練習9 図の斜線部は正方形ABCOから原点が中心で半径 - EZBBS.NET

練習9
図の斜線部は正方形ABCOから原点が中心で半径3の円を取り除いた
ものです。今、大小2つのサイコロを投げて出る目を( , )とし、平面上
に点( , )をとります。このとき、とった点( , )が斜線部の図形ABCDE
※周上も含みます に入る確率を求めなさい。
(参考問題1)
図のように △ ABCは円に内接する正三角形であり、Oは円の中心です。
ADとCBの延長線の交点をEとして、AEと円との交点をDとします。
∠DEB = 25°のとき弧ADと弧DBの長さの比を簡単な整数比で表しなさい。
練習9
解き方) 場合の数を単純に数えればよいのですが、斜線部分に入る
場合の数よりも、入らない場合の数のほうが少ないので、後者を数えて
余事象を活用します。
斜線部分に入らない場合は , = 1, 1 2, 1 1, 2 2, 2 の4通りある。
大小2つのサイコロの目の出方は全部で6 × 6 = 36通りあるので
4
1
斜線部分に入らない確率 =
=
36
9
1
8
よって、斜線部分に入る確率は 1 − =
・・・(答
9
9
(参考問題1)
解き方) 『弧の長さは、円周角や中心角の大きさに比例する。』
求める比は弧ADと弧DBの長さの比なので、それぞれの円周角の大きさ
を求めます。
弧ADの円周角 = ∠DBA
弧DBの円周角 = ∠DAB
△ ABCは正三角形なので∠ACB = 60°であり、円に内接する四角形の
向かい合う角の和は180°であることより、∠ADB = 180° − 60° = 120°
よって ∠EDB = 180° − 120° = 60°
∠DEB + ∠EDB = ∠DBC = 85°
同様に円に内接する四角形の向かい合う角である∠DAC = 180° − 85° = 95°
∠BAC = 60°なので∠DAB = 95° − 60° = 35°
∴ ∠DBA = 180° − (120° + 35°) = 25°
以上から 弧AD:弧DB = ∠DBA:∠DAB = 25°:35° = 5:7 ・・・(答