l-‡S

学
会
記
2
6
5
事
に ESD が施行 され た. ESD施 行前 には病変 は 2
った.早期の St
a
ge Iで も陽性症例 を認 め ること
か所 と考 えられていたが,ESD施行時 に胃体 中部
か ら腰痛 マ ー カー と して有 用 で あ る と考 え られ
後壁 に近接 して 3欄 の ⅡC病変 が認 め られ た.3
た. さらに切除後および除菌療法前後の変動 につ
個の ⅢC病変 は-活 で切除 され
いて検討 したので報菖す る.
偶発症 は認 め ら
れず経過良好で退院 した.切除径 は 47× 36mm.
病理 診断 は① Adenoca
r
c
i
noma (
t
ub2),m,l
yO,
PLM (
-)
,P
VM (
-)
,t
ypeO-ⅢC,7mm ②
vO,
1
2 胃痛治癒切除後再発症例の検討
Adenocar
ci
noma (
t
ub2>野or2), m,l
yO,vO,
石川
博補 ・田中 典生 ・塚原
明弘
pLM ト ),pvM ト ),t
ypeo一並cwi
t
hUl
-‡S,
丸田
智車 ・小山俊太郎 ・武田
信夫
23× 9mm ③ Adenoc
a
r
c
i
noma (
t
ub2)
,m,
l
yO,
下田
v
O,pLM ト ),pVM ト ),t
ypeo-ⅢC,5mm の
一括切除であった.ESD施行後 1
0か月が経過 し,
再発 は認め られていない.
聡 ・池 田
義之 ・細 井
愛
県立新 発 田病 院外科
胃癌地域連携パ スの作成 を視野 に, 当科 におけ
る胃癌 治癒 切 除 後 の 再 発死 亡症 例 を検 討 した.
早期胃癌 において病変 多発の頻度が高 い ことが
1
997年 4月か ら 2006年 4月までに手術 が施行 さ
007年 2月- 2008年 9月
明 らかに されてい る. 2
89例 車根治度 A,B が得 られ た 830例 の内,
れた 9
03例 中 21症
の期間に当院で施行 された ESD 全 1
再発死亡 した 7
8例 (
9.
4%) を対象 とした.年齢
20.
4%)に多発胃癌が認め られ た. 当院 にお
例 (
5± 11.
1歳,男女比 1.
4 :1で あった.
は平均 66.
ける多発胃癌症例 について まとめ報告す る.
RFS) は中央値 341日,術後 3
無再発生存期 間 (
年 まで に 74例 (
94.
9%) に再 発 が確 認 され た.
再発後生存期 間 は MS
T 209日で,最長 4年 で あ
l
l 胃癌 における血清 p53抗体の検討
吉岡
大雄 ・加藤
佐 々木俊哉 ・船越
俊 率 ・佐藤
った.初回確認時の再発形式 は,腹膜播種 27例
健太
和博 ・本山 展隆
県立 がん セ ンター新潟病院 内科
(
34.
6%),血行性 25例 (
32.
1%),リンパ 節 24例
(
3
0.
8%)であ)た.腫鳴 マーカー (
CEA,CA1
91
9) の上昇 は, 44例 (
56.
4%) に認 め られ たが,
発癌過程 において癌抑制遺伝 子 p53の変異 や
2例 (
28.
20
/
a),確認 と
再発角確認 よ り前の上昇 2
欠失 によりアポ ト-シスを抑制 され ることが癌発
0例 (
1
2.
8%)
,確認後の上昇 1
2例
同時の上昇 1
生 とその後の進展や再発に関与 してい るとされて
(
1
5.
4%)で あった,以上の結果 を連携 パ ス作成
3の変異が高率 に生 じ,発
い る.癌の早期か ら p5
に利用 したい,
癌への過程やその後の進展 に関与 し抗癌剤感受性
関連園子 として も注 目され,免疫組織学的に検討
されて きた.近年,がん細胞の p5
3異常 タンパ ク
1
3 早期胃癌の発見および範囲診断 における当科
に よって惹起 きれ る血清 中 I
gG 抗体 を検 出す る
での工夫 一 酢酸撒布後 インジゴカル ミン色
血清 p5
3抗体の測定が可能 とな り,大腸癌や食道
素内視鏡 の有用性 久 場 村
河 相 杉
浩
検討 されている.
蒲 健 ?意
との関連などについて,その臨床的意義 について
山 尾 川 岡
米 横 盲 目
癌 などにおける早期診断か ら予後,抗癌剤感受性
順志 II
賓
恒男 ・和栗
勇
暢生
1=・五十嵐健太郎
胃癌 にお いて も早 期 か ら p53の変 異 か ら H.
pyhn'
感染性 胃炎か ら発癌への過程や その後の進
展への関与 も注 目されている.胃癌患者 における
新潟市民病 院消 化器科
特別 な設備投資 も要 さず安価 に安全 に内視鏡診
血清 p5
3抗体 を測定 し,臨床病理学的因子 との関
断能 を向上 させ る観察法 として,近年 「
酢酸撒布
連性 を検討 した.胃癌全体 で 20%の陽性率で あ
法 」 が注 目を集 めてい る.本法は早期 胃癌の車で