マーケットトピックス ( 11月 22日)

マーケットトピックス
( 11月 28日)
■前日の流れ
東京市場では、前日の米国市場が休場となった影響から、新規材料に乏しく、序盤は小動きの展開となった。そして、日経平均
株価が堅調な展開で始まり、一時 1月 5日以来の高値を付ける動きとなったことなどから、円売りが優勢となり、ドル円・クロ
ス円は堅調な動きとなった。しかし、株価が上げ幅を縮小する動きとなり、マイナス圏に下落する動きとなると、円買い戻しの
動きとなり、週末のポジション調整も加わり、ドル円・クロス円は一段の下げとなった。米国市場では、感謝祭の休場明けとな
るが、祝日と週末に挟まれていることから、連休を取る向きも多く、市場参加者も少ないことから、限定的な動きが続いた。
①日経平均株価が上昇して始まり、堅調な動きとなったことから、ドル/円は連れ高となった。また高値を更新したことで、上げ
足が早まった。仲値公示にかけては、実需筋の目立った動きは観測されなかった。
②日経平均株価は、一時 1月 5日以来の高値を付ける動きとなったものの、その後は週末の利益確定の動きなどから上げ幅を縮
小し、一時マイナス圏まで下落したことから、円買い戻しの動きとなった。また、ファンドなどのポジション調整も入り、ド
ル円・クロス円は一段の下げとなった。
③欧州勢が利益確定で売りから参入しており、上値の重い動きとなった。米国市場が感謝祭の休場明けとなるものの、週末を控
えて市場参加者が少ないことから、限定的な動きが続いた。米主要株価がいずれも最高値を更新する動きとなったことから、
一時円が売られる場面もあったが、原油価格が下落したいたこともあり、限定的な動きとなった。
■本日のポイント
東京市場では、先週末の NY市場でドル円・クロス円が高値からやや軟調な動きとなったことから、一旦の調整となるのかどうか
注目したい。そして、上昇が続いている日経平均株価や米主要株価の動きにも注目したい。また、30日の OPEC総会を前に、要人
発言や報道を受けて思惑が交錯し、原油相場が荒っぽい動きとなるケースが続いていることから、関連する要人の発言や報道に
は注意したい。
提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社
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