アナリストメモ

アナリストメモ
審査済 A
審査番号 TA15-002
(平成 27 年 1 月 13 日)
ACE Research Institute
アナリスト取材
アナリスト取材メモ
取材メモ(
メモ(2014 年 12 月 24 日~2015 年 1 月 9 日)
ページ
銘
柄 (市場:コード)
2
ハニーズ(
ハニーズ(東 1:2792)
792)
キューピー(
2809)
キューピー
(東 1:2809
)
3
セブン&
セブン&アイ・ホールディングス(
アイ・ホールディングス(東 1:3382)
3382)
久光製薬(
4530)
久光製薬
(東 1:4530
)
4
ウェザーニューズ(
ウェザーニューズ(東 1:4825)
825)
エクストリーム(
6033)
エクストリーム
(東 M:6033
)
5
ERI ホールディングス(
ホールディングス(東 1:6083)
6083)
日本ビューホテル
ビューホテル(
6097)
日本
ビューホテル
(東 2:6097
)
6
宝印刷(
宝印刷(東 1:7921)
7921)
ファミリーマート(
8028)
ファミリーマート
(東 1:8028
)
7
イオン(
イオン(東 1:8267)
8267)
注.赤色表示は、アナリスト注目銘柄
本資料のご
本資料のご利用
のご利用にあたり
利用にあたり、
にあたり、お客様にご
客様にご確認
にご確認いただきたい
確認いただきたい事項
いただきたい事項を
事項を、本資料の
本資料の最終ページに
最終ページに記載
ページに記載いた
記載いた
しました。
。ご確認の
しました
確認の程、お願い致します。
します。
-1-
審査済 A
審査番号 TA15-002
(平成 27 年 1 月 13 日)
アナリストメモ
ACE Research Institute
ハニーズ(東 1:2792 974 円 時価総額 271 億円)
15/5 期 売上高 582 億円 経常利益 27 億円 当期利益 10 億円 EPS 46 円
前期比 ▲3.1%
+26.3%
+79.7% PER 21 倍
10~30 才の女性向けが主力のカジュアル衣料・雑貨の製造小売。アラフォー世代への訴求にも注力。
中国事業を再構築中、収益の本格改善は来期以降。生産拠点の ASEAN シフトを推進。
①15/5 期第 2Q は 3%減収の 287 億円、42%営業減益の 7.5 億円、経常利益 2.4 倍の 28.1 億
円、純利益 3.3 倍の 14.6 億円。消費増税に伴う節約志向による客数減で既存店は▲7.6%。個
別は 6%減収の 225 億円、50%営業減益の 6.5 億円。16 店出店、7 店退店で期末 853 店。
②中国は 10%増収の 62.7 億円、営業利益 5 百万円(+73 百万円)。販売単価の引き下げによる
客数増、プロパー消化率の向上で黒字化。既存店は+4.7%。12 店出店、63 店退店で期末
538 店。通期は 8%増収の 130 億円、営業損失 1.5 億円を計画。下期出店 21 店、退店 21 店。
③通期計画を下方修正、売上高▲43 億円、営業利益▲15 億円、経常利益▲14 億円、当期利益
▲3 億円。下期国内既存店▲6.9%(中国+8.2%)、出店 9 店+α、退店 18 店。ミャンマー第 1
工場は生産性が向上、第 2 工場は 2 月末竣工。品質・素材にこだわり、幅広い年齢層に訴求。
(石飛)
キューピー(東 1:2809 2181 円 時価総額 3337 億円)
15/11 期 売上高 5730 億円 営業利益 255 億円 当期利益 153 億円 EPS 100 円
前期比
+5%
+4%
+15%
PER 22 倍
食品業界時価総額ランキング 10 位。今期は 2 期連続営業最高益へ。
①14/11 期は売上高 5534 億円(+229 億円)、営業利益 243 億円(+19 億円)と過去最高決算。
子会社を売却した加工食品事業を除き全事業が増収となった。償却負担が嵩んだサラダ・惣菜
