代数学特論 第2回レポート

代数学特論 第2回レポート
1. (1) (Z/5Z)× の要素 C(2)、C(3)、C(4) に対し、C(2)4 、C(3)4 、C(4)4 を計算せよ。
(2) (1) を用いて、5 と互いに素な整数 k に対し、k 4 ≡ 1 (mod 5) であることを示せ。
2. 次の計算をせよ。
(
(1)
(
3. S8 の元
1 2
5 3
3
4
1
2
2
3
3
4
4
5
5
1
4
7
5
8
6
6
7
2
8
1
(1) 巡回置換の積の形に書け。
)(
1 2
1 3
3
5
4
4
5
2
)
(
(2)
1 2
5 3
3
6
4
1
5
2
6
4
)−1
)
を次のように変形せよ。
(2) 互換の積の形で書け。
4. (i1 i2 · · · ik ) を Sn に含まれる巡回置換とし、σ ∈ Sn とする。このとき、σ(i1 i2 · · · ik )σ −1 = (σ(i1 ) σ(i2 ) · · · σ(ik ))
を示せ。
5. (1) Sn の元に対し、次の (a) ∼ (c) が成り立つことを示せ。
(a)
(i j) = (1 i)(1 j)(1 i) (2 ≤ i, j ≤ n),
(c)
(1 i)(1 j) = (1 2 i)(1 2 j)2
(b) (1 2)(1 j) = (1 2 j)2
(3 ≤ i, j ≤ n),
(3 ≤ i, j ≤ n, i ̸= j)
(2) (1) の (a) ∼ (c) を用いて、次の (A) ∼ (F) の形の互換2つの積が、(1 2 k) (3 ≤ k ≤ n)の形の巡回置換の積で
表されることを示せ。
(A) (1 2)(1 l)
(l > 2),
(B) (1 j)(1 2)
(D) (1 j)(k l)
(k > 1, j, l > 2),
(j > 2),
(E) (i j)(1 l)
(C) (1 j)(1 l)
(i > 1, j, l > 2),
(j, k > 2),
(F) (i j)(k l)
(i, j > 1, j, l > 2),
(3) An の要素は、(1 2 k) (3 ≤ k ≤ n)の形の巡回置換の積で表されることを示せ。
(4) (1 5 6)(3 4 7) ∈ A7 を (1 2 k) (3 ≤ k ≤ 7)の形の巡回置換の積に書き直せ。
• 提出は A4 の市販のレポート用紙を使ってください。ルーズリーフは使用しないこと。
• 必ず全ての問題に解答してください。解答されていない問題がある場合は、添削はしますが評価はしません。
• あくまでも人に読ませるものであることを意識してください。解読できない乱雑なもの、文章が成立していないもの
は提出したとみなしません。
• 丸写しと認められるレポートは提出したとみなしません。また、ファイルを丸ごとコピーするおそれがあるので、ワー
プロ等での提出は認めませんので、ご了承ください。
• 8 月 5 日 17:00 までに提出してください。