学校通信

函館市立あさひ小学校学校通信
第10号
◆校
平成27年12月24日
訓
発行
あかるく
TEL
FAX
0138-22-2181
0138-22-2182
なかよく
たくましく
◆重点教育目標
URL http://www3.ncv.ne.jp/~asahi-es/oshirase.html
楽しく学び
みんなともだち
「平成27年度
校長
幕
田
真
二
85日間の2学期が今日で終了し,無事終業
式を迎えることができました。これまで大きな
事故や怪我もなく,228人の子供たちは毎日元
気に登校することができました。これも本校の教育活動にご理解
いただいた保護者・地域の皆様からのご支援の賜と心より感謝申
しあげます。
2学期をふり返り,子供たちは,日常の学習はもちろん,学芸
会等の学校行事に意欲的に取り組むことができました。また,校
内外の様々な体験を通して,さらに成長した姿を感じています。
一人ひとりの頑張りは,今日渡された通信表「あさひの子」を
ご家族一緒にご確認いただきたいと思います。子供たちそれぞれ
には課題もありますが,現在の姿をしっかりと受け止めていただ
き,今後の生活への励ましをお願いします。
明日から25日間の冬休みが始まりますが,年末年始をはさみ何
かと多忙なこととは思いますが,親子のふれあいの時間の中で,
今まで気づかなかったお子さんの良さを発見できるよう家族の絆
を深めてほしいと願っています。
さて,平成27年も残すところあと1週間
となりました。毎年12月12日の『漢字の日 』
(由来は「いい字一字 」)には,その年の世
相を表す漢字が発表されています。今年は1
5日に発表されましたが 『安』 でした。安全
保障関連法や,世界で頻発したテロへの不安
などが理由だったようです。なお,2位以下
は,
「爆 」
「戦 」
「結 」
「五 」
「賞 」
「偽 」
「争 」
「変 」
「勝」でした。
あさひ小学校では,子供たちの「安心・安全の確保」を大切に
しておりますが,「不安」を感じた場面もあったのではないかと反
省しております。冬休み中に課題をしっかりと検証し,解決のた
めの手立てを考えていきます。
皆様のご家庭では,今年1年を振り返り,どんな漢字を選ばれ
たのでしょうか?
まだまだ,世の中は混迷が続きそうですが,教育の世界は ,『夢
と希望』をもった子供たちの健やかな成長を願い新年を迎えたい
と思います。
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
漢字をよく見てみると!
○『辛い(つらい)』に『一』を足すと『幸せ(しあ
わせ)』になる 。『幸せ』の土台は『辛い 』。ま
た ,『辛い』という字は『十』の上に『立って
いる』
。 辛いからこそ幸せになれる。
○感謝,謝罪の『謝』は『言葉で射る』と書きます。言葉に出
さなきゃ『感謝』じゃない 。「ありがとう 」「ごめんなさい」
「おいしかったよ」「大好き」等,その気持ちは,言葉に出さ
なければ相手には伝わらない。言葉で伝えてこそ価値がある。
12月25日(金)~1月18日(月)冬季休業日
12月25日(金)学習サポート教室①(9:00~10:30)
12月29日~1月3日
1月
年末年始のお休みです
9日(土)PTA資源回収日
前回は児童質問紙の解答状況をお知らせしましたが、今回は
国語と算数と理科の結果について概要をお知らせします。
問題Aは主として「知識」に関する問題です。問題Bは主と
して「活用」に関する問題です。理科は「知識」と「活用」に
関する問題が一体的に出題されました。
各教科の結果は、全国平均・全道平均を下回りました。内容
についてご報告します。
【国語】
10日(日)北海道アンサンブルコンクール(芸術ホール )
15日(金)学習サポート教室②(9:00~10:30)
17日(日)函館地区ミニバス新人大会(あさひ小)
18日(月)学習サポート教室③(9:00~10:30)
19日(火)第3学期始業式,午前授業(12:05下校予定)
20日(水)午前授業,登校安全指導~22日
冬休み図書返却~26日
21日(木)給食開始,夕焼け広場開始
23日(土)函館地区ミニバス新人大会(あさひ小)
24日(日)函館地区ミニバス新人大会(サンリフレ)
25日(月)児童会A 給食週間(~29日)
冬休み作品展(~2/2)
26日(火)全校朝会(給食週間)
28日(木)学力検査(1~5年)
新入学児童保護者説明会(15:00~16:00)
29日(金)学力検査(1年)
英語サポーター
全国学力・学習状況調査」
教科に関する調査結果について
知能検査(4年)
国語A(主として「知識」に関する問題)
・「読むこと」は全国平均・全道平均とほぼ同様でしたが、
「書くこと」は下回りました。
◎漢字の読みは90%以上できており、3問中2問は 100 %
でした。
◎コラムを読んで表現の工夫を捉えることができました。
▲文を構成する主語と述語との照応関係を捉えることに課題
がありました。
▲具体的な事例を挙げて説明する文章を書くことに課題があ
りました。
