卵 黄Vitellinに 関 す る研 究(第2報)

一32一
食 物 学 会 誌 ・第26号
卵 黄Vitellinに
Vitellinよ
関 す る 研 究(第2報)
り ホ ス ホ セ リ ン の 分 離 お よ びVitellin中
ホ ス ホ セ リ ン,セ
リ ン,プ
ロ リ ン,メ
安
Studies
Separation
on
the
Vitellin
チ オ ニ ン含 量 に つ い て
福
of
英
Yolk
言
の ア ミノ酸 含 量 の定 量 を行 な っ
ミ ノ酸 自動 分 析 器 に よ り50㎝ カ ラ ム で 中 酸 性
ヒ ドリ ン反 応(+),リ
2」
ス パ ラギ ン酸 の 前 部 に ニ ン
ン反 応(+)の1つ
の ピ ー クを 認
Syoko
除 去 し て,黒
得 た 。 これ を 蒸 留 水 で 溶 解 し,pH
に 定 容 し 沖 過 す る 。 そ の2m1を
3.0のHC1で
充 て ん し,同HC
ム1(2×15㎝)に
acidを2N-HCIで
処 理 して ・ミリウ ム塩 沈 殿 よ りセ リ
試 料 を 添 加,同HCIで
脂 上 部 に 褐 色 リン グ
な る ま で 溶 出 す る(樹
が 残 存)。
次 に0.1N-HCIで
み た 。 またVitellin中
の リンが す べ て セ リ ン と結 合 し
一で 分 取 し,ニ
ンヒドリ
ンと リン の反 応 が(+)の
部 分,F.
な りわ れ わ れ の 得 た 結 果 よ りか な りの 差 を 生 じる。 し
(褐 色 リン グ溶 出)を 集 め
た が って,ホ
減 圧 濃 縮 を 行 な いHC1
は 他 の ア ミノ酸 に 比 べ て 非 常 に 分 解 され や す い 性 質 の
も の で あ る と考 え られ る の で,ホ
ス ホ セ リン の定 量 法
C. No.12∼15
を 除 去 した 。 この カ ラ ム
1処 理 後 の 分 画 試 料 を ア
に つ い て 検 索 し,理 論 値 に 近 い 値 を 得 た 。 そ の 他,外
ミノ酸 自動 分 析 で 分 析 し
そ う法 よ り含 量 を 算 出 して い た,セ
てみ る と,図2一
リ ン,プ
ロ リン,
メチ オ ニ ンに つ い て も再 検 討 を 行 な つた の で 報 告 す る。
II.実
験
の
展 開 を 行 な い,59つ
つ フ ラ ク シ ョン コ レ ク タ
て い る とす れ ば 理 論 上 の ホ ス ホ セ リ ン含 量 は2,89と
ス ホ セ リン の定 量 に つ い て は6N-HCIで
1で 充 分 洗 浄 後,
出液 が ニ ン ヒ ド リン
反 応(一)に
の分離を試
ラ
展 開 し,溶
ン も,そ の%は
の 形 で は 分 離 ・定 量 され て い な い の で,そ
調 整 後20ml
膨 潤 し た 後,カ
ン と リンの 結 合 を 証 明 して お り,ま た カゼ イ ン中 の リ
リン と リン酸 が エ ス テ ル 結 合 した ホ ス ホ セ リン
1.5に
圧 アル カ
褐色粉末 を
次 に 述 べ る カ ラ ム展
400mesh)109をpH
も 卵 黄 か ら と り出 したVitellenic
セ リ ン と結 合 して い る と報 告 して い る
Kido
開 の 試 料 と し た 。 精 製 し た ア ン バ ラ イ トIR-45(200∼
め た 。Rapoportら
が,セ
子
間 加 水 分 解 を 行 な っ た 後,減
リデ シ ケ ー タ ー 中 でHCIを
1)
ア ミノ酸 を 分 析 した 時,ア
詔
2)
Yasufuku
通 じな が ら4時
た 際,ア
戸
of Phosphoserine
and Contents of Phosphoserine,
Serne, Prorine and Methionine in Vitellin
1.緒
でVitellin中
木
子
(Part
Hideko
第1報
の
①のご
と く ホ ス ホ セ リ ン以 外 に
主 と して酸 性 ア ミノ酸 で
部
あ る ア ス パ ラギ ン酸,グ
II-1実
II-1-I
Vitellin
験 方 法
Vitellinよ
ル タ ミン酸 の 小 さな ピ ー
りボ ス ホ セ リ ン の分 離
19に6N--HCI
*本 学食 品学 研究室
100m1を
加 え,窒
クが 混 在 す る のが 認 め ら
素 ガ ス を
れ た ので,さ
らに カ ラ ム
IIを 使 用 して 精 製 を 行 な
図1ホ
ス ホ セ リンの 分 離
昭和4
6
年1
1月 (
1
9
7
1
)
- 33果ホスホセリン部に 1つのピークを認めた。
った。
カラム Iと同様,アンパライト IR-4510gを p
H
2
.
