線形数学 II 中間テスト(2014 年 11 月 27 日 木曜日) ※ 答案はすべて答案用紙(本紙)内に記入すること(計算用紙は提出せずに持ち帰ること). ※ スペースが足りない場合は,続きがどこに書いてあるか明記した上で,余白部分に続きを書いてよい. 学籍番号 1 (1) W (2) W = 氏名 点数 を Rn の部分集合とする. このとき, W が Rn の部分空間である事の定義を述べよ. x 3 は R3 の部分空間かどうか調べよ. y ∈ R sin x + sin y + sin z = 0 z 1 0 3 2 a1 = 0 , a2 = 1 , a3 = 1 とする. このとき,以下の問いに答えよ. −1 0 −4 (1) a1 , a2 , a3 が 1 次独立であることを 1 次独立であることの定義に従って示しなさい. x1 (2) 任意の x = x2 ∈ R3 を a1 , a2 , a3 の 1 次結合として表しなさい. x3 1 0 2 1 3 1 4 1 を用いて, 線形写像 f : R4 → R4 を f (x) = Ax (但し, x ∈ R4 ) によって定める. 3 行列 A = 2 1 2 0 4 1 6 2 この時, 以下の問いに答えよ. (1) Ker f のひと組の基底と次元を求めよ. (2) Im f のひと組の基底と次元を求めよ. 4 (1) f : Rn → Rm が線形写像であることの定義を述べよ. (2) 線形写像でない写像の例をひとつ挙げよ. また,それが線形写像でない理由を述べよ. (3) f : Rn → Rm に対して, Ker f の定義を述べよ. 5 R3 の部分空間 x1 3 W1 = x2 ∈ R −x1 + x2 + x3 = 0 x 3 を考える1 . この時, 以下の問いに答えなさい. (1) W1 のひと組の基底と次元を求めよ. (3) W1 ∩ W2 のひと組の基底と次元を求めよ. 1 , x1 3 W2 = x2 ∈ R x1 + x2 + x3 = 0 x 3 (2) W2 のひと組の基底と次元を求めよ. (4) W1 + W2 のひと組の基底と次元を求めよ. W1 , W2 が R3 の部分空間である事は証明せずに用いてよい.
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