後援会広報誌 東京都立産業技術高等専門学校 2011 年 3 月 ≪荒川キャンパス≫ 後援会広報委員会 屋上からの眺め 富士山・スカイツリー 卒業号 会長・副会長挨拶 先生方挨拶 〒116-0003 東京都荒川区南千住 8-17-1 公立大学法人 首都大学東京 保健室・相談室より 東京都立産業技術高等専門学校 進路一覧表 荒川キャンパス(荒川区南千住) インターンシップ http://www.metro-cit.ac.jp/ について 学校☎03-3801-0145 後援会室 直通☎ 03-3805-2558 (火・水・木の 10~15 時) e- mail [email protected] 1 [荒川キャンパス] 後援会会長 建部 国彦 平成 22 年度卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。また、今日まで立派に お子様を育ててこられた保護者の皆様にも、心よりお祝いを申し上げます。 卒業生の皆さんは、この5年間に様々な出来事があったことと推察します。 授業で学んだこと、部活等で頑張ったこと、失敗したこと等々。さまざまなことが頭に 浮かぶことと思いますが、何よりも、この5年間で多くの人々と関わり出会ったことを 忘れないで下さい。 産技高専を卒業して、これから各々それぞれの進路に進まれるわけですが、是非とも高専で出会った友 人たちを大切にして下さい。苦しい時もつらい時も腹を割って語り合え、きっと人生の宝となります。 今後、将来や人生というものについて深く考えるようになると思います。時には壁にぶつかることも あるでしょうが、皆さんには無限の可能性があります。恐れず、ひるまず、前向きにチャレンジしてく ださい。 どんな経験も必ず皆さんを育ててくれます。どうか健康に留意され、元気で活躍してください。 後援会副会長 清谷尚充 はるか35年前、埼玉県は久喜市の中学3年生のある生徒は、進学進路でとても魅力的な学校を見つけ ました。その学校は『航空工業高等専門学校』。 何が魅力的かというと、学校名が格好いい、学科目が格好いい、都民になれる?などの単純な理由でし た。しかし、当時は県民に受験資格が無く、合否の心配を除いても高専生になることは叶わぬ夢でしたの で、彼は航空高専を諦め、都内の私立高校から工業大学に進み、エンジニアの端くれとなりました。パイ ロットにも整備員にもキャビンアテンダントにもなれませんでしたが、35年後の今日も技術屋であるこ とを誇りに社会貢献に努めております。 この春ご卒業される皆さんは、進学に就職に夢と不安を抱いていることと思います。日本経済の状況も 好転の兆しも見えず、社会に飛び出す皆さんには「天気晴朗なれど波高し」といったところでしょう。こ の先、人生を楽しむ上で、時には辛いこと、苦しいことなど壁にぶつかる事もあると思います。そんな時 はどうか母校の恩師や友人を思い出してください。母校は皆さんの誇りです。きっと知恵と勇気と忍耐力 を授けてくれることでしょう。皆さんには、止まない雨も越えられない壁も ありません。順風満帆、向かうところ敵なし、皆さんの新たな船出を心から お喜び申し上げます。 後援会副会長 田村洋二 ご卒業おめでとうございます。 私は、ものづくりの世界に属しておりまして、今年もまたたくさんの若い 人たちが同じ世界に入ってくれることを嬉しく思っております。日本のもの 清谷・田村 づくりは安泰です。 今までは父母の立場でしたが、これからはライバルとして、あるいはパートナーとしてお互い同じ立場 で切磋琢磨し、人類にとって地球(含宇宙)にとって有用なものづくりをしていきましょう。 また、産技高専第1期卒業生として、後に続く在校生の目標に、4月入学の新入生以降の子供たちの、 憧れになってください。最高のパフォーマンスを発揮されることを祈念いたします。父兄の皆様には後援 会の活動へのご理解を賜り誠に感謝申し上げます。