カナダあっと・あ・ぐらんす

2015年1⽉16⽇
カナダ
at a glance “⼀⽬で”わかるカナダの
マーケット情報をお届けします。
あっと・あ・ぐらんす
<カナダドルの推移>
スイスフラン上限撤廃で円⾼進む、カナダ株5⽇続落
15⽇にスイス国⽴銀⾏が対ユーロでの上限撤廃を発表
したことでスイスフランが⼤きく上昇するとともに、
安全資産として円も買い進まれました。円は対⽶ドル
で116円台前半まで上昇しています。⼀⽅、カナダド
ルはスイス国⽴銀⾏の発表後、買われる場⾯もありま
したが、その後、ほぼ前⽇の⽔準まで戻っています。
15⽇の海外終値は1カナダドル=97.11円と昨年10⽉
末以来の⽔準となっています。
欧州の株式市場はECBによる量的緩和期待から上昇し
ましたが、⽶国とカナダの株式市場は5⽇連続で下落
しました。12⽇には外資系証券会社が原油価格予想を
引き下げたため原油価格が⼤きく下落し、エネルギー
関連銘柄が下落しました。また、⽶国の経済指標や企
業業績が冴えず、⽶国の株式市場が下落したことも下
落要因となりました。
カナダの経済指標では、23⽇に12⽉の消費者物価指数
が発表されます。原油価格の下落などから前年⽐
1.7%に低下すると予想されています。また、21⽇に
はカナダ中央銀⾏の政策⾦利が発表されますが、据え
置きが予想されています。
主な経済指標
(2014/6/30〜2015/1/15)
加ドル/円(左軸)
⽶ドル/加ドル(右軸)
105
発表⽇
経済指標
12⽉
12⽉
12⽉
12⽉
12⽉
11⽉
住宅着⼯件数
失業率
雇⽤者数増減
中古住宅販売件数(前⽉⽐)
CPI(前年⽐)
⼩売売上⾼(前⽉⽐)
経済指標
1⽉9⽇
1⽉9⽇
1⽉14⽇
1⽉15⽇
1⽉16⽇
1⽉21⽇
12⽉ ⾮農業部⾨雇⽤者数増減
12⽉
12⽉
1⽉
12⽉
12⽉
失業率
⼩売売上⾼(前⽉⽐、速報)
NY連銀製造業景気指数
CPI(前年⽐)
住宅着⼯件数
(加ドル⾼)
前回
予想
今回
1.10
1.14
95
1.18
(加ドル安)
90
6/30
8/31
10/31
12/31
(2014/6/30〜2015/1/15)
105
6.6%
▲0.43万⼈
0.0%
2.0%
0.0%
―
1.7%
0.0%
▲5.8%
前回
予想
今回
110
100
90
95
80
70
90
60
カナダ株(左軸)
50
WTI原油価格(右軸)
6/30
8/31
10/31
40
12/31
※カナダ株:S&Pトロント総合指数、
カナダ⾼配当株:S&P/TSXコンポジット⾼配当指数
<注⽬指標:消費者物価指数>
6.6%
1.50万⼈
120
(⽶ドル)
2014/6/30=100として指数化
100
19.32万件 19.20万件 18.06万件
6.6%
1.22
<カナダ株と原油価格の推移>
<政策⾦利とインフレ指標の推移>
実績
▲1.07万⼈
1.02
1.06
カナダ⾼配当株(左軸)
5 (%)
(2010/1〜2014/11)
カナダCPI(前年⽐)
カナダコアCPI(前年⽐)
4
<⽶国>
発表⽇
(加ドル)
100
85
<カナダ>
1⽉9⽇
1⽉9⽇
1⽉9⽇
1⽉15⽇
1⽉23⽇
1⽉23⽇
(円)
110
3
実績
35.3万⼈ 24.0万⼈ 25.2万⼈
5.8%
5.7%
5.6%
0.4% ▲0.1% ▲0.9%
▲1.23
5.00
9.95
1.3%
0.7%
102.8万件 104.0万件
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2
1
0
10年
11年
12年
13年
※グラデーションは中央銀⾏の政策⽬標
14年
出所:Bloomberg
大和住銀投信投資顧問株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第353号
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