事業が減益、原材料コストが膨らんだ調味料事業が横ばいとなったが、他事業はすべて増益。
②営業利益への影響は、償却負担増と原材料・鶏卵相場上昇が計▲58 億円、マーケティングや
物流費増が計▲17 億円あったが、増収効果と価格改定、コスト低減などで吸収した。
③今期計画は売上高 5730 億円(+196 億円)、営業利益 255 億円(+12 億円)。償却費増と物流
費増など計 72 億円の費用増を見込むが、増収効果とコストダウンなどで増益を計画。なお、アヲ
ハタの連結コストが発生する加工食品事業は減益を見込む。
④マヨネーズ発売 90 周年を迎える調味料事業では販促キャンペーンを実施。カロリー低減などの
健康志向タイプのほか、耐熱・耐冷といった機能志向タイプも強化。再来期には新工場稼働。
⑤ファインケミカル事業のヒアルロン酸は新規機能性表示制度を追い風に増収を計画。
(池野)
本資料のご
本資料のご利用
のご利用にあたり
利用にあたり、
にあたり、お客様にご
客様にご確認
にご確認いただきたい
確認いただきたい事項
いただきたい事項を
事項を、本資料の
本資料の最終ページに
最終ページに記載致
ページに記載致し
記載致し
ました。
ました。ご確認の
確認の程、お願い致します。
します。
-2-
審査済 A
審査番号 TA15-002
(平成 27 年 1 月 13 日)
アナリストメモ
ACE Research Institute
セブン&アイ・ホールディングス(東 1:3382 4366.5 円 時価総額 3 兆 8706 億円)
15/2 期 営業収益 6 兆 1300 億円 経常利益 3540 億円 当期利益 1840 億円 EPS 208.1 円
前期比
+8.8%
+4.4%
+4.7%
PER 21.0 倍
過去のチェーンストア理論に基づく発想を否定。変化への対応を徹底、単品管理に基づく自主 MD
(質を重視した商品開発)、地域 MD(協業)を推進。第 2 の成長に向けたオムニチャネルを推進。
①15/2 期第 3Q は 7%増収の 4 兆 5017 億円、営業微増益の 2494 億円、純利益微減の 1273
億円。グループ売上高は 6%増の 7 兆 6487 億円と伸長。コンビニが 6%増益の 2096 億円、金
融も 7%増益の 369 億円、スーパーストアは 44%減益の 94 億円、百貨店、通販等が営業損失。
②コンビニは既存店が国内+2.4%、米国同+2.3%と好調、日米で 845 店舗純増。ヨーカ堂は既
存店▲4.4%、営業損失 25 億円。ベニマルは既存店+0.4%、1%営業増益。そごう西武は既存
店+0.2%、13%営業減益。ニッセンは営業損失 52 億円、問題点を把握、商品力向上を推進。
③第 3Q の営業利益は社内計画比 100 億円の未達だが、通期計画は据え置き。コンビニや金融
事業でカバーする方針。既存店前提はコンビニ国内+1.0%、同海外+2.3%、ヨーカ堂▲
3.0%、ベニマル+0.2%、百貨店+1.7%。国内コンビニ純増 1200 店、ヨーカ堂同 1 店。
④セブンプレミアムはリニューアルを推進、通期売上高 8000 億円(第 3Q6070 億円)、来期同 1 兆
円を計画。オムニチャネルは、秋にグループの全ネット取扱商品がコンビニ全店で受取可能に。
(石飛)
久光製薬(東 1:4530 3705 円 時価総額 3525 億円)
15/2 期 売上高 1619 億円 営業利益 204 億円 当期利益 180 億円 EPS 189 円
前期比
+8%
+7%
▲15%
PER 20 倍
製薬業界時価総額ランキング 13 位。貼付剤のスペシャリティファーマ。
①15/2 期 3Q は売上高 1149 億円(微減)、営業利益 156 億円(▲15%)。通期計画に対する売上
高進捗率は前年の 76%から 71%に低下。総売上高の約 3/4 を占める国内の進捗がやや遅れる
一方、海外は円安効果もあって想定以上に伸長。通期計画の修正なし。
