SMBC 三井住友銀行 FX MARKET REPORT 市場営業推進部 2015年3月9日(月曜日) ●米ドル/円相場推移 【先週末の主要通貨レンジ】 121.50 121.00 (データ出所:ロイター) 9:00 TKY 17:00 海外 CLS ドル円 120.06/08 119.92-0.19 120.10/12 119.90-1.29 120.83/85 ユーロドル 1.1031/33 1.1012-032 1.1024/26 1.0843-026 1.0845/47 ユーロ円 132.44/48 132.18-2.50 132.40/44 130.94-2.45 131.05/08 ボラティリティー ドル円 1M ATM (前日比) 9.00% (+0.45) 1M R/R 0.25JPY PUT ユーロ円 9.70% (+0.00) 1.60EUR PUT 終値 (前日比) 株式 日・日経平均 18,971.00 (+219.16) 米・NYダウ 17,856.78 (-278.94) 米・NASDAQ 4,927.37 (-55.44) 独・DAX 11,550.97 (+46.96) 英・FT100 6,911.80 (-49.34) 日10年国債 0.385% (-0.015) 米10年国債 2.244% (+0.129) 米 2年国債 0.727% (+0.080) 独10年国債 0.386% (+0.050) 英10年国債 1.952% (+0.107) 金(NY) 1,164.30 (-31.90) CRB 220.14 (-1.98) WTI 49.61 (-1.15) 120.50 【通貨オプション】 120.00 (TKY CLOSE) 119.50 119.00 【その他市場】 118.50 ●ユーロ円相場推移 2/27 3/2 3/3 3/4 3/5 3/6 135.00 134.00 債券 133.00 132.00 商品市況 131.00 130.00 2/27 3/2 3/3 3/4 3/5 3/6 【先週末のトピックス】 【為替相場動向】 <東京時間> ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁・・・「FRBは年央までに利上げを真剣に議論すべき」 「様子見後に急激に利上げするよりも、早期に段階的に利上げするほうが安全」 「米利上げ、開始すれば引き上げ幅は25BPに、毎回実施ではない」 「FRB、3月のFOMC声明で『忍耐強く』の文言を削除すべき」 独1月鉱工業生産・・・前月比+0.6%(予想+0.5%、前回+0.1%→+1.0%) 強い雇用統計を受けて、ドル円は一時121円29銭の高値を付けた 東京時間のドル円は120円丁度近辺、ユーロ円は132円台半ばでスタート。仲値公表にか けてドル売り・円買いの動きがやや強まったことから、ドル円は一時119円92銭まで下落。し かし同日夜に米国雇用統計発表を控えて市場参加者の動意も乏しく、概ね120円丁度を挟 んでの動きに終始。ユーロ円は、132円台前半を中心とした動きが続いた。 <海外時間> ユーロ圏第4四半期GDP改定値・・・前期比+0.3%(前回+0.2%) 米2月失業率・・・5.5%(予想5.6%、前回5.7%) 米2月非農業部門雇用者数・・・+295千人(予想+240千人、前回+257千人→+239千人) 米2月時間当たり平均賃金・・・+0.1%(予想+0.2%、前回+0.5%) 欧州時間序盤は、ユーロ安再開。対ドルでは1.10ドル割れ、対円でも131円台半ばへと下 落。一方ドル円は目立った動意はなく、120円丁度近辺での小動きに終始。 NY時間、発表された米雇用統計は失業率、非農業部門雇用者数ともに市場予想を上回 る(左記)内容。時間当たり平均賃金もほぼ予想通りの結果。米雇用統計の好結果を受け、 米長期金利(10年債利回り)は2.25%付近まで約0.1%急騰し、ドル円も一時121円29銭の高 値へ。尤も、米国の利上げ前倒し観測を嫌気してNYダウが下落したことを受け、ドル円はじ りじりと120円台半ばへ下落。その後は120円台後半での推移となった。一方ユーロは、ドル 全面高を背景に欧州時間に続いて下げ幅を広げる結果となり、対ドルでは11年半ぶりの ユーロ安水準となる1.08ドル台半ば、対円でも130円台後半へと値を下げた。 今週は米国の小売売上高に注目 強い米国雇用統計の結果を受けた米10年債利回り上昇を背景に、為替は全般的にドル 買いとなった。今週も米金利上昇を背景としたドル買いの流れが継続すると考え、ドル円は 2014年12月8日の121円86銭を目途にじり高の展開を予想する。一方、今週は、ユーロ圏で 独貿易収支、仏CPI、米国で小売売上高、PPI等の発表が予定されている。先月の米国小売 売上高は市場予想を下回る弱い結果だったことから、今月も弱い結果となれば足元のドル 上昇トレンドに水を差す懸念がある。 【本日の行事・経済指標等】 <国内> 1月国際収支 10-12月期実質GDP(2次速報) <海外> ユーロ圏財務相会合 コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演 2月景気ウォッチャー調査 中曽日銀副総裁講演 メスター・クリーブランド連銀総裁講演 フィッシャー・ダラス連銀総裁講演 【ドル円・ブルベアイメ ージ】 ベア ニュートラル 【ユーロ円・ブルベアイメ ージ】 ブル ベア ニュートラル ブル 本資料は純粋に情報提供を目的とし、弊行が信頼に足り、正確であると判断した情報に基づき作成されていますが、弊行はその情報の正確性や完全性を保証するものではありません。記載された意 見や予測等は、作成当時の筆者の一見解を示すのみであり、今後予告なしに変更されることがあります。本資料は、いかなる取引の勧誘や推奨を行うものではありません。 記載された内容を投資等にご利用なさる際には、くれぐれもご自身の判断でなさるよう、お願い申し上げます。本資料の一部又は全部を問わず、弊行の許可なしに複製や再配布することを禁じます。本 件に関するお問い合わせは、お取引の三井住友銀行の窓口までお願い致します。
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