2016年2月29日投資情報室週間市場レポート（2016年2月22日～26日）（1）日本の株式・債券市場株式市場の動き 22,000 (円）（2013年1月4日～2016年2月26日、日次） (ポイント） 2,000 20,000 1,800 18,000 1,600 16,000 1,400 14,000 1,200 ■先週の日本株式市場（日経平均株価）は、週半ばにかけては、原油価格や世界景気の先行きへの不透明感などから乱高下しました。週末にかけては、米国株価の上昇や原油価格の下げ止まり、円高の一服などを受けて上昇しました。（週末引け値：16,188.41円） ■週間では、日経平均株価は1.39％の上昇､東証株価指数は1.51％の上昇でした。日経平均株価（左軸） 12,000 1,000 東証株価指数（右軸） 10,000 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 800 16/1 (年/月）出所：ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成債券市場の動き ■先週の日本債券市場（10年国債）は、週初は前週末の原油安や円高の動きを受けて買いが優勢となり、金利はマイナス水準に低下しました。その後は持ち高調整と見ら 1.2 れる売りもあって横ばいで推移しました。週後半は、日銀 1.0 (％）（2013年1月4日～2016年2月26日、日次）日本 10年国債金利の国債買い入れオペをきっかけに、一段と需給の引き締まりが意識されて買いが先行しました。金利は、週末にか 0.8 けて3営業日連続で過去最低水準を更新し、26日（金）に 0.6 は一時－0.075％まで低下しました。 0.4 （週末引け値：－0.065％） ■週間では、10年国債金利は0.078％の低下でした。 0.2 0.0 ‐0.2 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 (年/月）出所：ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。 ●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 1/2 <審査確認番号H27-TB205> （2）米国の株式市場市場の動き（ドル） ■先週の米国株式市場（ＮＹダウ）は上昇しました。週前半に（2013年1月4日～2016年2月26日、日次） 20,000 は、サウジアラビアが減産に対し消極的な姿勢を示したことから原油安となり売られる局面もありました。その後週末ま 18,000 では、原油価格の反発や欧州株価上昇などから堅調に推移しました。26日（金）は良好な米経済指標を好感し続伸し 16,000 て始まったものの、原油価格の下落や週末を控えた持ち高調整の売りなどにより反落して引けました。（週末引け値： 14,000 16,639.97ドル）ダウ工業株30種平均 12,000 ■週間ではNYダウは1.51％の上昇となりました。 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 (年/月）出所：ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成（3）外国為替市場市場の動き（円）（2013年1月4日～2016年2月26日、日次）（円） 130 160 120 150 110 140 100 130 ■先週の米ドル/円相場は、週初は原油価格や米株価が上昇したことなどを受けてドル高円安傾向となりました。週半ばには、サウジアラビアが減産に消極姿勢を示したことから原油価格や米株価が下落してリスク回避姿勢が強まり、一時111円00銭～10銭水準まで円高が進みました。週末にかけては、原油価格や米株価の上昇、相次いで良好な米経済指標が発表されたことなどから米景気への警戒感 90 が後退して、ドル買いが優勢となりました。（週末引け値： 113円95銭～114円05銭） 120 米ドル/円（左軸）ユーロ/円（右軸） 80 110 13/1 13/7 14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 (年/月） ■週間では米ドル/円は1.22％の円安、ユーロ/円は0.54％の円高となりました。出所：ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。 ●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 2/2