さまざまな解答が考
えられる。
Ⅳ
記述
論述
描図
種間関係
生物多様性
生物基礎
・生物
コメント(設問内容・答案作成上のポイントなど) 難易度
種間競争、生物多様性、中規模かく乱仮説に関す
る知識問題と相利共生に関する考察問題である。
標準
標準
※難易度は5段階「難・やや難・標準・やや易・易」で、当該大学の全統模試入試ランキングを基準として判断し
ています。
<学習対策>
生物基礎・生物の全分野から、様々な形式で総合的に出題される。記述・選択・計算は基本的~標準
的なものが多いので、まず基礎的な知識を確立する。考察は応用的なものも出題されるので、問題文や
図表をよく理解して考察を進める。問題集などを活用して、典型的な論述を習得する。
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2016 年