2015年12月15日トルコの金融市場動向 Weekly Report 【2015年12月5日～2015年12月11日の推移】【1】為替動向先週のトルコ・リラ相場は対米ドル、対円で下落となりました。南アフリカのズマ大統領が、市場の信認の厚いネネ財務大臣を解任する人事を発表したことが嫌気され、南アフリカ・ランドが大きく下落する中、投資家のセンチメントが悪化し、トルコ・リラも対米ドル、対円で下落しました。今週のトルコについては、引き続き米国（FOMC（米国連邦公開市場委員会））とトルコ（MPC（金融政策決定会合））における金融政策に関する思惑に左右されやすいと想定します。【2】金利動向先週のトルコ2年国債金利は上昇しました。南アフリカの財務大臣の交代をきっかけに、トルコ・リラも軟調な動きが続く中、トルコの2年国債金利も上昇しました。今週は米国のFOMCに注目が集まります。米国の利上げの後に、トルコ中央銀行は金融政策の簡素化に着手するとみられています。 FOMC後はトルコで行われる金融政策決定会合をめぐる思惑に左右されやすい相場展開を想定します。【トルコ・リラ為替推移】（2015年11月13日～2015年12月11日）（円/トルコ・リラ） 48.0 （トルコ・リラ/米ドル） 2.75 円/トルコ・リラ（左軸） 46.0 2.80 トルコ・リラ/米ドル(右軸、上下反転）トルコ・リラ 40.55 44.0 2.85 42.0 2.90 40.0 2.95 高安 2.98 38.0 11/13 11/20 11/27 12/4 3.00 12/11 ※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。【トルコ金利推移】（2015年11月13日～2015年12月11日）（%） 13.0 2年国債 12.0 11.0 10.99 10.0 9.0 11/13 11/20 11/27 12/4 12/11 【3】主要経済指標発表日 12/10 12/10 12/10 発表頻度月次四半期四半期期間 10月 7-9月期 7-9月期指標名経常収支 GDP（季節調整済/前四半期比） GDP（前年同期比）データ -1.3億ドル 1.3% 4.0% （参考）前回 1.2億ドル 1.4% 3.8% （出所：ブルームバーグより大和投資信託作成）当資料のお取り扱いにおけるご注意 ■当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものであり、勧誘を目的としたものではありません。■当資料は、各種の信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。■当資料の中で記載されている内容、数値、図表、意見等は当資料作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。■当資料中における運用実績等は、過去の実績および結果を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。販売会社等についてのお問い合わせ⇒大和投資信託フリーダイヤル0120-106212（営業日の9:00～17:00） HP http://www.daiwa-am.co.jp/ 1/1