2015年12月1日トルコの金融市場動向 Weekly Report 【2015年11月21日～2015年11月27日の推移】【1】為替動向【トルコ・リラ為替推移】（2015年10月30日～2015年11月27日）先週のトルコ・リラ相場は対米ドル、対円で下（円/トルコ・リラ）（トルコ・リラ/米ドル）落となりました。24日（現地）にトルコ軍機がトル 48.0 2.75 コ領空を侵犯したロシア軍機を撃墜し、地政学トルコ・円/トルコ・リラ（左軸） 46.0 2.80 リラリスクが高まったことが嫌気されたことから、トルトルコ・リラ/米ドル(右軸、上下反転） 41.98 高コ・リラは対米ドル、対円で下落しました。 44.0 2.85 今週は貿易収支や11月消費者物価指数の発表が予定されています。また、米国では雇用統 42.0 2.90 計の発表も控えており、米国の今後の金融政 40.0 2.95 安策をめぐる思惑に左右されやすい相場展開を 2.93 想定します。 38.0 10/30 11/6 11/13 11/20 3.00 11/27 ※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。【2】金利動向先週のトルコ2年国債金利は上昇しました。トルコでは新内閣人事が発表され、一定の評価を得ましたが、ロシア軍機撃墜のニュースを受けて、地政学リスクが高まったことが相場の重しとなり、1週間を通してみるとトルコの2年国債金利は上昇となりました。今週はトルコについては、経済指標の発表に加えて、米国の雇用統計が相場を動かす材料となりやすいと考えます。また、足元ではロシアとの緊張が高まっており、事態の動向についても引き続き注目が集まります。【トルコ金利推移】 13.0 （2015年10月30日～2015年11月27日）（%） 2年国債 12.0 11.0 10.53 10.0 9.0 10/30 11/6 11/13 11/20 11/27 【3】主要経済指標発表日 11/30 12/3 12/3 発表頻度月次月次月次期間 10月 11月 11月指標名貿易収支消費者物価指数（前月比）消費者物価指数（前年比）データ -36.2億ドル - （参考）前回 -38.0億ドル 1.55% 7.58% （出所：ブルームバーグより大和投資信託作成）当資料のお取り扱いにおけるご注意 ■当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものであり、勧誘を目的としたものではありません。■当資料は、各種の信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。■当資料の中で記載されている内容、数値、図表、意見等は当資料作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。■当資料中における運用実績等は、過去の実績および結果を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。販売会社等についてのお問い合わせ⇒大和投資信託フリーダイヤル0120-106212（営業日の9:00～17:00） HP http://www.daiwa-am.co.jp/ 1/1