②総売上高の 74%を占める医療用医薬品は、主力の消炎鎮痛剤モーラスが昨春の薬価改定と競
合の影響で 10%減収となった。テープ剤、パップ剤ともにシェアを落とした。一方、サロンパスに
代表される一般用医薬品は国内外ともに総じて増収。
③米国展開する更年期障害薬ミニベルは閉経後骨粗鬆症用の新容量が追加承認されたほか、同
ブリスデルは昨夏にコンシューマ向け TVCM を開始した。
④パーキンソン病薬が 17 年度申請に向けてフェーズ 3 入りした。特発性レストレスレックス症候群
治療薬は来期フェーズ 3 入りを予定。また、帯状疱疹後の神経疼痛薬は来期承認見通し。
(池野)
本資料のご
本資料のご利用
のご利用にあたり
利用にあたり、
にあたり、お客様にご
客様にご確認
にご確認いただきたい
確認いただきたい事項
いただきたい事項を
事項を、本資料の
本資料の最終ページに
最終ページに記載致
ページに記載致し
記載致し
ました。
ました。ご確認の
確認の程、お願い致します。
します。
-3-
審査済 A
審査番号 TA15-002
(平成 27 年 1 月 13 日)
アナリストメモ
ACE Research Institute
ウェザーニューズ(東 1:4825 2923 円 時価総額 346 億円)
15/5 期 売上高 137 億円 経常利益 35 億円 当期利益 21 億円 EPS 193.3 円
前期比 +3.0%
+6.3%
+12.1%
PER 15.1 倍
世界最大の気象情報会社。12/6 期~22/5 期を第 4 成長期と位置付け、革新性を追及。航海気
象の OSR1 万隻、空と陸の交通気象と、ウェザーリポーターネットワーク(1 億人)をグローバル展開。
①15/5 期第 2Q は 7%増収の 65.8 億円、6%営業増益の 15.3 億円、15%経常増益の 16.7 億円、
純利益 22%増の 10.9 億円。OSR の顧客拡大(2350 隻)、円安で交通気象が増収、BtoB が
12%増収の 36.3 億円。BtoS は荒天の影響で 1%増収の 29.4 億円。為替差益 1.4 億円弱。
②通期計画は据え置き。OSR の拡大(2700 隻)、航空気象の Flight Watch の展開、道路気象や
海上気象のアジア展開、鉄道の通告サポートを国内で本格展開。BtoB は 8%増収の 78 億円、
BtoS は 3%減収の 59 億円を計画。グローバルアプリ「suunycomb」はサポーター拡大を優先。
③ネパールで航空サービスを開始、台湾、シンガポール、インド等に拡大。マニラ・オペレーション
センター、ジャカルタ事務所を開設。WNI 衛星は航空機向けに北極圏の磁気嵐観測を開始。
今年 10~12 月中に、北極海観測のリカバリー衛星 WINSAT-1R の打ち上げが決定。
(石飛)
エクストリーム(東 M:6033 6800 円 時価総額 76 億円)
15/3 期 売上高 16 億円 経常利益 1.79 億円 当期利益 1.15 億円 EPS 101 円
前期比 +27%
10 倍
黒転
PER 67 倍
ゲーム会社に、自社社員を派遣するソリューション事業と自社コンテンツを展開するコンテンツプロパティ
事業を展開。
①12/25 日上場。15/3 期 2Q 累は売上高 7.67 億円、営業利益 7500 万円、当期利益 4700 万円。
前年同期は四半期決算を行っていないため、前年比較できないが、ソリューション事業プロジェ
クト数が前年同期比 46%増の 208 件となるなど好調だったとしている。
②ソリューション事業は派遣プロジェクト数の増加で売上高 6.7 億円、営業利益 1.7 億円。派遣プロ
ジェクト数が伸びている要因はスマートフォン用ネイティブアプリ案件の急増。ネイティブアプリは
コンシューマでは主力だった売り切りではなく、継続的なアップデートを含む運営能力、サーバ
ークライアントシステムによるネットワーク開発技術が必要となる。半面、この種のノウハウを持た
