2014.6.18 計算力学及び同演習 演習 No. 9 演習 (A) 9-A-1 〔演習(2014.6.18 〆切)〕3 次元空間内の領域 Ω を占める,厚さ b = 1 の平面的な物体が平 面応力状態にあり,変位と力のベクトル場が,それぞれ u = {u v}T と g = {g x gy }T のように 与えられている.以下の各問に答えなさい. (1) ベクトル場 u と g の各成分を用いて,新たなベクトル場が ug x w= vgy で与えられるとき,ガウスの発散定理式(教科書の 24 ページの式 (2.46))を用いて次 の内積で作られるスカラー場に対する Green-Gauss の積分定理式を導きなさい. ∂g x { } ∂x u v ∂g y ∂y つまり, ∫ { Ω ∂g x ∫ { ∫ { ? ? } } } ∂x dA = ds − dA u v ? ? u v ∂g y ? ? Γ Ω ∂y の形の公式を導きなさい. (2) 次のような 2 種類のベクトル場について,それぞれを (1) で求めた公式のベクトル場 g として代入して表しなさい. σx τ xy ga = , g = b τ xy σy } } { { ただし, u v に対応するベクトル場として, ga については δu δu を, gb について { } は δv δv を用いなさい. (3) 変位ベクトル u と次のベクトル場 ∂σ x ∂τ xy + ∂y fx ∂x f = = fy ∂τ xy ∂σy + ∂x ∂y との内積 uT f に対して (1) で求めた Green-Gauss の式を適用して教科書の (6.61) 式の左 辺を導きなさい(ただし,u∗ = u, b¯ = 0). (4) ポアソン(Poisson)比がゼロで平面応力状態が仮定できる以下の構造物に, x 軸方向 に一様な応力が作用するように,両端に荷重 P¯ を逆向きに与えた(すなわち,σ x のみ が非ゼロの応力成分となっていて,変形も x 軸方向にしか生じない).ヤング(Young) 率を E として,変位で表した仮想仕事式(教科書の式 (6.6))を求めなさい.ただし,y 軸方向の応力や変形の変化はないとして,y に関して積分を施した形で与えなさい.ま た,断面積には A を用いなさい. y x h P P O L b=1 断面積:A = bh=h
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