「カナダ あっと・あ・ぐらんす(1/9)」を掲載しました。

2015年1⽉9⽇
カナダ
あっと・あ・ぐらんす
at a glance “⼀⽬で”わかるカナダの
マーケット情報をお届けします。
<カナダドルの推移>
原油は50⽶ドル割れ、カナダドル安が続く
原油価格はロシアの⽣産量増加やイラクの輸出増加計
画を受けて年初から⼤きく下落し、約5年半ぶりに1バ
レル50⽶ドルを割れました。7⽇には⽶国製油所の稼
働率が⾼かったとのニュースを受けてリバウンドしま
したが、8⽇のWTI原油価格は1バレル48.79⽶ドルと
50⽶ドル割れの⽔準に留まっています。
カナダの株式市場も原油価格の下落やギリシャ問題再
燃からリスクオフの動きが強まり、年初から⼤きく下
落しました。ただ、7⽇以降は⽶国の景気に対する楽
観論が広がったほか、欧州での追加緩和期待が⾼まっ
たことなどから欧⽶の株式市場の上昇に合わせてリバ
ウンドしています。
為替市場では原油価格下落を受けてカナダドル安が進
んでいます。⽇本円は対⽶ドルで⼀時円⾼が進んだ局
⾯もありましたが、昨年末⽐ではほぼ横ばいとなりま
した。8⽇の海外終値は1カナダドル=101.14円と、
年末から約2円ほどカナダドル安となっています。
カナダの経済指標では、本⽇9⽇に12⽉の雇⽤統計が
発表されます。11⽉は雇⽤者数が約1万⼈減少しまし
たが、12⽉は1万5千⼈の増加と予想されています。失
業率は前⽉⽐横ばいと予想されています。同⽇に発表
される⽶国の雇⽤統計にも注⽬が集まっています。
主な経済指標
<カナダ>
発表⽇
1⽉2⽇
1⽉9⽇
1⽉9⽇
1⽉9⽇
1⽉15⽇
経済指標
12⽉
12⽉
12⽉
12⽉
12⽉
RBCカナダ製造業PMI
住宅着⼯件数
失業率
雇⽤者数増減
中古住宅販売件数(前⽉⽐)
1⽉2⽇
1⽉6⽇
1⽉9⽇
1⽉9⽇
1⽉15⽇
1⽉16⽇
経済指標
12⽉
12⽉
12⽉
12⽉
1⽉
12⽉
ISM製造業景況指数
ISM⾮製造業景況指数
⾮農業部⾨雇⽤者数増減
失業率
NY連銀製造業景気指数
CPI(前年⽐)
1.10
1.14
95
1.18
(加ドル安)
90
6/30
55.3
6.6%
6.6%
19.56万件 19.20万件
▲1.07万⼈
1.50万⼈
0.0%
―
実績
53.9
前回
8/31
10/31
5.8%
▲3.58
1.3%
5.7%
5.00
0.7%
32.1万⼈ 24.0万⼈
100
90
95
80
70
90
60
カナダ株(左軸)
50
カナダ⾼配当株(左軸)
WTI原油価格(右軸)
8/31
40
10/31
12/31
※カナダ株:S&Pトロント総合指数、
カナダ⾼配当株:S&P/TSXコンポジット⾼配当指数
<注⽬指標:雇⽤者数増減と失業率>
(千⼈)
(2012/1〜2014/11)
雇⽤者数増減(前⽉⽐、左軸)
失業率(右軸)
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110
100
(%)
8.0
7.5
今回
58.7
59.3
120
(⽶ドル)
2014/6/30=100として指数化
200
実績
55.5
56.2
12/31
(2014/6/30〜2015/1/8)
105
100
予想
57.5
58.0
1.22
<カナダ株と原油価格の推移>
<政策⾦利とインフレ指標の推移>
今回
予想
―
1.02
1.06
100
6/30
前回
(加ドル⾼)
⽶ドル/加ドル(右軸)
105
(加ドル)
(2014/6/30〜2015/1/8)
加ドル/円(左軸)
85
<⽶国>
発表⽇
(円)
110
7.0
0
6.5
-100
6.0
12年
13年
14年
出所:Bloomberg
大和住銀投信投資顧問株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第353号
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