5
0cmカラムを使用した場
なおアミノ酸自動分析器で、 5
の HCl膨潤したものをカラム 1
1に 充 て ん し 蒸 留 水
合,ホスホセリンもホスホスレオニンもほとんど同位
H1
.5に調整
で洗浄後,カラム I処理後の分画試料を p
置にピークを認めたので,次に述べるようにホスホセ
H2.5の HCl で展開し,溶出液の
した後吸着させ, p
リン,ホスホスレオニンを対照として同定を行なった。
11-1-11 ホスセリンの同定
ニンヒドリン反応が(ー〉になるまで溶出させる。カラ
O.2N-HClで展開を行なし、,フラクションコレクター
1)酸加水分解
標品のホスホセリン,ホスホスレオニンと分離した
で5gづっ分取して,ニンヒドリン反応(+),リン反応
試料の混合試験をアミノ酸自分析器で分析したが,い
(+)の部分, F
.C
. No.5,6を得,減圧濃縮して HCl
ずれも 1つのピークしか得られなかった。またアミノ
を完全に除去して粘着褐色物質を得た。この分画物質
酸により 570mμ と 440mμ の吸光度の比が異なるので
は図 2一⑧のごとくアミノ酸自動分析器で分析した結
ホスホセリンとホスホスレオニンの吸光度比を比較検
ム Iと同様褐色リングがカラム上部に残存する。次に
討したが,あまり差がなかった。
4時間分
後述のごとく, 6N-HCl でホスホセリンを 2
2
.
0
①
.
10
カラム
IS
主主里
解すればセリンに分解されることから, V
i
t
c
l
l
i
n より
J事
E43
000
川町説
分離精製した粘着褐色物の一定量を 6N-HClで減圧
1
00Cで2
4時間分解を行なった後, HClを除
封管し, 1
去しアミノ酸分析を行なった結果図 3 ①のように,
0
.
2
セリン部に 1つのピークを認めた。この酸分解液に標
0
.
1
3
0
6
0
~O
1
2
0
日当向(帆同J
,
10
品のセリンおよびスレオニンを加え,混合試験を行な
1
8
0
った結果図 3一⑧⑧のようにセリンと一致した。
2) 薄層クロマトグラフィー
2
.
0
一般のアミノ酸についての薄層クロマトグラフィー
1
.
0
については多くの文献が見られるが, リン酸とエステ
②カラム宜主旦王聖
,
ル結合したものについては少なし、。標品のホスホセリ
0
.
制
0
4
ン,ホスホスレオニンおよびセリン,スレオニンを対
ポ 0
.
3
割
日
照として,シリカゲル Gを用い蒸留水で吸着プレート
0
.
2
。
l
を作り,種種の溶媒で展開したが,ホスホセリン,ホ
スホスレオニンは原点よりほとんど移動しない。そこ
6
0
9
0
1
2
0
1
5
0
I~O
尚南("""")
①試
を混入して試みたが移動率が小さく,
1
0 ト⑧試料 +
Ser.
料
0
.5
'
1
.
0
0
.
5
0
.5
'
l
!
<
l 0
.4
-
~
誠 0・3
説 。3
*
0
.
3
'
l
!
0
.
2
│ 且Z
。│
I
0
.
1
戸
I、
ー
一
一
一
ー
ナ
一
白
一
9
0
内 向 (mi九)
Mamgold らの
卜⑧試料 +Thr.
