平成29年度一般入試前期 解答例(生物基礎・生物)

2911'IA
生 物基礎 ・生
問題
(1)
1
ア
ウ
(2)
(3)
ゴル ジ 体
イ ン トロ ン
イ
エ
エ キ ソン
スプ ライシング
シアノバ クテ リアは、光合成を行 い環境 中の二酸化炭素を消費 し酸素
を放出 した。その結果、環境 中の酸素濃度 が上昇 した。次 に、酸素 の酸
化作用か ら身を守 り、これ を積極的に利用 して呼吸を行 う好気性生物が
現れた。呼吸は嫌気的な有機物 の分解 に比べ て効率 よくエネルギー を獲
得 でき、生物の大形化 多細胞化 をもた らした。 また、藻類 が繁栄 して
大気中の酸素が増加 し、紫外線 の作用 により上空にオゾン層 が形成 され
た。 このオゾン層 が有害な紫外線 を吸収す ることで、生物 の陸上進出を
促 した。
真核生物 の 場合 では 、核 で DNAを 鋳型 と して 合成 され た RNAは ス プ
ライ シ ング を受 けて mRNAと な る。 次 に、mRNAは 核膜 7し を通 って 細
胞質基質 に移動 し、 リボ ソー ム と結合 しリボ ソー ム上 で翻訳 が行 われ る。
す なわ ち、転写 が核 内で完 了 してか ら翻訳 は細胞質で行 われ 、転写 と翻
訳 は空 間的 に も時間的 に も分離 され てい る。 これ に 対 して 、原核 生物 で
は核 膜 が 存在 せず 、DNAは 小 さく環状 であ り、 ス プ ライ シングはほ とん
ど起 こ らな い 。そ のた め 、DNAの 遺伝情報 の 転写 が 始 ま る と、転 写途 中
の mRNAに 次 々 と リボ ソー ム が結合 し翻訳が始 ま る。
29前 理 A
(4)
目的 の遺伝 子や DNA領 域 (配 列 )を 増幅 したい時や 、 目的 の タンパ ク
質 を大量 に生産 したい ときに大腸 菌が用 い られ る。 具体的 には、 目的 の
遺伝 子や DNA領 域 をベ クター とな るプ ラ ス ミ ドDNAに 連結す る。そ し
て 、連結 したプ ラ ス ミ ドDNAを 大腸菌 に形質転換す る。得 られ た 目的 の
大腸菌 を培養す る と、 目的 の 遺伝 子や DNA領 域 を含 んだプ ラ ス ミ ド
DNAあ るい は 目的 の タ ンパ ク質 を得 る こ とが で きる。
29前 理 A
生 物基礎 ・ 生 物
問題 2
(1)
94
(3)
ア
′'
│ │‐
=‐
イ
80(78)
ウ
根粒
オ
アンモニ ウムイオ ン (NH4.)