産技高専の益々の発展に微力を尽くす所存ですので、 これからも応援宜しくお願いします。 2 祝 ご卒業おめでとうございます 学校長 荒 金 善 裕 平成 22 年度、本科を卒業ならびに専攻科を修了された学生諸君おめでとう。 そして、学生諸君を支えてこられた保護者、ご親族の皆様にも心からお喜びを申し上げま す。 学生諸君が都立産業技術高等専門学校で身につけた学問、そして先生・友人はじめ様々な 人との出会い、そして貴重な経験、そして思い出、それらは全て人生の宝物であります。 これからは、それぞれ別の新しい道に踏み出すわけでありますが、くじけることなく、「夢」 と「勇気」と「誇り」を持って、未来に向って歩んでいって欲しいと思います。そして、本校は学生諸君の 目覚ましい、かつ逞しい、これからの活躍ぶりを楽しみにしております。 副校長 田 原 正 夫 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんは、産業技術高専の1期生として巣立っていくこ とになります。都立高専の長い歴史の中で、新たな一歩をふみだす皆さんの前途が、輝かしくそして実り豊 かな道のりでありますよう、心から願っております。 君たちの前途に栄光あれ! 校長補佐(教務主事) 齊 藤 敏 治 卒業おめでとうございます。卒業式で常に語られているのが「長くて、短い 5 年間」と意味不明な表現で すが高専生活を端的に表現しているのかもしれません。いろんなことを学び、経験してきたと思います。こ れからが自分の力で生きるスタートとなります。高専を卒業してこれから様々なことを経験すると思います が、全てが自分の糧になると考え、がんばってください。 校長補佐(学生主事) 中 島 田 讓 卒業おめでとうございます。保護者の皆様には、学校へのご理解と子どもたちへの温かいご支援を頂き、 ありがとうございました。また、5年間もの間、大変お疲れ様でした。 卒業生へ「学校は失敗が許されるから、いろんな勉強をすることができる。社会は失敗が許されないから、 いろんな勉強をしなければならない」本当の勉強(生きる術)はこれから始まるのかも知れません。 これが大人の辛いところであり、また人生の楽しいところ(冒険)でもあります。 元気(健康な身体)と勇気(揺るがない決断力)と根気(頑張り抜く精神力)を心がけて、一日も早く「自 立した大人」に成って欲しい。なんて、最後ぐらい教師らしい言葉でエールを送ります。 頑張れ、産技高専1期生! 3 担任の先生方からのお言葉 5 年(医療福祉コース)担任 吉 澤 昌 純 保護者の皆様、卒業という晴れの日をお迎えの事、お慶び申し上げます。5 年間、ご協 力ありがとうございました。学生諸君、おめでとう!ここまでは、皆さんは学ぶ事が本分 でした。ここからは、それに加え、社会を担い、模範となり学びの対象となる人間になる べく精進を進めることが、人生を彩ることを知る年代に進みます。本校で学んだ事柄は、 勉学ばかりではないはずです。どうか、それらを糧によりよき人生を歩んでください。大 いなる活躍を期待しております。 5 年(情報通信コース)担任 浅 井 秀 敏 卒業生諸君、ならびに保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。 この4年間、楽しく・充実した日々を過ごさせてくれた諸君に感謝します。諸君には、 本校で頑張り、晴れて卒業を迎えたということに自信をもって社会に旅立って行ってほし いと思います。これからの長い人生、いつも〝夢〟をもって、憶病にならず、挑戦してい くことを望みます。 最後に、諸君へ次の言葉を送ります。 “ありがとう” そして “頑張れ!” 5 年(ロボットコース)担任 大 貫 貴 久 卒業おめでとうございます。あっという間の五年間であったと思います。本校で大いに学 び、友達と楽しく過ごした日々を思い出に、会社に入社し社会に出るもの、大学に進学しさ らに勉強するものと、自分で選んだ道に進めることは、とても喜ばしいことです。