0
4
-
~ 0
.4
-
丞
リン化合物ではアルカリ吸着プレートを使用して
いる場合が多いので,炭酸ナトリウムなどのアルカリ
図 2 カラム処理後のホスホセリン
クロマトグラフィー
1
.
0
で
,
時間(甘い札.)
。
9
D
前向 (
"
"
'
1
1
.)
図3 V
i
t
e
l
l
i
n の2
4日寺間目安分解のホスホセリンクロマトグラフィー
3
4ー
一
食物学会誌・第2
6
号
(Rfx1
0
0
)
表 1 アミノ酸の薄層クロマトグラフィ
開
リカゲノレ
展
吸着プレート溶媒
ノ
タ心
メ・・
・お
ム・・
/phU
クル
ンモニウム
レ
,2
ホ(
ロ水
ロ:
10%硫酸
液
96%アルコール:水
(
7:1
)
プロパノール:ギ酸:水
(
2
0:1:5
)
I 59 I 68 I 68
3
o
I
1
5
5
5
5
1
5
I
8
1
J
2
I
31
96%アルコール:水
(
7:1
)
48
1
5
0
I
6
0
I
6
1
96%アルコール:水
(
7:3
)
5
0
1
5
4
I
6
0
1
6
2
FbAU
FO
り
用したところ。表 1に示すような Rf値を得た。その
同U
F
10%
硫酸アンモニウムのシリカゲル吸着フ。レートを使
4唖
96%アルコール:水
(
7:1
)
8ιzn
ワU F D
2
5:1
5:4:2
)I
:酢酸:水 (
アンモニウム
I
2 3
lクロロホルム:メタノーノレ│
1 %硫 酸
3
4
レ
,
1
ノ、jノ
F
タ
/︻¥
.ff
メ1
'/
、
ム 、
レ
アンモニウム
ホ
ロ
ロ
ク
5 %硫酸
6
7
1
0
5
8
展開溶媒・温度・時間:96%アルコール:水 (
7:3
),
室温,
2時間
うち 5 %の硫酸アンモニウムでシリカゲル Gの吸着プ
呈色:0.3gのニンヒドリンを 100mln
ーブ、タノール
7:3
)の溶媒で
レートを使用し, 96%アノレコール:水 (
と 3ml酢酸に溶解したものを噴霧し, 1
1
00Cで1
0分間
展開したものが,ホスホセリン,ホスホスレオニンお
加熱。
よびセリン,スレオニンを対照として行なう場合,最
も適していると考えられる。
結果:試料(
1)Rf=0.50,試料(2)Rf=0.60
3) 炉紙電気泳動
V
i
t
e
1
1
in より分離したホスセリンを試料(
1
) そのホ
V
i
t
e
l
l
i
n より分離したホスホセリンを試料として水
スホセリンの 2
4時間酸分解物を試料(
2
)とし下記のごと
平,液体冷却高圧泳動装置を使用して,次に示す条件
く薄展クロマトグラフィーによる同定を行なった。
で行なった。
硫酸アンモ
吸着プレート:シリカゲル G30gに 5 %
.
2
5
阻の吸着フ。レートを作
エウム溶液 60mlを加え, 0
1
0Cで 1時間乾燥し, 3
0分以上放置したものを用
り1
0
L、
T
こ
。
5:5:8
0
(
p
Hl
.9
)
緩衝液:酢酸:ギ酸:水=1
炉紙:東洋炉紙 No.51(2x20
佃),正極より 5佃の
位置を原線とする。
0分
泳 動 :75vjcm,9
呈色:0.2%ニンヒドリン水飽和ブタノール溶液を
••
•・
•
t.I
5
r
.
.
2
.
3
4
-
4
5
•
6
o
噴霧し 1
0
0C, 5分加熱
移動度:0
.
7佃
なお,標品のホスホセリン,ホスホスレオニンを対
表 2 アミノ酸の炉紙電気泳動の移動距離
〈
佃
〉
アミノ酸
p
H1.9
75vjcm 9
0分
房
、
占
2
. 試 料(
2
)
3
. P-Ser
.
.
S
p
o
t1
. 試料(1)
5
.
S
e
r
.
6
.