ないゲーム会社が多く、同社の専門人材に対するニーズが増加している。
③コンテンツプロパイティ事業は 348 万円の損失に終わった。主力の「桃色大戦パイロン」は均衡
レベルだが、その他の小規模タイトルの赤字が要因。現状では、ネイティブアプリは競争が激しく、
同社の規模では対応が難しいため、モブキャストと競合して今後の成長を図る。
④通期計画に対する進捗は順調。今後は、ソリューション事業で年 20%程度の成長を図る計画。
ネイティブアプリの人月規模は増大しており、四半期ベースでも成長が続くと考えている。
(安田)
本資料のご
本資料のご利用
のご利用にあたり
利用にあたり、
にあたり、お客様にご
客様にご確認
にご確認いただきたい
確認いただきたい事項
いただきたい事項を
事項を、本資料の
本資料の最終ページに
最終ページに記載致
ページに記載致し
記載致し
ました。
ました。ご確認の
確認の程、お願い致します。
します。
-4-
審査済 A
審査番号 TA15-002
(平成 27 年 1 月 13 日)
アナリストメモ
ACE Research Institute
ERIホールディングス(東 1:6083 1022 円 時価総額 80 億円)
15/5 期 売上高 123.9 億円 経常利益 5 億円 当期利益 2.7 億円 EPS 36.0 円
前期比
▲0.9%
▲23.0%
-% PER 28.4 倍
建築物や住宅の建築確認検査、住宅性能評価、格付けを行う民間の第三者機関で、業界最大手。
東京建築検査機構を買収。日本エネルギー協会が推進するエネルギーパス制度の認証業務開始。
①15/5 期第 2Q は 8%減収の 58.7 億円、90%経常減益の 0.4 億円、純利益 6 百万円と大幅な
未達。大手住宅メーカーの新規受注減で住宅関連が大幅減収。非住宅は工場・倉庫が伸びた
ものの、学校・病院等が大幅減少。全セグメントで減収減益。既存建築物の遵法性調査が増加。
②通期計画を下方修正、売上高▲7.4 億円、経常利益▲4.1 億円、当期利益▲2.6 億円。新築住
宅市場の大幅な回復期待を排除、経費削減を計画。省エネ新制度(BELS・エネルギーパス)の
普及、報告期限が近づく耐震判定(補助金事業)、既存建築物の法適合調査に注力。
③国交省が昨年 7 月にガイドラインを策定した検査済み証の無い建築物の法適合調査は非住宅
分野を主要対象。耐震判定は今年 12 月に報告期限。新築省エネ住宅や省エネ・リフォームに
対するエコポイント再開。2020 年までに全ての新築住宅・建築物は省エネ基準適合が義務化。
(石飛)
日本ビューホテル(東 2:6097 1585 円 時価総額 152 億円)
15/4 期 売上高 183.6 億円 経常利益 9.8 億円 当期利益 6 億円 EPS 62.7 円
前期比
+4.1%
+27.4%
+43.5% PER 25.3 倍
浅草ビューホテルなど直営 10 軒、受託 10 軒のホテル・旅館・保養所を展開。那須りんどう湖 LAKE
VIEW も運営。2005 年に民事再生手続終結。昨年 7 月に東証 2 部上場、公募価格 2200 円。
①15/4 期第 2Q は売上高 90 億円、営業利益 3.9 億円、経常利益 5.9 億円、純利益 3.5.億円。
消費増税が宴会、婚礼、レストランの収益に悪影響。遊園地、リゾートホテルは夏の天候不順が
響いた。浅草、成田、秋田を改装、旅館を取得。原発の風評被害に伴う補償金 2.2 億円を計上。
②下期は上期の改装効果で婚礼組数が増加見込み。成田、浅草は富裕層を中心に訪日外国人
旅行客の集客を強化、浅草は売上構成 10%目標。成田は予算比倍増以上のペース。プラン料
金設定による宿泊単価上昇と稼働率の向上に注力。今期末から株主優待制度を導入。
③成長戦略は 3 点。浅草ビューホテルを中心に戦略投資を継続、既存ホテル事業の収益拡大を
図る。M&A、賃貸借契約によるホテル、旅館の展開。関連事業・周辺事業への領域拡大。直営、
