5Gの実現に向けたドコモの取り組みの紹介 サービス共創 ネットワーク Introduction to DOCOMO Activities Toward 5G コミュニケーション 大容量・高信頼化 次世代移動通信システム5G N-7 Next Generation Mobile Communications System (5G) スマートフォンの本格的な普及に伴い激増し続けるトラヒックに対して、2020年以降に容量1000倍&ユーザ体感通信速度100倍以上 (2010年比)といった飛躍的に高い性能を実現する次世代移動通信システム5Gを紹介します。ドコモが世界主要ベンダーと共同で行って いる5G実証実験の取り組みについて紹介し、5Gの効果を可視化するリアルタイムシミュレータを動態展示します。 5G の要求条件および目標 •容量/km2 1000倍 既存の周波数帯 高い周波数帯 (飽和状態) (広帯域を使用でき、高速伝送が可能) 大容量化 広帯域 (e.g. > 3GHz) 超広帯域 (e.g. > 10GHz) 低遅延化 高速通信 •ユーザ体感スループット 100倍 (ピークデータレート 10Gbps以上) 5G •無線区間の遅延を 低い周波数帯で接続性や モビリティを確保 + 高い周波数帯の 有効利用技術 セルラー無線アクセス 技術の継続的発展 低コスト & 省消費電力 周波数帯によらない技術発展 (バックホールの低コスト化を含む) ファントムセル(C/U分離), 低遅延化やM2M等を考慮したフレーム設計の最適化, 等 ドコモ5G実験 既存周波数帯 スモールセル, Massive MIMO, New RAT, 等 非直交アクセス (NOMA), 等 • ネットワークと端末の低消費電力化 (人が密集する環境,M2M等) Frequency 高い/広い周波数帯で高速 データレートを高効率に提供 1ms以下に短縮 多数の端末 との接続 •同時接続端末数 100倍 特 5G の技術コンセプト 高周波数帯における広帯域幅利用 UHF帯 Ex. 800MHz, 2GHz 低SHF帯 3-6GHz 高SHF帯 6-30GHz 新しい信号波形 候補の実験 X NOMA X X ■ 移動通信システムのさらなる大容量化・高速化・低コスト化を 実現し、激増するトラヒックや端末数に対応するとともに、通信 に関するユーザ体感品質を向上 EHF帯 > 30GHz X X 20GHz帯 70GHz帯での 高密度セル間 5GHz帯での 15GHz帯での チャネル 28GHz帯での 超広帯域シングル 協調の実験 Massive MIMO 新無線IF サウンダ 超広帯域BF実験 キャリア&BF実験 ・ MIMO: Multiple-Input and Multiple-Output ・ NOMA: Non-Orthogonal Multiple Access ■ NTTドコモが検討している5G技術コンセプトおよび以下の5G 要素技術候補に関する実証実験の取り組みについて紹介 ・ 高周波数帯での広帯域化活用およびチャネル伝搬測定 ・ 大規模MIMO(Massive MIMO)およびビームフォーミング(BF) ・ 非直交多元接続(NOMA) ・ セル高密度化技術およびセル間協調技術 ・ 新たな信号波形 ■ 5G要素技術候補適用時のシステム動作および性能をリアルタ イムシミュレーターを用いてデモ 利用シーン Frequency X 徴 2020をめざして 2020年以降の移動通信への高い要求条件を満たすことが可 能な5Gシステムのコンセプトと要素技術を提案してきました。 今後は、5Gの実現に向けて国際標準化をリードし、世界主要 ベンダーと連携して実証実験を精力的に進めて参ります。 〈問い合わせ先〉[email protected] Copyright © 2015 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved.
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