PDFファイル:240KB - 日本能率協会コンサルティング

Business
Process
業務改革/ホワイトカラー改革 >>働き方、マネジメント改革視点
Re-engineering
BPR2-2-02
ショートタイムミーティングによるアウトプットレベル向上
Background
近年、業務効率を求めて、部門単位のみならず個人単位でも、分業が推進されてきた弊害として、
個人間での仕事成果(企画の質やプロジェクト遂行の質。以下「アウトプットレベル」とします。)
のばらつきが大きくなっています。その是正として、部門長の指導徹底といった施策は、適宜実施
されているものの、そのマネジメントレベル自体にもばらつきがあり、担当者の仕事成果の向上を、
組織として推進できていないのが実態だと考えられます。
「時間がない、とりあえず終わらせよう」
「自分の仕事で精一杯」
DOWN
アウトプットレベル
・時間がない
DOWN ・1人で考えるしかない
・個人に依存
=
能力
×
考える回数
Viewpoint
全社ナレッジ活用による“能力”向上
社内のナレッジを必要なタイミングで取り出すことで、企画型の仕事における参考情報を増やし、
仕事成果を向上させます。ただし、必ずしもナレッジDBを新たに構築する必要はなく、近年発達
している社内掲示板や社内SNSなどの簡易なコミュニケーションツールで代替することも可能です。
UP
アウトプットレベル
=
・全社ナレッジ活用
能力
×
考える回数
ショートタイムミーティングによる“考える回数”増加
複数メンバーの知恵を使って仕事をすることで、その仕事成果を向上させます。この場合のメンバー
とは必ずしも自部門だけではなく、関係する部門メンバーも含みます。特に、企画部門は企画実行
部門との連携を高めることにより、その効果は大きくなります。実施方法としては、短時間かつ
多頻度のショートタイムミーティングが最適です。
UP
アウトプットレベル
=
C
2013
能力
×
・複数人で考える
・異なる視点で考える
考える回数
業務改革/ホワイトカラー改革 >>働き方、マネジメント改革視点
Business
Process
Re-engineering
BPR2-2-02
ショートタイムミーティングによるアウトプットレベル向上
ショートタイムミーティングを実現する環境整備
ショートタイムミーティング主催者は、ミーティングを開催するにあたり、全社ナレッジを活用し
事前準備をすることが必要となります。ミーティングは、10分、20分といった短時間に設定すること
で、多頻度の実施が可能になり、思考回数が増えて、アウトプットレベルが向上します。
ただし、実施頻度を確保し、短い時間でも有効なミーティングにするためには、環境整備が必要です。
ショートタイムミーティングの
時間確保に向けた
その他業務の改善


非付加価値業務削減
業務効率化
社内ナレッジ整備
時間確保


主催者は事前準備・情報提供
論点を明確にする
資料フォーマット設計
短時間での
実施実現
ミーティング
プラットフォーム整備


TV会議・WEB会議
オープンミーティング設備
社内ナレッジDB
社内SNS/掲示板




マネージャーによるレビュー
企画アイデア出し
複数視点での企画推敲
プロジェクト運営へのアドバイスなど
【ショートタイムミーティング】
★ポイント
ショートタイムミーティングの時間帯・
コマ割を社内で共通化することで、
スケジューリングを簡易化
(右記例)
・10:00-11:00と16:00-17:00の2時間
・1コマ15分として設定
コマ1
コマ2
コマ3
11:00~11:15
11:20~11:35
11:40~12:00
コマ4
コマ5
コマ6
16:00~16:15
16:20~16:35
16:40~17:00
Consulting Step
ショートタイムミーティングによるアウトプットレベル向上施策は、立ち上げ準備から社内の
プロジェクトメンバー・従業員を巻き込むことで、働き方の意識改革にもつながり、
実施成果がさらに大きくなります。
導入にあたっての
社内向け研修
 本施策の意義
 導入のポイント
 プロジェクトの進め方
導入準備支援
 プラットフォーム準備支援
コンサルタントによる
実施状況確認
 コンサルタント同席による
ショートタイムミーティングの
実施状況チェック、アドバイス
株式会社日本能率協会コンサルティング TEL.03-3434-0982 http://www.jmac.co.jp mail :[email protected]