2015年2⽉20⽇ カナダ at a glance “⼀⽬で”わかるカナダの マーケット情報をお届けします。 あっと・あ・ぐらんす <カナダドルの推移> 原油価格は⽶在庫を懸念、カナダドルと株は横ばい ⽶国の⽯油掘削装置の稼働数減少を受けて上昇した原 油価格は、⽶国の原油在庫が過去最⾼の⽔準を更新し 続けていることを懸念して下落する局⾯もあり、今週 は1バレル=50⽶ドル台前半で推移しました。リビア の政情不安やイラク政府とクルド⼈⾃治政府との原油 輸出交渉が難航するなど、供給に対し不安をもたらす ニュースが出てきてはいるものの、⾼い⽶国の原油在 庫を懸念し原油価格はしばらく現状の⽔準を維持する ものと⾒込まれます。 105 2⽉17⽇ 2⽉17⽇ 2⽉20⽇ 2⽉20⽇ 2⽉26⽇ 1⽉ 2⽉13⽇ 中古住宅販売件数(前⽉⽐) ブルームバーグ ナノス景況感指数 12⽉ ⼩売売上⾼(前⽉⽐) 12⽉ ⼩売売上⾼(前年⽐) 1⽉ CPI(前年⽐) 2⽉13⽇ 2⽉17⽇ 2⽉18⽇ 2⽉24⽇ 2⽉27⽇ 経済指標 2⽉ 2⽉ 1⽉ 2⽉ 4Q ミシガン⼤学消費者信頼感 NY連銀製造業景気指数 住宅着⼯件数 消費者信頼感指数 GDP(前期⽐年率、改定値) 1.25 (加ドル安) 10/31 11/30 12/31 1/31 1.30 2/28 <カナダ株と原油価格の推移> <政策⾦利とインフレ指標の推移> (2014/9/30〜2015/2/19) 110 (⽶ドル) 株価指数は2014/9/30=100として指数化 100 100 90 95 80 70 90 60 85 80 カナダ株(左軸) カナダ⾼配当株(左軸) WTI原油先物(右軸) 10/31 11/30 12/31 50 40 1/31 2/28 ※カナダ株:S&Pトロント総合指数、 カナダ⾼配当株:S&P/TSXコンポジット⾼配当指数 今回 予想 実績 ▲5.8% ― ▲3.1% 54.6 ― 54.2 0.4% ▲0.4% 4.8% ― 1.5% 0.8% 前回 前回 1.20 9/30 <⽶国> 発表⽇ 1.10 1.15 9/30 <カナダ> 経済指標 1.05 (加ドル⾼) 95 カナダドルは原油価格が落ち着いていたことや⼤きな ニュースがなかったことからほぼ横ばいで推移しまし た。利下げ以降、上昇を続けていたカナダの株式市場 も、横ばいで推移しています。 発表⽇ (加ドル) 100 90 主な経済指標 加ドル/円(左軸) ⽶ドル/加ドル(右軸) 105 懸念されるギリシャの債務問題ですが、ギリシャ政府 は徐々に歩み寄りの姿勢を⾒せ始めており、市場はデ フォルトという最悪の事態は避けられると楽観視して います。 カナダの経済指標では26⽇に消費者物価指数が発表さ れます。12⽉の前年⽐+1.5%から1⽉は同+0.8%へと ⼤きく低下し、カナダ中央銀⾏の政策⽬標範囲を下回 ると⾒込まれています。これは原油価格の下落から、 ⾜元のガソリン価格が低下しているためです。 (2014/9/30〜2015/2/19) (円) 110 今回 98.1 9.95 予想 98.1 8.00 102.9 2.6% 99.5 2.1% 実績 93.6 7.78 108.7万件 107.0万件 106.5万件 ■当資料は情報提供を⽬的として⼤和住銀投信投資顧問が作成したもので あり、特定の投資信託・⽣命保険・株式・債券等の売買を推奨・勧誘する ものではありません。■当資料は各種の信頼できると考えられる情報源か ら作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありませ ん。■当資料に記載されている今後の⾒通し・コメントは、作成⽇現在の ものであり、事前の予告なしに将来変更される場合があります。■当資料 内の運⽤実績等に関するグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運⽤ 成果等を約束するものではありません。■当資料内のいかなる内容も、将 来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 <注⽬指標:消費者物価指数> (2010/1〜2014/12) 5 (%) カナダCPI(前年⽐) カナダコアCPI(前年⽐) 4 3 2 1 0 10年 11年 12年 13年 ※グラデーションは中央銀⾏の政策⽬標 14年 15年 出所:Bloomberg 大和住銀投信投資顧問株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第353号 加入協会 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
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