直面する課題 研修のねらい・目的 研修の特長 - 日本能率協会

実践化研修 >> アクションラーニング
Human
Resource
『一流人材辞書』活用による
PT-007
キャリアデザイン研修
直面する課題
現代の事業競争の本質は、最終商品ではなく、それらを創り出す資質にシフトしつつあります。中でも、
「人材」の重要性の高まりは従来の比ではなく、人材育成は緊急の経営課題として浮かび上がってきています。
現在の競争を勝ち上がっていく上で貴重な戦力であり次代を担う中堅社員層については、自分自身の成長と
事業貢献の道を自ら切り拓き、常に価値を創造し続ける「強い社員」であるかどうかが、今後の企業競争力を決
定づけると言っても過言ではないでしょう。
一方で、中堅社員の状況に目を向けると、新卒入社後5年~10年程度の業務経験を経て、様々なことが見えて
くる時期であり、その中で会社・仕事に対する問題意識も芽生えてきます。また、業務の慣れが倦怠感につなが
り、自分の現状と将来に対して、このままでよいのだろうかという不安感を覚える不安定な時期であるとも言え
ます。
ビジネスキャリアにおいて、このような時期にこれらの不安感を払拭し、さらなるランクアップを目指した主体
的行動にシフトするための働きかけが重要であると考え、その具体的施策としてキャリアデザイン研修を位置
づけます。
研修のねらい・目的
仕事を通じて主体的に自己成長を図ることができる「強い社員」を育成することを目的とし、組織における実務
の中核を担う中堅社員を対象として、社員が自らの将来像と成長への道標を描き、自らのキャリアデザインの中
で今の仕事をしっかり位置づけ、
1.自分の仕事に対する主体性の強化
2.仕事と自らのステップアップ課題をパラレルに同時実現させようという追求姿勢の強化
3.「仕事成果=キャリア実績」という認識づくりと成果にこだわる姿勢の向上
を目指します。
研修の特長
挑戦的
マイポジション
イメージ
◆挑戦的な“マイビジョン”を描くビジョンづくり
・参加者の日常の意識の範疇でマイビジョンを描いても、
行動変容にはつながりません。
・キャリアデザイン研修で描くマイビジョンは、挑戦的な
ものでなければなりません。
意欲的な
チャレンジ
現実
◆JMACオリジナル「一流人材辞書」の活用
マイ
成り行き
・キャリアビジョンを検討する際の実践的なキーワードが
マイ
ポジション
ビジョン
「一流人材像をどう描くか」です。この描き方には個人
差が出るところですが、本研修では自分が目指す人材像
を発想する際の参考資料として、JMACオリジナルのテン
プレート「一流人材辞書」を活用することで、具体的将
現在
将来
来イメージが湧かない受講者でも新たな発見や気づきを
得られるようにします。
・この「一流人材辞書」をたたき台として、貴社のオリジナルテンプレートを作成することをお勧めします。
貴社オリジナルの一流人材辞書は、経営の意図を事業計画とは異なる形で社員に伝える媒体として機能し、
これを活用して作られた個人別キャリアプランは、会社の方向性とより整合のとれたものとなります。
コーポレート部門
職種
営業部門
経営企画職
経営者の懐刀、影武者
一流人材 ~革新を発想できる人、
キーワード 現場が理解できるよう
に革新を語る人~
①社長のオーダーに対す
R&D部門
広報職
生産・物流部門
経理職
サービス部門
人事労務職
コーポレートブランドを
形成(創造・発信・認
知)できる人
攻撃的大番頭
経営の思いを実現する
~会計上の環境変化に 社員の行動を、現場の
先んじて、自社に有利 実情を推し量りながら
な施策を講じられる人~
方向づけできる人~
①会社の経営戦略に
①ディスクロージャーの動向 ①人事制度に対する
一流人材 るクイックレスポンスができる 大きな影響を与える重 を正しく読み取る能力と グランドデザイン(信念)を
②社長と対等に渡り合 大情報を社外から収集 法規則の理解をもとに 持っている
要件
②現場の社員の名前と
える
しうるネットワークを持つ
対策を講じたり、社内
・・・
・・・
C
2013
・・・
・・・
※「一流人材辞書」とは、
職種別に、世の中の一般動
向を勘案した「ありたい
姿」のキーワードを示した
ものです。社会・他人軸か
らみた必要人材像を表した
ものと言えます。
実践化研修 >> アクションラーニング
Human
Resource
『一流人材辞書』活用による
PT-007
キャリアデザイン研修
研修の対象
新卒入社3年~10年前後の全部門の中堅社員層、もしくは監督職層
研修の期間
2日間研修から、事前・フォローも含めた6ヶ月サポートまで、貴社のご要望に合わせてカスタマイズいたします。
ご要望に応じて、事前取り組みや集合研修の頻度、実践課題の大きさ等を調整いたします。
基本プログラム(例)
以下の基本プログラムは2日間研修の例です。研修前後に準備段階企画、フォロー企画を組み合わせて、
さらなる実践的効果をねらうケースも多数あります。
【第1回目】
【第2回目】
オリエンテーション
1.キャリアデザインの必要性
第
日
1
1.「マイビジョン」「マイターゲット」の
確定
・社会動向・企業動向・人材課題と
ビジネスマンのキャリア
・キャリアデザインの手順とポイント
2.これまでの自分を理解する
・自分自身の棚卸し
3.一流人材辞書の咀嚼
・一流人材のイメージアップ
4.「マイビジョン」を描く
第
日
・自分分析
~自分とは何で、どんな自分になり
たいのか~
2
5.「マイターゲット」を描く
・「マイビジョン」実現要件の抽出
・到達までのマスタープランづくり
・「マイターゲット」の設定
2.マイポジションを認識する
・評価視点ごとの現状レベル評価
醸成期間
1回目の研修で
作成した
「マイビジョン」
「マイターゲット」
について
その妥当性を
高める
(約2週間)
3.自己課題を設定する
・ターゲットとポジションのギャップ分析
・達成に向けての阻害要因・脅威の
発見と対策
4.行動計画を立案する
・やるべきことの列挙と組み立て
・中期計画と年間計画、実行スケ
ジュール
5.決意表明
・発表と総合ディスカッション
・研修総括と今後の活かし方
実績例
・「中堅社員層の活性化をねらったキャリアデザイン研究」 (精密機械製造業/中堅社員 約200名)
・「複線型の新人事制度導入に伴うキャリア形成支援」 (金融業/次代リーダー候補選抜 50名)
・「中堅営業社員の業務スキルアップを目指したキャリア形成構想」 (計測機器製造業/中堅社員 50名)
・「中堅社員のキャリアデザイン」 (化学メーカー/30歳社員 約100名)
・「中堅社員のキャリアデザイン」 (SI業/25名)
この他、各社の人材課題に応じて対象層・目的・内容を絞り込み、オリジナルの企画で実施しております。
株式会社日本能率協会コンサルティング TEL.03-3434-0982 http://www.jmac.co.jp mail :[email protected]