開設講習名 幼児を惹きつける「造形素材としての木片」 講習会場 山口学芸大学 開 設 日 平成 27 年 8 月 27 日 受講者募集期間 履修認定対象職種 受講料等総額 平成 27 年 5 月 26 日~平成 27 年 6 月 3 日 教諭 6,000 円 講 師 佐藤智朗 会場所在地 時間数 山口県山口市 6 時間 履修認定時期 主な受講対象者 受講予定人数 24 名 平成 27 年 9 月 15 日まで 幼稚園教諭 (うち受講料以外の経費) 【到達目標】 幼児の表現意欲を引き出す造形素材としての木片の価値や特徴について。また、表現の幅を広げ、活発にする道具や補助材、教師 の役割について理解を深める。 幼稚園教育の中での造形表現活動の位置づけや他の領域との関連を踏まえた教育課程や指導計画が作成できる。 活動を振り返る(評価・改善)手立て、あるいは、保護者の理解を得る手立てとしての記録(ポートフェリオ)の取り方を学ぶ。 【講習の概要】 (1)幼児の表現意欲を引き出す造形活動<講義> ①材料と道具(手を含む)とイメージの関係(手を使った造形活動の意味) ②造形素材としての木片の価値や特徴について ③表現の幅を広げ、活発にする道具や補助材の特徴や活かし方について (2)造形体験<演習> ①基本的な活動A(木片のみを使った活動)…分ける(比べる)、並べる(つなぐ)、重ねる、立てる、積む、組み合わす(構成)する ②基本的な活動B(道具を使った活動)…ペンチ、のこぎり、金槌 ③接着剤・補助材料を使った活動…木工用ボンド、グルーガン、紐、釘、枝、木の実 ④発展的な活動A…絵を作る ⑤発展的な活動B…使えるものを作る(顔、ネームプレート)、遊べるものを作る(ビー玉ころがし) ⑥発展的な活動C…立体的な動物を作る (3)造形表現活動における教師の役割について<講義> ①幼児の意欲を引き出すテーマ設定・環境構成(材料・補助材の準備)・言葉掛け ②ものを大切にする姿勢(ゴミを出さない工夫) (4)題材・テーマ設定、他の領域との関連、活動の連続性について<講義> (5)活動を振り返る(評価・改善)手立て、あるいは、保護者の理解を得る手立てとしての記録(ポートフェリオ)の取り方<演習> 【評価の方法・評価基準】 評価の方法:筆記試験及び作品の評価(講義内容、演習中の活動内容や制作した作品の振り返り) 評価基準:合格・・・講義・演習の内容を理解し、実際の保育に生かすことができる。(筆記試験 50%、演習中の作品 50%) 不合格・・・上記以外 【テキスト・参考資料】 幼稚園教育要領。参考資料は、当日配布予定。 【受講者への伝達事項】 筆記用具を持参してください。また、動きやすい服装・靴で参加してください。
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