2015年2月24日トルコの金融市場動向 Weekly Report 【2015年2月14日～2015年2月20日の推移】【1】為替動向先週のトルコ・リラ相場は対米ドルでほぼ横ばい、対円では上昇しました。重要な経済指標の発表が無い中、米国で発表されたFOMC（米国連邦公開市場委員会）議事録を受けて米国の利上げ観測が後退し、トルコ・リラが上昇する局面もありましたが、翌週に控えた金融政策決定会合が重しとなり、1週間を通して見ると対米ドルでほぼ横ばい、対円では上昇しました。今週は金融政策決定会合が予定されています。また、イエレンFRB（米国連邦準備制度理事会）議長の議会証言などが予定されており、外部要因にも左右されやすい相場が想定されます。【トルコ・リラ為替推移】（2015年1月23日～2015年2月20日）（円/トルコ・リラ）（トルコ・リラ/米ドル） 54.0 2.30 52.0 2.35 48.52 先週のトルコ2年国債金利は上昇しました。翌週に金融政策決定会合を控えていることや、米国でFOMC議事録やイエレン議長の議会証言を前に、様子見姿勢が強く、1週間を通して見るとトルコ2年国債金利は上昇しました。今週は金融政策決定会合に注目が集まります。市場では見方が分かれており、おおむね 0.25％～0.50％の利下げが見込まれています。また引き続き、米国の金融政策をめぐる思惑を背景に値動きの荒い相場展開が想定されます。高 50.0 2.40 48.0 2.45 円/トルコ・リラ（左軸） 46.0 トルコ・リラ/米ドル(右軸、上下反転） 44.0 1/23 1/30 2/6 2/13 2.50 安 2.45 2.55 2/20 ※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。【トルコ金利推移】【2】金利動向トルコ・リラ 10.0 （2015年1月23日～2015年2月20日）（%） 9.0 8.22 8.0 7.0 2年国債 6.0 1/23 1/30 2/6 2/13 2/20 【3】主要経済指標発表日 2/24 2/24 2/24 2/27 発表頻度月次月次月次月次期間 1月指標名 1週間物レポ金利翌日物貸出金利翌日物借入金利貿易収支データ - （参考）前回 7.75% 11.25% 7.50% -85.1億ドル（出所：ブルームバーグより大和投資信託作成）当資料のお取り扱いにおけるご注意 ■当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものであり、勧誘を目的としたものではありません。■当資料は、各種の信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。■当資料の中で記載されている内容、数値、図表、意見等は当資料作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。■当資料中における運用実績等は、過去の実績および結果を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。販売会社等についてのお問い合わせ⇒大和投資信託フリーダイヤル0120-106212（営業日の9:00～17:00） HP http://www.daiwa-am.co.jp/ 1/1