高松市立牟礼南小学校 での実践例

高松市立牟礼南小学校 での実践例
(一財)電力中央研究所 吉光 司
授業の目的:
手作り実験や工作を通して、エネルギーの代表である電気がどのようにして作られ、
使われているか、その仕組を体感してもらい、科学に興味もってもらう。
また、化石資源の枯渇や地球環境問題点を知り、電気の大事さや省エネルギー重要性を
考えてもらう。
授業内容
・導入実験:生徒に興味を持ってもらうための電気に関する実験
・自然の電気:自然の中にある電気はなにか。(手の平の中で雷(放電現象)を見る。)
・電気を作る:磁石が作る次回の様子を立体的に観察する。
発電の原理を体感(フレミングの右手の法則)する。
発電するためには大きな力が必要であることを体感する。
水力発電、火力発電の仕組みを実験装置により観察する。
・エネルギー環境問題:現在確認されている化石資源埋蔵量を知るとともに、温暖化の仕
組みや温暖化によって生じる問題が、自分に関係のある問題であることを知って
もらう(クイズなど)
。
・電気を使う:電気はどのように使われているか、・熱エネルギー・光エネルギー・運動エネル
ギーなどに変換して使われていることを実験により知ってもらう。
・電気を使うに関する工作:電気エネルギーを光エネルギーに変えて使われている、光ファ
イバーの仕組みが解る工作を行う。
・まとめ:資源の枯渇や地球温暖化を防ぐために、我々がおこなって行かなければならな
いことは何かについて考えてもらう。
火力発電の仕組み
光ファイバーの仕組みの工作