カ
ネ■〔
Pl i
キ
窒 素 同化
ク
炭酸 同化
ケ
相利 共 生
コ
ア ミノ酸
エ
アゾ トバ クター 、 クロス トリジウムなど
吸収 され た 硝 酸 イ オ ン (N03)は 硝 酸 還 元酵 素 に よ り亜硝 酸 イ オ ン
(N02)に 還元 され 、 さ らに亜硝酸還 元酵素 に よつて ア ンモ ニ ウム イオ
ン (NH4+)に な る。 blH4+は 、 グル タ ミン酸 と結合 して グル タ ミン にな
リア ミノ基 と して 固定 され る。 固定 され た ア ミノ基 はア ミノ基 転移 酵 素
に よ つ て、種 々の 有機 酸 と結 合 し各種 ア ミノ酸 が 合成 され る。 これ らア
ミノ酸 を材料 と して タンパ ク質 が 合成 され る。
(4)
窒素源 が減 少 した 田畑 で 、 共生 して い る根粒 菌 に よ り窒 素固定能力 を
もつ 植 物 を栽培 し、そ の まま 田畑 にす き こむ こ とに よ り次 に 栽培す る植
物 の 肥料 にす る こと。
29前 理 A
生 物 基礎 ・ 生
問題 3
(1)
胚珠
ア
ウ
つ
オ
キ
カ
反足
ク
1丞
︱し
孝
´
胚
サ
ス
(2)
中央
エ
助
ケ
7
イ
コ
赤色
'r.tv t) :,,, 7 a t r t/,
F"l
フィ トク ロム
シ
遠赤 色
セ
春化
裸 子植 物 の 胚珠 は露 出 した状 態 だが 、被 子植 物 の 胚珠 は子 房 の 中 に あ
る。
裸子植 物 は重複 受精 を行 わず 、胚 乳 の核相 は nだ が 、被 子植 物 は重複
受精 を行 い 胚乳 の核相 が 3nに な る。
裸 子植 物 では多 くは木 本 で、通常 は道 管 が な く仮道 管 を持 つ が 、被 子
植 物 は木本 と草本 があ り、道管 が発 達 して い る。
など
(3)
長 日植 物
アプラナ、アヤメ、 コムギ、カーネーション、
ホ ウレンソウ
短 日植 物
アサガオ、オナモ ミ、キク、ダイ ズ
中性植 物
エ ン ドウ、 トウモ ロコシ、 トマ ト
29前 理 A
(4)
高緯度地域 では 夏期 が短 く、秋期 の 気温低 下 が 早 く起 こるため 、花芽
形成 か ら種子形成 を行 うのに適 した期 間が初夏 か ら初秋 に限 られ る。 ま
た、 日長 の 変化 が よ り大 き く、 日長 は花芽形成 の 制御 因子 と して適 して
い る と考 え られ る。春 か ら初 夏 にか けて長 くな る 日長 に反応 して花芽形
成 を行 う長 日植 物 では、気温 が低 くな り枯死す るまでに種子形成 を行 う
こ とがで き、生存戦略上有利 なため と考 え られ る。
一
〇
種子 が土深 く埋 ま つてい る と発 芽 して も光が な くて成長 で きな いの
で、地表 面や そ の 近 くにあ つて発芽後成長 可能 な環境 にある ことを 、光
の 有無 に よって認 識 で きる点 で都合 が よい。
J
I
物 基礎 ・ 生
問題
4
極相 (ク ライ マ ック ス)
(2)
溶岩流跡な ど土壊がほとん どない裸地を出発点 とす るさ 移 を一 次遷移
と呼び、山火事跡や森林伐採跡 地な ど以前に存在 した植生が作 り出 した
種子や根な どを含み うる土壌 が存在す る状態を出発点 とす る遷移を二次
遷移 とい う。
(3)
子 の う菌類や 担子 菌類 が シア ノバ クテ リアや 単細胞 緑藻類 と共 生 して
い る もので 、緑 藻類や シア ノバ クテ リア は菌類 か ら菌 糸 で保 護 され た水
分や 無機 塩類 を供 給 され 、菌類 は共生す る緑藻類 や シア ノバ クテ リアか
ら同化産物 を得 て栄養分 と してい る。
(4)
森林 が発達す ると地表層や低木層 が暗 くな り、幼木が弱光下 で生育で
き、成木 になると強 光下 でよく成長す る極相樹種 の陰樹 のみ が生 育でき
るようにな り、安定 した陰樹林 が形成 され る。
29肯 1理
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②
031
①
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●
気温 が高温 で高齢林 のため熱帯多雨林 の呼吸量が幼齢林 の照葉樹林 の
32倍 と多 く、被食・枯 死量 も約 37倍 と多いため。
ml
二 酸 化炭 素 量 を xg/cm2.年 とお く と、 180:6×
44=052:x
x=076
答
iv)
076ゴ lcm2.年 )
表 よ り熱 帯多雨林 の 総生産量 は 123ノ cll12・ 年 で あ り、有機 物
生産す るのに 必要 な太 陽 の 光 エ ネ ル ギー は 18,7∞ 」よ り
(18,700×
123X1001■ 500,000=460
答
460%
lgを
A