T
h
r
.
4
. P-Thr
・
図 4 アミノ酸の薄層クロマトグラフィー
試 料
P
.
S
e
r
.
P.Thr.
O
.7
O
.7
1
.9
昭和46
年1
1月 (
1
9
7
1
)
分解時間
e
r
.
IP
S
e
r
.I S
1
6
4
h
4
1
1-1-1
1V
i
t
el
1
in 中のホスセリンの定量
(μmo
I
j
gV
i
t
e
l
l
i
n
)
・ 9“
丹
、 usuτFapooo
,
照として行ない表 2,図 5に示す結果を得た。
アミノ酸の変化
噌
・
尿点
図 5 アミノの酸P紙電気泳動
i
t
e
l
l
i
n 中の酸分解による
表4 V
/乃
1111111
↑﹁
3311
i
誌料
- 35-
.
IPro. I恥1et
245
1
1
1
1
1
0
1
7
7
2
0
9
527
2
4
1
1
2
3
758
3
1
1
1
7
5
9
7
703
359
1
7
3
1
3
5
9
3
865
429
2
2
4
1
8
0
1) 標品のホスホセリン, ホスホスレオニンの酸分
解による残存率
S
e
r
.
佃カラムを使
ホスホセリンもホスホスレオニンも 50
8
0
0
用したアミノ酸分析器によるクロマトグラムは,ほぼ
同じ位置にピークを認める。そこで両者について 6N-
HClを標品に対し 2
0
0倍量加え封管して1l00Cで分解し
院
。
時間経過によるホスセリン,ホスホスレオニンの残存
表 3 ホスホセリン,ホスホスレオニンの
M
t
t
酸分解による残存率
P
-$er
(%)
2
P
.
S
e
r
分解時間
(
h
r
r
.
) IP
S
e
r
Se
r
I
P
-Thr
Thr
1
0
0
92.4
,
414
O/21i
。
1
0
0
。
6
百
2
品
aZ P 0 0 0
円
400a
i
i
噌
唱
せ
“
ヮ
41
.5
32.4
1
8
.
7
2
9
.7
47.6
5
.
9
1
.6
49.3
52.5
44.6
i
t
e
l
l
i
n中の酸分解によるアミノ酸の変化
図7 V
率を検討し,表 3,図 6に示す結果を得た。
2) V
i
t
e
l
l
i
n中のホスホセリンの弱酸および短時間
10.6
7
9
.
1
4
分織防向 (
h
れ
〉
による分解
100.4
3
.
0
90.5
67.2
16.2
V
i
t
el
1
in を 1N,2N,3N,4N-HCl で分解して定量し
21
.7
たがあまり回収率はよくなかった。そこで 6N-HClで
ホスホセリンは 6N-HCl では不安定なことから,
第 7図のごとく,
8時間までの分解状態を検討し 4時
間で最高値を得た。
0
以上の結果より V
i
t
e
l
l
i
n 中のホスホセリンは, 6N-
HClで 4時間加水分解を行なった定量値より V
i
t
e
l
l
i
n
100g 中のアミノ酸残基に対する g数 を 算 出 す る と
(守、
JAυ
内
晶U F b
u
u
i
:〉:J
2.6gとなっ T
こ
。
p
-T
.
r
r
.
I
I-1-I
I
IV
i
t
e
l
l
i
n中のセリン,
プロリン,
メチオニ
ンの定量
・
_
.s
ホスホセリンの定量と同様, 6N-HClで 8時間まで
の分解による変化を検討し図 7のような結果を得, 8
P
S
.
r
2
4
百
1
2
.
1
9
日寺向 (h
r
〉
守
図 6 ホスホセリン,ホスホスレオニンの
酸分解による残存率
時間で最高値を得た。
2
4
-
II-II実験結果および考察
(
l
)
V
it
e
l
l
i
n よりホスホセリンをアンバライト IR-45
を使用し分離精製を行ない粘着褐色物を得,その性状
をアミノ酸自動分析器や,薄層クロマトグラフィー,
- 36-
食物学会誌・第2
6
号
電気泳動により実験した結果,ホスホセリンであるこ
る。したがってセリンについては 8時間の値に補正を
とを認めた。結品化を試みたが,微量成分である上に,
加えた 8.4gとする方がよいのではないかと考える。
セリンとリンが分離しやすく,結品化には至らなかっ
i
t
e
他のアミノ酸については. 8時間の値をとれば, V
た
。
l
l
i
n中のプロリン 4
.
