女性の高コレステロール血症の薬物治療 - e-CLINICIAN

は
男
性
1
、
0
0
0
余
名
に
対
し
て
、
10
名
以
内
で
す
。
除
け
ば
、
閉
経
前
に
急
性
心
筋
梗
塞
に
罹
患
し
た
女
性
研
究
に
お
い
て
も
エ
ビ
デ
ン
ス
が
極
め
て
少
な
い
の
が
度
に
関
連
し
て
は
、
本
邦
を
は
じ
め
、
諸
外
国
の
臨
床
女
性
の
高
脂
血
症
の
虚
血
性
心
疾
患
に
対
す
る
危
険
19
ら
の
施
設
に
お
い
て
も
、
子
宮
や
卵
巣
の
摘
出
症
例
を
で
は
極
め
て
稀
で
あ
る
と
い
わ
れ
て
お
り
ま
す
。
小
生
虚
血
性
心
疾
患
に
罹
患
し
に
く
く
、
と
く
に
、
閉
経
前
女
性
は
、
わ
が
国
で
も
西
欧
と
同
様
に
男
性
よ
り
も
の
で
は
な
い
か
と
い
う
意
見
も
ご
も
っ
と
も
で
す
。
疾
患
の
リ
ス
ク
フ
ァ
ク
タ
ー
も
厳
し
く
な
く
て
も
よ
い
血
性
心
疾
患
に
罹
患
し
に
く
い
と
す
れ
ば
、
虚
血
性
心
患
率
は
五
分
の
一
以
下
と
さ
れ
、
も
と
も
と
女
性
が
虚
上
は
危
険
因
子
が
一
つ
増
え
る
こ
と
と
な
り
、
診
療
ガ
イ
ド
ラ
イ
ン
﹂
で
は
、
女
性
で
5
5
歳
以
回
答
! す デ た し 8 閉
し 。 ィ し な 0 経 他
か
の か く # 後 の
し
成 に て / の 循
動
果 、 よ dL 女 環
脈
は J い ま 性 器
、 で の 疾
硬
そ
化
の L と は 高 患
意 I い 循 コ の
学
見 T う 環 レ 危
会
の の 考 器 ス 険
の
根 成 え 疾 テ 因
﹁
動
拠 績 が 患 ロ 子
脈
と や あ の ー が
さ 久 る 危 ル な
硬
れ 山 よ 険 血 い
化
て 町 う 因 症 な
性
い ス で 子 は ら
疾
ま タ す と 2 ば
患
、
。
お
願
い
昭
申
和
し
大
上
学
医 ︵ げ
ま
学
部 岐 す
第 阜 。
三 県
内 ・
科 皆
教 森
授 良
明
片
、
桐
内
科
敬
︶
CLINICIAN ’04 NO. 532
−
日
本
人
は
、
西
欧
人
に
比
較
し
て
虚
血
性
心
疾
患
の
罹
以
上
、
2
点
に
つ
い
て
、
よ
ろ
し
く
ご
指
導
を
い
で
し
ょ
う
か
。
た
方
が
よ
い
の
で
は
な
い
か
、
と
考
え
ら
れ
な
続
く
こ
と
か
ら
、
よ
り
若
い
う
ち
か
ら
介
入
し
け
る
高
コ
レ
ス
テ
ロ
ー
ル
血
症
は
、
生
涯
長
く
"
こ
れ
と
は
別
に
、
閉
経
前
よ
り
若
い
女
性
に
お
◎
女
性
の
高
コ
レ
ス
テ
ロ
ー
ル
血
症
の
薬
物
治
療
T
C
L
2
2
0
が
目
標
値
と
な
っ
て
お
り
ま
す
。
(7
9
7)
に
な
る
こ
と
が
指
摘
さ
れ
て
お
り
、
決
し
て
2
8
0
!
ロ 性
ー 脂
ル 肪
5
03
! 0
/ 0
dL !
以 /
下 dL
が 以
冠 上
動 、
脈 及
イ び
ベ H
ン D
ト L
の コ
高 レ
頻 ス
度 テ
L 同 現 た
D 様 在 の
L に 出 で
、 版 し
コ 総 さ ょ
レ コ れ う
ス レ て 。
テ ス い J
ロ テ る
ー ロ 論 L
ル ー 文 I
1 ル で T
6 2 は の
0 4 全 女
! 0 体 性
/ ! 的 の
dL / に デ
以 dL は ー
上 以 男 タ
、 上 性 で
中 、 と は
、
リ
ス
ク
フ
ァ
ク
タ
ー
に
な
ら
な
い
と
印
象
を
述
べ
ら
れ
ま
せ
ん
。
ど
な
た
か
が
印
象
で
2
8
0
!
