SMBC 三井住友銀行 FX MARKET REPORT 市場営業推進部 2015年3月2日(月曜日) ●米ドル/円相場推移 【先週末の主要通貨レンジ】 120.50 120.00 (データ出所:ロイター) 9:00 TKY 17:00 海外 CLS ドル円 119.37/39 119.11-9.41 119.28/30 119.26-9.80 119.69/71 ユーロドル 1.1202/04 1.1199-219 1.1214/16 1.1176-245 1.1197/99 ユーロ円 133.72/76 133.52-3.80 133.77/80 133.45-4.26 134.02/06 ボラティリティー ドル円 1M ATM (前日比) 8.65% (+0.65) 1M R/R 0.10JPY CALL ユーロ円 9.60% (+0.75) 1.55EUR PUT 終値 (前日比) 株式 日・日経平均 18,797.94 (+12.15) 米・NYダウ 18,132.70 (-81.72) 米・NASDAQ 4,963.53 (-24.36) 独・DAX 11,401.66 (+74.47) 英・FT100 6,946.66 (-3.07) 日10年国債 0.330% (-0.010) 米10年国債 1.997% (-0.037) 米 2年国債 0.622% (-0.028) 独10年国債 0.330% (+0.028) 英10年国債 1.804% (+0.059) 金(NY) 1,213.10 (+3.00) CRB 224.08 (+3.13) WTI 49.76 (+1.59) 119.50 【通貨オプション】 119.00 (TKY CLOSE) 118.50 118.00 【その他市場】 117.50 2/20 2/23 2/24 2/25 2/26 2/27 ●ユーロ円相場推移 137.00 136.00 債券 135.00 134.00 商品市況 133.00 2/20 2/23 2/24 2/25 2/26 2/27 【先週末のトピックス】 【為替相場動向】 <東京時間> 1月失業率・・・3.6%(予想3.4%、前回3.4%) 1月有効求人倍率・・・1.14倍(予想1.15倍、前回1.15倍→1.14倍) 1月家計調査 実質消費支出・・・前年比▲5.1%(予想▲4.1%、前回▲3.4%) 1月全国CPI(除く生鮮食品)・・・前年比+2.2%(予想+2.3%、前回+2.5%) 1月鉱工業生産(速報)・・・前月比+4.0%(予想+2.7%、前回+0.8%) 安倍首相・・・「消費税8%に引き上げ、確かに消費者マインド冷え込んだ」 「進めている経済政策危うくなると判断し、消費増税18カ月延長」 「国の信認維持のためにも、景気判断条項外した」 「2回の増税の期間を空けることで増税に耐えうるよう備えることができる」 黒田日銀総裁講演・・・「景気は基調的に緩やかな回復続けている」 「先行き、潜在成長率上回る成長続く」 「政府の経済対策も成長を後押し」 「長らく横ばいだった輸出、ようやく持ち直している」 「予想物価上昇率の上昇はQQEの起点、成否を握るカギ」 「基調的な物価上昇率は今後もしっかり高まっていく」 「需給ギャップや予想物価上昇率は重要だが、2%持続達成の是非で政策判断」 「GDP比200%前後の債務は異常に高く、下げていくこと必要」 手掛かり材料無い中、ドル円は119円台後半まで上昇 東京時間のドル円は119円台前半、ユーロ円は133円台後半でスタート。米金利上昇を背 景にドル買いが進んだ海外市場の流れが一服し、早くも来週発表の米主要経済指標待ち の様相。黒田日銀総裁講演(左記)にもマーケットは反応せず、ドル円、ユーロ円ともに狭い レンジ内で、月末の実需フローにより上下する展開が続いた。 欧州時間、ドイツ連邦議会がギリシャ支援延長を承認したものの、予想通りであったため、 マーケットの反応は限定的。その後も米GDP発表を控えていることもあり、様子見の展開が 続きドル円は119円30銭近辺で終始小動き。 NY時間に入り、発表された米第4四半期GDP改定値(左記)は速報値から下方修正されたも のの、市場予想を上回る結果となり、ドル買いの展開。ドル円は119円台半ばまで上昇した。 その後は米2月シカゴPM(左記)と米2月ミシガン大消費者センチメント(左記)が発表されるも マーケットの反応は限定的となった。特段材料は無かったものの、じりじりとドル買い地合い が強まると、ドル円は119円80銭まで上値を伸ばし、ユーロ円も134円26銭まで連れ高となっ た。引けにかけては、ドル円は119円台半ば、ユーロ円は133円台後半で小動きとなりクロー ズとなった。 <海外時間> 伊2月EU基準CPI・・・前年比+0.1%(予想▲0.3%、前回▲0.5%) ドイツ連邦議会・・・「ギリシャ支援延長を承認」 独2月EU基準CPI・・・前年比▲0.1%(予想▲0.4%、前回▲0.5%) 米第4四半期GDP(改定値)・・・前期比年率+2.2%(予想+2.1%、速報値+2.6%) 米2月シカゴPM・・・45.8(予想58.0、前回59.4) 米2月ミシガン大消費者センチメント(確報)・・・95.4(予想94.0、前回93.6) フィッシャーFRB副議長・・・「FOMCと市場は、今年のある時点での米利上げを見込む」 米雇用統計、ECB理事会に注目 今週は注目度の高い経済指標発表が複数予定されている。まず欧州ではECB理事会が開 催予定となっている。前回のECB理事会では追加緩和策が打ち出されたため更なる追加緩 和の可能性は低いものの、最新の経済見通しや、ギリシャに対する支援を含め各国の国債 買い入れについての発表が行われるため注目したい。一方、米国では2月雇用統計の発表 が予定されている。先週のイエレンFRB議長の議会証言で労働市場には更なる改善の余地 があり時間当たり賃金の上昇が今年半ばの利上げの可能性を高めるとの発言もあったた め、時間当たり賃金には特に注目したい。 2/28 中国人民銀行、政策金利0.25%引き下げ 3/1 中国2月製造業PMI・・・49.9(予想49.7、前回49.8) 【本日の行事・経済指標等】 <国内> 10-12月期法人企業統計 <海外> ユーロ圏2月製造業PMI(確報) 伊1月失業率 ユーロ圏1月失業率 ユーロ圏2月HICP 米1月個人所得 米1月個人支出 米2月製造業ISM メスター・クリーブランド地区連銀総裁講演 【ドル円・ブルベアイメ ージ】 ベア ニュートラル 【ユーロ円・ブルベアイメ ージ】 ブル ベア ニュートラル ブル 本資料は純粋に情報提供を目的とし、弊行が信頼に足り、正確であると判断した情報に基づき作成されていますが、弊行はその情報の正確性や完全性を保証するものではありません。記載された意 見や予測等は、作成当時の筆者の一見解を示すのみであり、今後予告なしに変更されることがあります。本資料は、いかなる取引の勧誘や推奨を行うものではありません。 記載された内容を投資等にご利用なさる際には、くれぐれもご自身の判断でなさるよう、お願い申し上げます。本資料の一部又は全部を問わず、弊行の許可なしに複製や再配布することを禁じます。本 件に関するお問い合わせは、お取引の三井住友銀行の窓口までお願い致します。
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