2g,メチオニン 2.8gとなり,シ
(の第 1報で、得たホスホセリンの含量が理論値とかな
りの差を認めるのでホスホセリンの定量法について
スチンの場合も 8時間の値から算出すれば1.1gとな
る
。
検討を行なった結果,表 3のようにホスホスレオニ
i
t
e
l
l
i
n 中のアミノ
以上の結果より第 1報で、得た V
ンは 6N-HCl と加熱した場合, 8時間ではその残存
酸含量を再検討することにより,第 1報のアミノ酸の
率が67.2%と比較的安定なのに対し,ホスホセリンは
中,ホスホセリンを 4時間の分析値に約 10%の補正を
18.7%となっていることから 6N-HCl で V
i
t
e
l
l
i
nを
加え, 2.8gとすると,全アミノ酸の回収率は 1
0
0
_1%
定量する場合,短時間によらなければならないことが
となる。さらにセリンを 8時間の値に 10%補正を加え,
i
t
e
l
l
i
n中のホスホセリンは 4時間で最高値
判明し, V
8.4gとすると 99.7%となり,シスチン,プロリン,
を得,その結果ホスホセリン含量は 2.6gとなった。
メチオニン含量を外そう法によらず 8時間の値をとれ
この値は理論値 2.8gより低い値となるが,セリンと
ば9
9
.1%となり,よい回収率が得られた。
同様ホスホセリンは酸と加熱することにより非常に分
1
11 . 要 約
解されやすいので, 10%増の補正を加えると, 2.86g
となり理論{直に近い値が得られる。
(
l
)
V
i
t
e
l
l
i
n よりセリンとリンのエステル結合したホ
(
3
)ホスホセリンの他,第 1報で外そう法じよりアミ
スホセリンを分離した。
ノ酸含量を算出したセリン,プロリン,メチオニンに
(
2
)
V
i
t
e
l
l
i
n を短時間で酸分解することにより, 4時
ついても, 6N-HCl で短時間による分解を検討してみ
間の分解値に 10%
補正を加え,理論値に近いホスホセ
たが,いずれも 8時間の分析値の方が高いと考えられ
リン含量を得た。
(
3
)セリン,プロリン,メチオニンについても短時間
l
t
e
l
l
i
n のアミノ酸組成
表5 V
(g!100gV
l
t
e
l
l
i
n
)
アミノ酔
-AQU
hHQU
ワ
ワ臼
VA
Q U S笠 宮 U O V A
2599861422443329644
たんぱく質 1
0
0g 中アミノ
│ 酸残基に対する g数
山
いては 8時間の分解値に 10%補正した値をとる方がよ
いものと考える。またシチスン,メチオニンについは
外そう法によらず 8時間の値をとる方がよいと考える。
i
t
e
l
l
i
nを酸分解時間による各ア
以上のように卵黄 V
ミノ酸含量をアミノ酸自動分析器により定量を行ない,
V
i
t
e
l
l
i
n のアミノ酸組成を検索し,表 5に示すように
9
9
"
'
1
0
0
%の回収率を得た。
本研究に対し御指導,御配慮、をたまわりました本学
噌
'A
••••...••.•
吐ワ白
A 吐 1A
伊
bqdpboOA
、、ノ
2
1
8、 BJ
ノ
、
4
12
〆t ¥ / S K / t ¥
& L t n 比比仁
y a q σ E h n ph仁 eLI
HL
r 仏-子 み
-yakee
TLHAPATSGPGACVMHLTP
問
│
による酸分解による変化を検討した結果,セリンにつ
••
名誉教授工藤豊先生に深謝します。
参考文献
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6
)
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)H
.K. Mangold,R
. Kammereck, J
. Am. O
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9,2
0
1(
19
6
2
)
6
) 電気泳動学会,電気泳動実験法, 1
7
5(
19
6
7
)
合 計
9
9
.7
(
9
9
.1
)
( )は 8時間酸分解値をとった場合