決算速報(シャープ:東1・6753)

決算速報
審査済 A
審査番号 TA15-019
(平成 27 年 2 月 4 日)
ACE Research Institute
バリュエーション判断
バリュエーション判断
シャープ
(東 1:6753)
目標株価-
目標株価-円
担当:安田 秀樹
第 3 四半期決算説明会:2015 年 2 月 4 日
【連結】
決算期
2015/3
2015/3
2015/3
2015/3
2014/3
2015/3
2013/3
2014/3
2015/3
2015/3
2016/3
前回弱気⇒
前回弱気⇒弱気
(億円、%、円:権利落ち修正後、会計:会社計画、予:エース経済研究所予想、Q:四半期)
1Q
2Q
3Q
4Q予
3Q累
3Q累
会計
予
予
売上高 伸率
6,197
2
7,079
-4
7,628
-6
8,096
5
21,572
21
20,904
-3
24,785
1
29,271
18
29,000
-1
29,000
-1
30,000
3
【セグメント情報 2015/3 3Q累
エレクトロニクス機器
57%
電子部品等
43%
営業利益 伸率
46
53
246
-20
220
-54
-12
-
814
-
512
-37
-1,462
-
1,085
-
500
-54
500
-54
800
60
【PER】
13/3
14/3
15/3予
16/3予
経常利益 伸率 当期利益 伸率
-54 -
-17
-
161
1
64
-53
74 -78
-118
-
-181 -
-229
-
375 -
177
-
181 -52
-71
-
-2,064 -
-5,453
-
532 -
115
-
0 -
-300
-
0 -
-300
-
300 -
150
-
EPS
配当
-
6.8
-
-
8.9
-
-
10.00
0.00
0.00
0.00
0.00
【財務指標】
14/12末
149円 株価(2/3終値)
-
BPS
245円
2,520億円 売買単位
36.0
純資産
1,000株
2.21兆円 発行株数
1,691百万株
-
総資産
27.6
時価総額
4,142億円 2015/3予PSR
0.14倍
注.発行株数は自己株式を除く、EPS、BPSは自己株式を除いて計算。
<注目ポイント>
2015 年 3 月期第 3 四半期(累計)は、前年同期比 3%減収の 2 兆 904 億円、同 37%営
業減益の 512 億円、当期損失 71 億円(同▲248 億円)と厳しい状態が継続。
①タブレット向け液晶が想定ほど伸びなかったこと、②液晶テレビの国内 4K 対応遅れと
海外での競争激化、③太陽電池の円安対応遅れによる採算悪化などが響いた。
第 3 四半期実績は、エース経済研究所の想定を大きく下回った。
会社側は、通期計画を売上高 2 兆 9000 億円⇒据え置き、営業利益 1000 億円⇒500 億円、
経常利益 500 億円⇒トントン、当期利益 300 億円⇒当期損失 300 億円に下方修正した。
営業利益の主な増減益要因は、為替変動▲30 億円、価格下落▲250 億円、製品構成の悪
化▲400 億円、その他▲100 億円、コストダウン等+290 億円となっている。
セグメント別では、液晶テレビの販売が不振だったデジタル情報家電事業の営業利益を 60 億
円⇒▲120 億円、太陽電池を中心とするエネルギーソリューション事業を同 30 億円⇒▲50 億
円、タブレット向けが想定を大きく下回った液晶事業を同 550 億円⇒400 億円などとしている。
弱気の判断を継続
業績見通しを下方修正したことで、再び財務リスクが顕在化していることや、公募増資を実
施した結果、発行株数が 40%以上増加し、需給面でも上値が重い展開が想定される。当面の
間、目標株価の算定を見送るとともに、バリュエーション判断も弱気を継続する。
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審査済 A
審査番号 TA15-019
(平成 27 年 2 月 4 日)
決算速報/シャープ
ACE Research Institute
≪アナリストによる宣言
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■手数料等及びリスクについて
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当資料により
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株式・債券・その
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