合弁による都内、名古屋、京阪神地区の物件開発を検討。レストランの多店舗展開も視野。
(石飛)
本資料のご
本資料のご利用
のご利用にあたり
利用にあたり、
にあたり、お客様にご
客様にご確認
にご確認いただきたい
確認いただきたい事項
いただきたい事項を
事項を、本資料の
本資料の最終ページに
最終ページに記載致
ページに記載致し
記載致し
ました。
ました。ご確認の
確認の程、お願い致します。
します。
-5-
審査済 A
審査番号 TA15-002
(平成 27 年 1 月 13 日)
アナリストメモ
ACE Research Institute
宝印刷(東 1:7921 824 円 時価総額 106 億円)
15/5 期 売上高 128 億円 経常利益 11.6 億円 当期利益 6.7 億円 EPS 57.4 円
前期比+1.5%
▲20.9%
▲22.9% PER 14.4 倍
金商法、会社法、投信法、IR などディスクロージャー関連のコンサルティング、制作、印刷のパイオニア。
情報開示に関わる IT サービス、アジアをにらんだ翻訳・コンサルティング、IPO・企業成長支援に注力。
①15/5 期第 2Q は 9%増収の 79 億円、24%経常減益の 9.7 億円、純利益 26%減の 8.6 億円。
印刷機やサーバの更新、新 EDINET 対応のシステム投資、金融庁のシステム変更に伴う初年
度データ作成費の増加で原価率が上昇。売上高は金商法、会社法、IR 関連ともに好調。
②通期計画は据え置き。宝印刷ブランドの確立(シェアアップ、ディスクロ・IR ツールの拡販、コン
サルティングの拡大)、海外ディスクロ・IR 事業の開拓、原価低減、全文 XBRL、IFRS 対応等を
重点施策として推進。IPO やファイナンスの増加、翻訳事業がプラスだが、価格競争は激化。
③2015 年も IPO の増加を想定、子会社タスク(上場申請書類作成)の受注が上場後の定期書類
作成に寄与。日本企業のアジア上場や海外向けディスクロージャー支援、外国企業の東証上場
支援、日本向けディスクロ需要を開拓。クラウド型開示ツール「X-Smart.Advance」の導入社
数 500 社(現在 370 社)を目標。運用報告書の 2 段階化による投信関係の拡大にも注力。
(石飛)
ファミリーマート(東 1:8028 4650 円 時価総額 4542 億円)
15/2 期 営業総収入 3779 億円 経常利益 420 億円 当期利益 255 億円 EPS 261 円
前期比
+9%
▲11%
+12%
PER 17 倍
コンビニチェーン国内 3 位。海外は現地パートナーと組んでアジアを中心に展開。
①15/2 期第 3Q は、6%増収の 2781 億円、15%経常減益の 336 億円、純利益 19%増の 237 億
円。単体は 103 億円増収の 2278 億円、経常利益 46 億円減の 298 億円。既存店▲1.5%、同
客数 946 人(▲17 人)、差益率 27.84%(+0.05p)。新店日商は 43.1 万円と 1.9 万円減。出店
増で全体は増収だが、競合激化や認知度不足で、特に 3 大都市以外の地域では新店、既存店
ともに苦戦、出店経費増で収益を圧迫。最終損益の増加は、韓国事業売却によるもの。
②国内(AFC 含む)は出店 805 店(純増 599 店)で期末 11146 店。海外(AFC)店舗数は韓国事
業売却(7925 店)により 7574 店純減の 5501 店。
③海外の子会社、関連会社の状況は、タイが政情不安の影響で計画未達だが、中国は全体として
黒字化、台湾も中食、飲料が伸びて好調だった模様。
④通期計画は第 2Q の修正値を据え置き。1200 店の国内(単体)通期出店計画は 100 店ほど未
達となる模様。同新店日商計画は 45 万円。下期の国内前提は、既存店±0%、差益率 27.86%
だが、既存店は 12 月も▲1%を下回る状況が続いている。
(和田)
本資料のご
本資料のご利用
