ご参考資料 2015年12月22日 マニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社 米国株式(米国銀行セクター)について ~米国地方銀行のM&A~ 大小様々な規模の銀行が存在する米国 米国銀行数と合併件数の推移 (1990年~2014年、年次) 米国では世界第3位の広大な国土に5,000を超え る銀行があり、世界で最も銀行の数が多い国です。 例えば、従業員約25万人を有するウェルズ・ファー ゴのような巨大銀行から、支店数が10店舗程度の 「コミュニティ・バンク」と呼ばれる地域に根ざした銀 行まで、大小様々な規模の銀行が存在しています。 (行数) (件数) 1990年 約12,300行 14,000 700 自発的な合併(右軸) 破綻による救済合併(右軸) 12,000 600 10,000 500 2014年 約5,600行 8,000 6,000 M&A(企業買収・合併)による収益力向上 300 銀行数(左軸) 4,000 米国の銀行業界ではM&Aが活発に行われており、 銀行数はこの約25年間でほぼ半減しましたが、依然 として5,000を超える銀行が存在します。 100 0 90 92 米国では依然として銀行数が過剰であり、今後も 地方銀行を中心に業界再編が積極的に進む可能性 が高いと考えられます。米国銀行セクターでは、特 にM&Aによる業容拡大を通じた収益力の向上を図 る銀行に大きな投資機会があると考えられます。 0 98 00 02 04 06 オールド・ナショナル・バンコープ (米国・中西部 商業銀行) 被買収企業 ユナイテッド・バンコープ (米国・中西部 商業銀行) 300 114 +52% ▲88% 100 14 自発的な合併 破綻による救済合併 ※合併の分類はFDIC(米連邦預金保険公社)の定義によるもの 出所:FDIC(米連邦預金保険公社)のデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ ジャパンが作成 買収企業 レナサント (米国・南部 商業銀行) 被買収企業 ヘリテージ・ファイナンシャル・グループ(米国・南部 貯蓄金融機関) 160 2014年1月8日 M&A発表 100 100 14/1 14/4 14/7 (年/月) ※M&A発表1年前の2013年1月8日を100として指数化、M&A完了(2014年8月1日)の 前営業日まで表示 出所:ブルームバーグのデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成 ヘリテージ・ファイナンシャル・ グループ(被買収企業) 140 120 13/10 2014年12月10日 M&A発表 レナサント(買収企業) 150 13/7 0 14 (年) 12 2009年(リーマンショック後) 2014年 239 180 13/4 10 【ご参考】 米国銀行株式関連のM&A好事例② (2013年12月10日~2015年6月30日、日次) 買収企業 オールド・ナショナル・バンコープ (買収企業) ユナイテッド・バンコープ(被買収 企業) 08 157 【ご参考】 米国銀行株式関連のM&A好事例① (2013年1月8日~2014年7月31日、日次) 50 13/1 96 米国銀行合併の目的別比較 (2009年対2014年) 200 200 94 (件数) 300 M&Aが株式市場で好感されると、被買収企業の株 価が大きく上昇するケースがあります(下記M&A好 事例①、②参照)。 250 200 2,000 リーマンショック直後は金融システムの安定化を 図った救済型のM&Aが増加しましたが、足元では収 益拡大をめざした自発的なM&Aが増加しています。 400 80 13/12 14/3 14/6 14/9 14/12 15/3 15/6 (年/月) ※M&A発表1年前の2013年12月10日を100として指数化、 M&A完了(2015年7月1日)の 前営業日まで表示 出所: ブルームバーグのデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成 ※上記の事例はM&Aの好事例を示したものであり、個別銘柄を推奨するものではありません。 ・当資料は、マニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社(以下「当社」といいます)が投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、特定の投資商品の推奨 を目的としたものではありません。・当資料記載のデータや見通し等は、将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。・当資料は、信頼できると考えられる情報をも とに作成しておりますが、正確性、適時性を保証するものではありません。・当資料の内容およびコメントは資料作成時点における経済・市場環境等について当社の見解を記載した もので当該見解は予告なく変更される場合があり、将来の経済・市場環境の変動等を保証するものではありません。・各指数に関する著作権等の知的財産、その他一切の権利は、 各々の開発元または公表元に帰属します。・投資信託のお申込みの際は、必ず最新の投資信託説明書(交付目論見書)で商品内容をご確認の上、ご自身で投資のご判断をお願い いたします。・当資料に関する一切の権利は、引用部分を除き当社に属し、いかなる目的であれ当資料の一部または全部の無断での使用・複製はできません。 商号等: マニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1985号 加入協会: 一般社団法人投資信託協会
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