2016年5月24日トルコの金融市場動向 Weekly Report 【2016年5月14日～2016年5月20日の推移】【1】為替動向【トルコ・リラ為替推移】先週のトルコ・リラ相場は対米ドルでほぼ横ばい、対円で上昇となりました。ダウトオール首相が辞任を発表して以来、政治動向に注目が集まる中、投資家に様子見姿勢が見られたことなどを背景に、1週間を通して見ると対米ドルでほぼ横ばいでの推移となる一方、対円では米ドル高円安の進展を背景に上昇となりました。今週は5月24日（現地）に金融政策決定会合が開催されます。週末に行われたAKP（公正発展党）の党大会で運輸相を務めていたユルデゥルム氏が新首相となることが決定したこともあり、今後の注目は新内閣人事に集まりやすいと考えられます。【2】金利動向（円/トルコ・リラ）（トルコ・リラ/米ドル） 44.0 2.75 42.0 2.80 トルコ・リラ 40.0 2.85 37.01 38.0 2.90 36.0 2.95 円/トルコ・リラ（左軸） 34.0 トルコ・リラ/米ドル(右軸、上下反転） 3.00 4/22 4/29 5/6 高安 2.98 32.0 5/13 3.05 5/20 ※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。【トルコ金利推移】先週のトルコ2年国債金利は小幅な上昇となりました。新首相人事などを控える中、投資家の様子見姿勢が強かったこともあり、トルコの2年国債金利は小幅な上昇となりました。今週は金融政策決定会合の開催が予定されています。市場では、引き続きコリドー金利の上限である翌日物貸出金利の引き下げが行われることが見込まれています。また市場での注目は、新政権下でも市場からの信認が厚いシェムシェキ経済担当副首相などが現職を維持するか、などに集まりやすいと考えられます。（2016年4月22日～2016年5月20日）（2016年4月22日～2016年5月20日）（%） 12.0 2年国債 11.0 10.0 9.79 9.0 8.0 4/22 4/29 5/6 5/13 5/20 【3】主要経済指標発表日 5/16 5/24 5/24 5/24 発表頻度月次月次月次月次期間 2月 - 指標名失業率 1週間物レポ金利翌日物貸出金利翌日物借入金利データ 10.9% - （参考）前回 11.1% 7.50% 10.00% 7.25% （出所：ブルームバーグより大和投資信託作成）当資料のお取り扱いにおけるご注意 ■当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものであり、勧誘を目的としたものではありません。■当資料は、各種の信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。■当資料の中で記載されている内容、数値、図表、意見等は当資料作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。■当資料中における運用実績等は、過去の実績および結果を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。販売会社等についてのお問い合わせ⇒大和投資信託フリーダイヤル0120-106212（営業日の9:00～17:00） HP http://www.daiwa-am.co.jp/ 1/1