のご利用にあたり
利用にあたり、
にあたり、お客様にご
客様にご確認
にご確認いただきたい
確認いただきたい事項
いただきたい事項を
事項を、本資料の
本資料の最終ページに
最終ページに記載致
ページに記載致し
記載致し
ました。
ました。ご確認の
確認の程、お願い致します。
します。
-6-
審査済 A
審査番号 TA15-002
(平成 27 年 1 月 13 日)
アナリストメモ
ACE Research Institute
イオン(東 1:8267 1211.0 円 時価総額 1 兆 559 億円)
15/2 期 営業収益 7 兆円 経常利益 2000~2100 億円 当期利益 480 億円 EPS 57.3 円
前期比+9.5%
+13.1~18.7%
+5.3% PER 21.1 倍
経営資源を重点配分してきた「アジア」、「大都市」、「シニア」、「デジタル」の 4 シフトを深化・加速する
新たな 3 ヵ年期計画を策定。ダイエーを完全子会社化、ウエルシア HD を連結子会社化。15/3 月、
丸紅、マルエツ、カスミ、MV 関東と共同持株会社ユナイッド・スーパーマーケット HD を設立予定。
①15/2 期第 3Q は 10%増収の 5 兆 770 億円、48%営業減益の 493 億円、純利益 47%増の 293
億円。新規出店と新規連結で大幅増収だが、小売業を中心に利益は下振れ。金融、中国、ドラ
ッグ・ファーマシーは増益だが、GMS、SM・小型店、ディベロッパー、アセアンが減益。
②アセアンは 15%増収の 1507 億円、13%営業減益の 40.6 億円、通期は 18%増収の 2155 億
円、38%営業増益の 91 億円を計画。中国は 14%増収の 1211 億円、営業損失 21 億円(+4.3
億円)、通期計画は 20%増収の 1755 億円、営業損失 9 億円。両地域ともに出店を加速。
③通期計画は据え置きだが、未達の公算大。大型既存店の活性化、SM の地域仕入強化、イオン
ビックの出店加速、小型店の首都圏ドミナント戦略等を推進。投資計画を変更。GMS と SM は
新店投資を削減、既存店活性化。成長領域(アジア、構造改革、デジタル等)に傾斜配分。
(石飛)
※株価は 1 月 9 日終値。
本資料のご
本資料のご利用
のご利用にあたり
利用にあたり、
にあたり、お客様にご
客様にご確認
にご確認いただきたい
確認いただきたい事項
いただきたい事項を
事項を、本資料の
本資料の最終ページに
最終ページに記載致
ページに記載致し
記載致し
ました。
ました。ご確認の
確認の程、お願い致します。
します。
-7-
審査済 A
審査番号 TA15-002
(平成 27 年 1 月 13 日)
アナリストメモ
ACE Research Institute
≪アナリストによる宣言
≪アナリストによる宣言≫
宣言≫
石飛益徳、池野智彦、和田厚猛、安田秀樹は本調査資料に表明された見解が、対象企業
と証券に対する個人の見解を正確に反映していることをここに証明します。
また、私は本調査資料で特定の見解を表明することに対する直接的または間接的な報酬
は、過去、現在共に得ておらず、将来においても得ないことを証明します。
≪利益相反に
利益相反に関する開示事項
する開示事項≫
開示事項≫
エース証券株式会社(以下、エース証券)及びグループ会社は、本資料に掲載された企業
の売買あるいは当企業に対し、引受、その他のサービスを提供する場合があります。
株式会社エース経済研究所(以下、ARI)は、エース証券との契約に基づき、エース証券
への資料提供を一定期間、継続的に行うことに対し包括的な対価をエース証券から得て
おりますが、本資料に対して個別に対価を得ているものではありません。
また、銘柄選定も ARI 独自の判断で行っており、エース証券を含む第三者からの銘柄の
指定は一切受けておりません。
執筆担当者、ARI と本資料の対象企業との間には、重大な利益相反の関係はありません。
■本資料をお
