2015年11月25日トルコの金融市場動向 Weekly Report 【2015年11月14日～2015年11月20日の推移】【1】為替動向先週のトルコ・リラ相場は対米ドル、対円で上昇となりました。引き続き、新内閣人事を控えて様子見姿勢が強かったことに加えて、FOMC （米国連邦公開市場委員会）議事録により、米国の利上げペースが緩やかになるとの観測が高まったことを背景に新興国通貨が買われ、対米ドル、対円で上昇しました。今週は金融政策決定会合が予定されています。また、新内閣の発表が行われると見られます。引き続き、新内閣人事や米国の今後の金融政策をめぐる思惑に左右されやすい相場展開を想定します。【2】金利動向先週のトルコ2年国債金利は横ばいでの推移となりました。トルコでは、新内閣人事の発表を前に様子見姿勢が強く、1週間を通して見るとトルコの2年国債金利はほぼ横ばいでの推移となりました。今週は金融政策決定会合が予定されていますが、こちらについては現状の金融政策が据え置かれるとみられ、材料にはなりにくいと考えられます。引き続き、米国の金融政策をめぐる思惑に加え、トルコの新内閣人事をめぐる思惑が相場を動かす材料になりやすいと想定します。特に経済関連の閣僚人事で、市場からの信認が厚いババジャン元経済担当副首相やシムシェキ財務相などが継続して経済政策を担うかに注目が集まります。【トルコ・リラ為替推移】（2015年10月23日～2015年11月20日）（円/トルコ・リラ）（トルコ・リラ/米ドル） 46.0 2.75 43.41 円/トルコ・リラ（左軸） 44.0 2.80 トルコ・リラ/米ドル(右軸、上下反転）トルコ・リラ高 42.0 2.85 40.0 2.90 2.83 38.0 36.0 10/23 2.95 10/30 11/6 11/13 安 3.00 11/20 ※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。【トルコ金利推移】 13.0 （2015年10月23日～2015年11月20日）（%） 2年国債 12.0 11.0 10.26 10.0 9.0 10/23 10/30 11/6 11/13 11/20 【3】主要経済指標発表日 11/24 11/24 11/24 発表頻度月次月次月次期間 - 指標名 1週間物レポ金利翌日物貸出金利翌日物借入金利データ 7.50% 10.75% 7.25% （参考）前回 7.50% 10.75% 7.25% （出所：ブルームバーグより大和投資信託作成）当資料のお取り扱いにおけるご注意 ■当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものであり、勧誘を目的としたものではありません。■当資料は、各種の信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。■当資料の中で記載されている内容、数値、図表、意見等は当資料作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。■当資料中における運用実績等は、過去の実績および結果を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。販売会社等についてのお問い合わせ⇒大和投資信託フリーダイヤル0120-106212（営業日の9:00～17:00） HP http://www.daiwa-am.co.jp/ 1/1