国語B(主として「活用」に関する問題)
◎目的や意図に応じ、新聞の割り付けをすることができまし
た。
◎目的に応じ、中心となる語や文を捉えたり、要旨を捉えた
りすることができていました。
▲目的や意図に応じ、記事に見出しを付けることに課題があ
りました。
▲登場人物の行動を基にして、場面の移り変わりを捉えるこ
とや登場人物の気持ちの変化を想像しながら音読すること
に課題がありました。
<国語についての改善策>
・国語辞典や漢字辞典を日常的に利用して調べる習慣を
つけ、語彙を広げる。
・漢字の読み書きを反復練習し、漢字を使って短文を書
く練習をする。
・メモをとったり、読み取った内容を的確に表現したり
する機会を意図的につくる。
・登場人物の行動や気持ちの変化を丁寧に読み取る練習
をする。
算数と理科については裏面に続きます。
平成27年度明るい選挙啓発ポスター
第二次審査(北海道))
入賞
5年2組
日隅
ひなた
【算数】
算数A(主として「知識」に関する問題)
・「量と測定」は全道平均を上回り、「技能」は全道平均と同
程度でした。
・「図形」の領域と「知識・理解」に課題がありました。
◎繰り上がりのある2位数の加法の問題は 100 %でした。
◎末尾の位のそろっていない小数の減法の計算ができました。
▲単位となる小数の幾つ分で、小数の大きさを表すことに課
題がありました。
▲円の性質や二等辺三角形の性質を考えることに課題があり
ました。
▲見取図や展開図を関連付けて、立体図形の辺や面の位置関
係を理解することに課題がありました。
算数B(主として「活用」に関する問題)
◎平行四辺形の四つの辺の組み合わせを正しく選択できまし
た。
▲平行四辺形の作図の方法に用いられる図形の約束や性質を
理解することは課題がありました。
▲四捨五入して、千の位までのおよその数にして和を求める
ことが課題でした。
▲示された図形の色がついた部分の面積を求めることに課題
がありました。
<算数の改善策>
・朝の反復学習、宿題、放課後の補充学習を活用し、四
則計算の定着を図る。
・授業の流れの中で、始まりでは前時の復習、終わりに
は練習問題を実施し、学習内容の定着を図る。
・算数的活動を多く取り入れ、自分の考えを書いたり、
発表したりする機会を設定する。
【理科】
・「地球」に関する問題は全道平均とほぼ同様で、「観察・
実験の技能」は全国平均を上回りました。
◎メダカの雌雄を見分ける方法や顕微鏡の名称、メスシリン
ダーの名称はよくできていました。
◎水の温まり方について、実験結果から考え直した内容を選
ぶことができていました。
◎メスシリンダーで水をはかり取る適切な扱い方を選ぶこと
ができました。
◎水が水蒸気になる現象について、その名称を書くことがで
きました。
▲電磁石の働きを利用した振り子が左右に等しく揺れる導線
の巻き方や乾電池のつなぎ方を選ぶことが課題でした。
▲生物の成長に必要な養分のとり方について、仲間分けした
観点を選ぶことに課題がありました。
▲月や星座の学習に課題がありました。
<理科の改善策>
・実験や観察をする場合には、操作方法や観察方法の理
解と意味を捉えさせる。
・実験や観察から事実と解釈の両方を表現し、考察した
ことや判断した理由を的確に説明する学習をする。
<今後の取組>
○学校としては、6年間を通して
①学習の約束をより意識させます。
②きめ細かい「個に応じた指導」を充実させ、子どもたちが
主体的・能動的に学習に参加できるように授業改善を進
め、学習意欲を高めます。
③校内研修の研究主題「自分の考えを表現し、確かに伝え合
う子どもの育成」を受けて、「自分の考えを表現する力」
を育て、さらに 、「考えを伝え合い、考えを深めたり広げ
たりする力」を育てる授業作りを行います。
④朝学習や朝読書、宿題、家庭学習の方法、放課後学習、長
期休業中の学習サポートを充実させます。
⑤小中連携の、家庭学習強調週間の取組を進めます。
○家庭との連携を深めて
①「生活診断表」や「家庭学習の手引き」を活用し、基本的
な生活習慣・学習習慣を身に付けさせます。
②ご家庭でTVやゲーム、インターネット、スマホや携帯電
話の使い方と約束をお子さんとご確認ください。
③学校での子どもたちのがんばりをお伝えし、家庭での子ど
もたちのがんばりをお聞きします。
○子どもたちへの言葉がけ
・子どもたちが自分のよさを発揮できるように、子どもた
ちには「ほめる、認める、励ます」言葉がけを続けます。
ご家庭でも子どもたちが元気になる言葉がけをお願いし
ます。
明日からの冬休みは、学年ごとに生活表や課題があり
ます。
保護者の皆様には生活表や課題を確認していただき、
子どもたちが計画的に、有意義な毎日を過ごせるように
ご協力ください。
北海道子ども相談支援センターの
相談窓口について
「相談支援センター」は10月に開設され、本道の多くの
子どもたちや保護者の皆様の利用がありました。
冬休みになり、子どもたちが学校生活から離れ、家庭中心
となる時期を迎え、改めて子どもたちや保護者の皆様に「相
談支援センター」の相談窓口をお知らせします。