/
dL
以
下
は
は
き
ち
ん
と
し
た
女
性
の
デ
ー
タ
が
公
表
さ
れ
て
お
り
Matsuzawa Y., et al. : Sustained reduction of serum
cholesterol in low-dose 6-year Simvastatin treatment
with minimum side effects in 51,321 Japanese hyper-
果 も に
1)文 う 0 す は 一 程 に 心
献 の ! る 高 方 度 関 血 こ が た 関
(7
9
8)
が
、
無
難
な
と
こ
ろ
で
は
な
い
で
し
ょ
う
か
。
/
dL
を
境
に
し
て
治
療
を
す
る
べ
き
で
あ
る
と
い
症
例
に
は
、
総
コ
レ
ス
テ
ロ
ー
ル
2
2
0
∼
2
4
血
圧
、
糖
尿
病
な
ど
の
リ
ス
ク
フ
ァ
ク
タ
ー
を
有
、
虚
血
性
心
疾
患
が
急
増
す
る
閉
経
後
、
あ
る
い
様
子
を
み
て
も
よ
い
の
で
は
な
い
か
と
考
え
ま
す
。
し
て
は
、
い
ま
だ
に
エ
ビ
デ
ン
ス
が
な
く
、
あ
る
管
疾
患
や
リ
ス
ク
フ
ァ
ク
タ
ー
を
持
た
な
い
症
例
れ
ら
の
こ
と
か
ら
、
女
性
の
高
脂
血
症
、
と
く
に
な
い
こ
と
を
報
告
し
て
い
ま
す
。
な
い
女
性
高
脂
血
症
の
脂
質
低
下
療
法
は
延
命
効
す
る
デ
ー
タ
の
不
足
と
と
も
に
、
心
血
管
疾
患
を
ビ
デ
ン
ス
は
あ
り
ま
せ
ん
。
ご
指
摘
の
J
療
法
を
ど
の
程
度
行
っ
た
ら
よ
い
か
と
い
う
L 明
I 確
T1)な
で エ
実
状
で
す
。
し
た
が
っ
て
、
女
性
の
高
脂
血
症
の
薬
物
Walsh Pignone
/
dL
以
下
は
リ
ス
ク
フ
ァ
ク
タ
ー
で
な
い
と
は
い
っ
て
性
心
疾
患
の
罹
患
を
有
意
に
低
下
さ
せ
る
と
の
結
果
が
−
た お
と り
え ま
ば せ
有 ん
名 。
な 西
W 欧
O で
S2)も
で 女
も 性
対 の
象 デ
は ー
男 タ
性 は
の 少
み な
で く
す 、
。
−
め 女
た 性
シ に
ン つ
バ い
ス て
タ は
チ 、
ン 英
の 国
論 の
文3)2
に 0
女 、
性 5
の 3
デ 6
ー 症
タ 例
が を
掲 集
−
載
さ
れ
て
お
り
、
コ
レ
ス
テ
ロ
ー
ル
低
下
療
法
は
虚
血
で
て
お
、 り
ま
す
。
の ま
論 た
文4)、
で 女
性
も の
、 デ
女 ー
性 タ
の を
高 集
脂 積
血 し
症 た
CLINICIAN ’04 NO. 532
20
cholesterolemic patients. Circ. J. 67, 287 294(2003)
Shepherd J., et al. : Prevention of coronary heart disease
with pravastatin in men with hypercholesterolemia :
West of Scotland Coronary Prevention Study Group. N.
Engl. J. Med. 333, 1301 1307(1995)
Heart Protection Study Collaborative Group : MRC/
BHF Heart Protection Study of cholesterol lowering
with simvastatin in 20,536 high-risk individuals : a
randomized placebo controlled trial. Lancet, 360, 7 22
(2002)
Walsh JME, Pignone M : Drug treatment of hyperlipidemia in women. JAMA, 291, 2243 2252(2004)
(7
9
9)
CLINICIAN ’04 NO. 532
21
2)
3)
4)
∼
∼
∼
∼