FX Market Report

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SMBC
三井住友銀行
FX MARKET REPORT
市場営業推進部
2015年4月15日(水曜日)
●米ドル/円相場推移
【昨日の主要通貨レンジ】
121.50
121.00
120.50
(データ出所:ロイター)
9:00
TKY
17:00
海外
CLS
ドル円
120.05/07
119.63-0.07
119.86/88
119.07-0.12
119.39/41
ユーロドル
1.0569/71
1.0532-594
1.0549/51
1.0538-708
1.0654/56
ユーロ円
126.89/92
126.08-7.01
126.45/48
126.25-7.63
127.20/24
ボラティリティー
ドル円
1M ATM
(前日比)
8.35%
(+0.00)
1M R/R
0.05JPY PUT
ユーロ円
10.55%
(-0.10)
1.80EUR PUT
終値
(前日比)
株式
日・日経平均
19,908.68
(+3.22)
米・NYダウ
18,036.70
(+59.66)
120.00
【通貨オプション】
119.50
(TKY CLOSE)
119.00
118.50
4/7
4/8
4/9
4/10
4/13
4/14
【その他市場】
●ユーロ/円相場推移
132.50
131.00
債券
129.50
128.00
商品市況
126.50
125.00
4/7
4/8
4/9
4/10
4/13
4/14
米・NASDAQ
4,977.29
(-10.96)
独・DAX
12,227.60
(-111.13)
英・FT100
7,075.27
(+10.97)
日10年国債
0.325%
(-0.015)
米10年国債
1.898%
(-0.028)
米 2年国債
0.516%
(-0.016)
独10年国債
0.140%
(-0.008)
英10年国債
1.513%
(-0.083)
金(NY)
1,192.60
(-6.70)
CRB
219.04
(+2.21)
WTI
53.29
(+1.38)
【昨日のトピックス】
【為替相場動向】
<東京時間>
甘利経済再生相・・・「為替は乱高下せず安定的に推移していくことが大事」
<海外時間>
英3月CPI・・・前月比+0.2%(予想+0.2%、前回+0.3%)
英3月PPI・・・前月比+0.2%(予想+0.2%、前回+0.2%)
ユーロ圏2月鉱工業生産・・・前月比+1.1%(予想+0.4%、前回▲0.1%⇒▲0.3%)
浜田内閣官房参与・・・「ドル120円程度は許容範囲、125─130円は購買力平価とかい離」
「需給ギャップ改善遅れれば追加緩和必要、4月末でも反対はしない」
「今すぐ必要ではないが、日銀に追加緩和余地ある」
米3月小売売上高・・・前月比+0.9%(予想1.0%、前回▲0.6%⇒▲0.5%)
米3月PPI・・・前月比+0.2%(予想+0.2%、前回▲0.5%)
弱い米3月小売売上高を受けてドル下落
東京時間のドル円は120円丁度近辺、ユーロ円は126円台後半でスタート。前日海外時間
に、浜田内閣官房参与より「105円位が妥当」との発言が伝わったことで、市場参加者の日
銀追加緩和期待が後退。ドル円、ユーロ円共に上値の重い展開となり、それぞれ119円台
半ば、126円台前半へとじりじり値を下げた。
欧州時間序盤は、米10年債金利の低下もドルを圧迫し、ドル円は東京時間に続いて上値
重く推移。その後、浜田内閣官房参与より前日の火消しとも思しき発言(左記)が伝わると、
円売り優勢となり、ドル円は高値120円12銭、ユーロ円も126円台後半へ一時反発。しかしこ
の動きは長くは続かず、徐々に反落。
NY時間では、発表された米3月小売売上高が予想対比弱い結果(左記)だったことを受け
て、ドル売り優勢の展開。その後に発表されたIMFの経済見通しにて、米国の2015年及び
2016年成長率が引き下げられたこともドル売りを加速させることとなり、ドルは対円で安値
119円07銭、対ユーロでも1.0708米ドルをつけた。ユーロ円は対ドルでのユーロ上昇に連れ
て高値127円63銭まで上昇。尤も、米株・米債利回りが徐々に切り返す等、上記悪材料が過
度なリスク回避誘発とならなかったこともあり、その後はドル円119円台前半、ユーロ円127
円台前半での推移となった。
【本日の行事・経済指標等】
<国内>
2月鉱工業生産(確報)
<海外>
中国3月小売売上高
中国3月鉱工業生産
中国3月固定資産投資
中国第1QGDP
仏3月CPI
ユーロ圏2月貿易収支
米4月エンパイア・ステート・インデックス
米3月鉱工業生産
【ドル円・ブルベアイメ ージ】
ベア
ニュートラル
ベージュブック
加金融政策決定会合
加金融政策報告
ECB理事会
独10年債入札
ブラード・セントルイス地区連銀総裁講演
ラッカー・リッチモンド地区連銀総裁講演
更なるドル売りの可能性
不芳な雇用統計を背景としたドル売りもこなし、底堅さを確認したかに見えたドルではあっ
たものの、ドルインデックス100到達を目前に失速した格好。本日NY時間には、米国ベー
ジュブックの発表も控えており、前回に引き続き低調な経済活動を示唆する内容が出てくれ
ば、更なるドル売り圧力が台頭し、ドル円は119円を割り込む可能性があるものと考える。一
方、欧州時間にECB理事会が予定されているが、内容について特段変更点は無い可能性が
高くマーケットへの影響は限定的と予想する。
【ユーロ円・ブルベアイメ ージ】
ブル
ベア
ニュートラル
ブル
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