本資料をお客様
をお客様にご
客様にご提供
にご提供する
提供する金融商品取引業者名等
する金融商品取引業者名等
商号等:
エース証券株式会社 金融商品取引業者
近畿財務局長(金商)第 6 号
加入協会: 日本証券業協会
指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
■手数料等及びリスクについて
手数料等及びリスクについて
●株式の
株式の売買には
売買には、
には、約定代金に
約定代金に対して最大
して最大 1.242%
1.242%の手数料(
手数料(約定代金が
約定代金が 100 万円以
下の場合、
場合、最低手数料 2,700 円)(税込
)(税込み
税込み)が必要となります
必要となります。
となります。●株式は
株式は、株価の
株価の変動
により、
により、損失を
損失を生じるおそれがあります
じるおそれがあります。
おそれがあります。●上場有価証券等書面の
上場有価証券等書面の内容をよくお
内容をよくお読
をよくお読みく
ださい。
ださい。●外国株式は、為替相場の変動等により、損失を生じるおそれがあります。●非上
場債券(国債、地方債、政府保証債、社債)を当社が相手方となりお買い付けいただく場合
は、購入対価のみお支払いいただきます。●債券は、金利水準の変動等により価格が上下
し、損失を生じるおそれがあります。●外国債券は、為替相場の変動等により損失を生じるお
それがあります。●商品毎(投信・外債含む)に手数料等及びリスクは異なりますので、上場有
価証券等書面、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料をよ
くお読みください。
当資料により
当資料により株式
により株式・
株式・債券・その
債券・その他金融商品
・その他金融商品(
他金融商品(投信・
投信・外債含む
外債含む)等の勧誘を
勧誘を行うことがあり
ます。
。本資料で言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、財産の状況及
ます
び投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。また、株式・債
券等の有価証券の投資には、「手数料等及びリスクについて」に記載のとおり、損失を生じ
るおそれがあります。投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断で行っていただきます
ようお願い致します。
本資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて ARI が作成し、エース証券(以下、当
社)がお客様にご提供いたしますが、当社及び ARI は、ARI が基にした情報及びそれに
基づく要約または見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本
資料に記載された内容は、資料作成時点におけるものであり、予告なく変更することがあり
ます。
本資料を利用した結果、お客様に何らかの損害が発生したとしても、当社及び ARI は、何らの
責任を負うものではありません。
※(著作権等)・・・本資料に関する一切の知的財産権は、原則として ARI に帰属します。電子
的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、本資料の無断転用、複製等を行わ
ないようお願い致します。
※ 尚、出所記載なき資料は各種資料より ARI 作成。
本資料のご
本資料のご利用
のご利用にあたり
利用にあたり、
にあたり、お客様にご
客様にご確認
にご確認いただきたい
確認いただきたい事項
いただきたい事項を
事項を、本資料の
本資料の最終ページに
最終ページに記載致
ページに記載致し
記載致し
ました。
ました。ご確認の
確認の程、お願い致します。
します。
-8-