2015年2月13日 カナダ あっと・あ・ぐらんす at a glance “一目で”わかるカナダの マーケット情報をお届けします。 <カナダドルの推移> 原油価格に落ち着き、カナダドルは横ばいで推移 米国の石油掘削装置の稼働数減少が発表されたこと をきっかけに上昇した原油価格は、その後も落ち着 いた動きとなっています。WTI原油先物は、上値は 重いものの、概ね1バレル=50米ドルを上回って推 移しています。 (円) 110 105 また、ギリシャの債務問題を巡って欧州連合とギリ シャの間で妥協策が講じられるとの⾒⽅から、ギリ シャ不安が後退したことも市場⼼理を押し上げまし た。 100 カナダドルは原油価格の落ち着きを受け、対米ドル ではほぼ横ばい、対円では、円安傾向からやや上昇 しました。12日の海外終値は1米ドル=1.251カナ ダドル、1カナダドル=95.22円となっています。 90 カナダの株式市場は、カナダ中央銀⾏による利下げ や原油価格の落ち着きから上昇を続けています。 カナダの経済指標では、2月6日に発表された1月の 失業率は市場予想より良い数字となりました。また、 1月の住宅着⼯件数は市場予想を上回る伸びを⽰しま した。来週の20日には12月の小売売上高が発表され ます。消費の堅調さが確認されると⾒ています。 主な経済指標 発表日 経済指標 2月2日 1月 RBCカナダ製造業PMI 2月6日 1月 失業率 2月6日 1月 雇用者数増減 2月9日 1月 住宅着⼯件数 2月10日 2月6日 ブルームバーグ ナノス景況感指数 2月20日 12月 小売売上高(前年⽐) 53.9 6.7% ▲1.13万人 2月4日 1月 2月6日 1月 2月6日 1月 2月12日 1月 2月12日 2月7日 経済指標 ISM非製造業景況指数 非農業部門雇用者数増減 失業率 小売売上高(前月⽐、速報) 新規失業保険申請件数 実績 51.0 6.6% 0.50万人 3.54万人 17.96万件 17.85万件 18.73万件 55.6 4.8% - <米国> 発表日 95 前回 56.5 予想 56.4 54.6 今回 実績 56.7 32.9万人 22.8万人 25.7万人 5.6% 5.6% 5.7% ▲0.9% ▲0.4% ▲0.8% 27.9万人 28.7万人 30.4万人 ■当資料は情報提供を目的として⼤和住銀投信投資顧問が作成したもので あり、特定の投資信託・生命保険・株式・債券等の売買を推奨・勧誘する ものではありません。■当資料は各種の信頼できると考えられる情報源か ら作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありませ ん。■当資料に記載されている今後の⾒通し・コメントは、作成日現在の ものであり、事前の予告なしに将来変更される場合があります。■当資料 内の運用実績等に関するグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用 成果等を約束するものではありません。■当資料内のいかなる内容も、将 来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 1.05 1.10 1.25 (加ドル安) 9/30 10/31 11/30 12/31 1.30 1/31 <カナダ株と原油価格の推移> <政策⾦利とインフレ指標の推移> (2014/9/30〜2015/2/12) 105 株価指数は2014/9/30=100として指数化 100 110 (米ドル) 100 90 80 95 70 90 60 カナダ株(左軸) カナダ高配当株(左軸) WTI原油先物(右軸) 今回 予想 - 6.7% (加ドル高) 1.20 9/30 前回 (加ドル) 1.15 85 <カナダ> (2014/9/30〜2015/2/12) 加ドル/円(左軸) 米ドル/加ドル(右軸) 10/31 11/30 12/31 50 40 1/31 ※カナダ株:S&Pトロント総合指数、 カナダ高配当株:S&P/TSXコンポジット高配当指数 <注目指標:小売売上高> (2012/1〜2014/11) (%) (億カナダドル) 440 カナダ小売売上高(左軸) 前年⽐(右軸) 420 14 12 10 400 8 380 4 6 2 360 0 340 -2 12年 13年 14年 出所:Bloomberg 大和住銀投信投資顧問株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第353号 加入協会 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
© Copyright 2025 ExpyDoc