(別紙3) 平成27年度学力調査研究事業における 学力調査業務委託仕様書 福島県教育委員会 1 委託業務名 平成27年度学力調査研究事業における学力調査業務委託 2 委託期間 契約締結日から平成28年3月31日まで 3 委託内容 (1)学力調査の実施 ア 実施期間 平成27年11月9日(月)~13日(金) イ 調査対象学年・数量・教科等 区分 学 年 数 量 教科等 小学校 第5学年 約 16,600 人(458校) 国語、算数、理科、意識調査 中学校 第2学年 約 18,300 人(224校) 国語、数学、理科、英語、意識調査 ※ 児童生徒数及び学校数には県立中学校を含む。 ※ 特別支援学校の希望利用については含んでいない。 ※ 児童生徒数については、後日の調査により変動の可能性がある。 ウ 実施方法 (ア) 各教科、小学校は45分、中学校は50分で実施する問題用紙及び解答用紙、 また、実施の手引き等の作成・印刷を行う。問題用紙、解答用紙の数量はイを 目安とするが、対象児童生徒及び希望利用児童数が確定後指示する。また、実 施の手引き等の数量は、実施学級数が確定の後、指示する。なお、解答用紙等 について、児童生徒の氏名を取得しない形式を用いること。 (イ) 問題用紙等を調査対象学年別に包装し、平成27年11月4日(水)までに 各学校に送付する。 (ウ) 学力調査終了後、各学校から回答用紙を回収し、採点、集計・分析の上(3) に掲げる資料を作成する。 (2)学力調査研究業務委託に係る特記事項 別紙 (3)報告資料及び成果品、数量 ア 報告資料の内容 (ア) 目標値に照らした学力調査結果 〔県全体、生活圏別、市町村別〕 ※ 目標値とは、学習指導要領に示された内容について標準的な時間をかけて学んだ場合、設問 ごとに正答できることを期待した児童生徒の割合を示したもの (イ) 大領域、中領域別及び観点別及び問題形式別の正答率を集計したもの 〔県全体、生活圏別、市町村別〕 (ウ) 学校ごとの学力調査結果及び分析に関わるもの 〔学校ごと〕 (エ) 各児童生徒の学力調査結果及び分析に関わるもの 〔児童生徒の個票〕 (オ) 意識調査の結果及び学力調査結果とのクロス集計表、また指導状況調査の 結果及び学力調査結果とのクロス集計表(県全体、生活圏別、市町村別、各学 校ごと「ただし、意識調査については、各学級における児童生徒の回答一覧を 付す」) (カ) その他、別途指示するものが生じた場合には、協議する。 イ 成果品、数量及び送付先 ○出力帳票 A(報告資料(ア)~(ウ)、(オ))各3部、またはその電子データ、または その両方 県教育委員会、7教育事務所、 59市町村教育委員会 ○出力帳票 B(報告資料(ウ)、(オ)) 各1部(各該当学校ごと)〔当該学校〕 (報告資料(エ)) 各1部(各児童生徒ごと)〔当該学校〕 *(ウ)は各学校ごとのものとする。(オ)については、県全 体、生活圏ごと、市町村ごと、各学校ごとの集計表と する。 *報告資料(エ)は、各学級における児童生徒の回答一覧 を各学級ごと各1部を添付する。 *報告資料(エ)の各学級における児童生徒の回答一覧は、 児童生徒の氏名を取得しない形式とする。 *出力帳票 A のうち、報告資料(ウ)については、帳票で はなく電子媒体に収めてよい。 ○結果概要版 2800部 〔別紙配付計画による〕 *別紙「学力調査研究業務委託に係る特記事項 8 結果 概要版」参照 ○電子媒体(最終結果資料 報告資料(ア)~(ウ)、(オ)) 1枚 〔県教育委員会〕 4 業務着手及び完了時の届け出等 委託業務に着手した場合は「委託業務着手届」(任意様式)を、業務が完了した場 合は、「委託業務完了届」(任意様式)を、それぞれ速やかに福島県教育庁義務教育 課へ提出すること。 5 納期限及び提出先 (1)出力帳票及び結果概要版 平成28年1月18日 福島県教育庁義務教育課 * 出力帳票 A は各教育事務所及び市町村教育委員会、また出力帳票 B は、各学 校へ直接送付するものとする。 * 結果概要版については、別紙配付計画によるが、事前送付及び後日配送の日 程については、県教育委員会に確認する。 (2)最終結果資料(電子データ) 平成28年3月25日まで 福島県教育庁義務教育課 6 作成物の帰属関係 本委託による成果品は、福島県教育委員会に帰属する。 7 その他 本仕様書に記載のない事項について、疑義が生じた場合には、県教育委員会と委託 業者協議のうえ定める。 別紙 学力調査研究業務委託に係る特記事項 1 ○ 2 分析検討委員会の設置 委託業者は、問題の作成に関して、国語、算数・数学、理科、英語(中学校)、意 識調査及び指導状況調査委員会の5委員会からなる分析検討委員会を開催し、問題の 原案を提示するものとする。なお、分析検討委員会は、県教育委員会が選出する委員 により構成されるものとする。また、問題作成に関して、県教育委員会の要請により 必要に応じて開催する。 学力調査問題の作成 全国学力・学習状況調査に即した質の高い問題とする。 英語の聞き取りテスト用CDは各学級1枚とする。 小学校においては、目安として、全国学力・学習状況調査「主として『知識』に関 する問題」に対応する問題が20分、「主として『活用』に関する問題」に対応する 問題が25分、中学校においては、「主として『知識』に関する問題」に対応する問 題が20分、「主として『活用』に関する問題」に対応する問題が30分で解答でき る問題を作成する。 ○ 「主として『知識』に関する問題」、「主として『活用』に関する問題」に対応す る問題のそれぞれ7割程度は、全国との比較が可能な標準問題とする。また、3割程 度は別紙で示す福島県教育委員会が作成している問題を参考にした問題とする。 ○ ○ ○ 3 「主として『活用』に関する問題」に対応する問題について 「主として『活用』に関する問題」に対応する問題の30%程度を記述式問題とす る。記述式問題には部分点を与えるものとする。 ○ 「主として『活用』に関する問題」に対応する問題は、A3判、見開きで3ページ 程度(A3判1ページで1題)とする。 ○ 4 5 学力調査問題の公表 県独自の問題について公表することができる。また、委託業者の了解を得た問題につ いては、標準問題であっても公表できる。 実施の手引き 調査実施時における確認事項、留意事項等について、委託業者が作成する。 6 意識調査 全児童生徒に対し意識調査を実施する。分量はA3判両面印刷4枚程度とし、調査項 目については県教育委員会が示し、委託業者が作成する。 7 指導状況調査 各学校に対し指導状況調査を実施する。分量はA3判両面印刷2枚程度とし、調査項 目については県教育委員会が示し、委託業者が作成する。 8 結果概要版 結果概要版については、委託業者が結果の概要と考察、総括等についてまとめ、作成 する。 作成部数は、2,800部、4ページ程度(A3判見開き両面印刷)とし、平成28 年1月下旬までに福島県教育庁義務教育課に納品するとともに、各市町村教育委員会に 直接委託業者が郵送する。
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