開設講習名 市民のための分かりやすい防災の知識 講 師;pdf

開設講習名
市民のための分かりやすい防災の知識
講習会場
山口大学常盤キャンパス
開 設 日
平成 27 年 6 月 20 日
受講者募集期間
平成 27 年 4 月 9 日∼平成 27 年 4 月 17 日
履修認定対象職種
教諭・養護教諭・栄養教諭
受講料等総額
6,000 円
講
師
松田博・羽田野袈裟義
会場所在地
時間数
山口県宇部市
6 時間
履修認定時期
主な受講対象者
受講予定人数
50 人
平成 27 年 8 月 13 日まで
全教員
(うち受講料以外の経費)
【到達目標】
豪雨による重要な災害として、土砂災害ならびに河川災害を取り上げ、それらの災害の発生の仕組みと有効な災害対策について解
説する。そして天気予報から災害発生の可能性を察知し、日常生活や教育活動における危機回避の知恵を身につける。
【講習の概要】
この講習では、地盤災害および河川災害に関わる防災ついて解説する。具体的には次のようである。
土砂災害:
(1) 豪雨による土砂災害として、主として山口県内の道路、鉄道、住宅等が被災した事例を通して、近年の豪雨による土砂災害の特徴
を紹介する。また土砂災害の一例として、豪雨によって斜面崩壊が生じるメカニズムを理解することによって、豪雨時の防災意識の
向上を図る。
(2) 具体的には、降雨によって山腹斜面で生じる崩壊の形態、地下水の影響あるいは地山の状況を観察するためのポイント等につい
て学ぶ。
河川災害:
(1) 平成 25 年 7 月山口・島根豪雨による災害の実態を紹介し、河川災害事例の分析を通して防災のイメージをつくる。特に、ゲリラ豪
雨と呼ばれる集中豪雨が日本中どこで起こっても不思議でないこと、河川災害では雨の強さと流域面積が重要であること、ダムの洪
水調節効果、河川堤防は湾曲部の外岸側で決壊しやすいこと、などを認識する。
(2) 入門テキストの要約メモを利用して、河と人との関わり合い、河川の流れに関わる事項・現象、治水対策のための河川工作物とその
役割、河川の治水計画の概要を理解し、河川災害の防災・減災のためのノウハウを学ぶ。
【評価の方法・評価基準】
評価の方法: 筆記試験
評価基準: 合
格: 講義の内容を理解し、説明できる。
不合格:上記以外
【テキスト・参考文献】
事前にテキスト(資料)を配布予定。
参考文献: 「社会基盤工学」(実教出版)
【受講者への伝達事項】
筆記用具、電卓(携帯電話可)を持参してください。
上記の参考文献「社会基盤工学」(価格 1050 円)は講座内容の肉付けの他に周辺情報を盛り込んでいます。この書の購入を希望され
る方には、まとめて注文しますので、5 月 15 日(金)までに、所属、氏名、電話番号の情報と共に希望の旨をメールでお知らせ下さい。(メ
ールアドレス:[email protected])。なお、この書籍は、講習当日、山口大学生協書籍部が教室で申込者に販売します。