これから の新しい生活に期待と不安を抱いているかもしれませんが、常に、自分で選んだ道の本分を 忘れず、身を惜しまず全力でまい進してください。そして、社会に貢献できる技術者として 成長することを期待します。 5 年(航空宇宙コース)担任 中 野 正 勝 卒業おめでとうございます。保護者の皆様におかれましては、日頃のご理解ご協力ありが とうございました。 産業技術高専の一期生であり、また、経済情勢も入学時とは激変し、JAL も破綻すると いう波乱の学年でしたが、立派な学生を送り出すことが出来たことを誇りに思います。昨今、 技術は何も出てこないほど絞られ、また、安く買い叩かれておりますが、皆さんの活躍なく ては世の中成り立ちません。 諸君の活躍を期待しております。 4 保健室の先生 野宮 恵 保健室では、心身ともに健康で充実した学生生活を送ることができるよう、 けがや体調不良の応急処置、こころやからだの事で困ったときの健康相談な どを行っています。 なお、原則として内服薬を渡すことはできません。必要な薬は各自で準備 してもってくるようお願いしています。 また、学校でけがをした場合の災害給付金の申請手続きも保健室で行って います。 授業やクラブ活動、登下校などでけがをして医療機関にかかった時は、保 健室へお知らせ下さい。 相談室の先生 鮫島 有理 学生相談室では、さまざまな相談を受け付けています。勉強のこと、進路の こと、友だちのこと、恋愛のこと、家族のことなどはもちろんのこと、予約 が空いていれば愚痴、雑談も大歓迎です。そのほかにも、やる気が出ない、 なんとなく学校に行きたくない、将来が不安・・・といった漠然とした相談 でももちろん大丈夫です。 「カウンセリング」というと少し敷居が高いかもしれませんが、自分の 頭の中だけで考えていると堂々巡りだったことでも、口に出して話をするこ とで整理されたり、カウンセラーと一緒に考えていくことで、問題点や対処 方法がわかることも多いものです。相談は、決して「弱い人」がするもので はなく、今の自分の状態をより良くしようと思っている人がするものです。 適切に、他の人の援助を受けられる素直な人とも言えるかもしれませんね。 また、相談室では、学生の相談はもちろんですが、保護者の方のご相談も 受け付けております。 昨年も多くの保護者の方のご利用がありましたが、お子さんのことで困って いること、ご心配なことなどがありましたら、お早めにご相談ください。予 約は、保健室にて承っておりますので、お気軽にお電話ください 。 (03-3801-0145(代表)から、 「保健室」に回していただいてください) 。 相談室:鮫島先生・折田先生 5 12 月 18 日(土) 3・4年生の保護者会にて配布されました。 6 7 以前から、1・2 年生の保護者の間で、インターンシップって何? という質問が多くあ りましたので、 「私達、保護者にもわかりやすいように教えてください!」とお願いしてみ ました。 ★インターンシップについて★ 荒川キャンパスのインターンシップについてご紹介します。皆さんはインターンと聞いて、何を思い浮かべる でしょう?お医者さんや先生が資格を取るために、大学生のうちに医療、教育現場で実習を行うインターンが一 般的に知られていると思います。皆さんも小・中学校の時に教育実習の先生に教わったことがあると思いますが、 大学を卒業するまでに(すなわち医師や教師になる前に)、実際の現場で就業を体験し、その経験を生かして大学 に戻ってまた勉強し、資格をとって医師、教師になる。これがインターンです。 高専の学生は将来エンジニアになるために勉強し、卒業するとエンジニアとして就職します。大学に 編入して進学する人もいずれ技術に関わる仕事に携わるでしょう。高専を卒業するまではエンジニアの 卵ですから、この4年生の夏休みに企業、大学・研究所で就業実習を行い、実際の仕事とはどういうも のかを体験します。そして、高専に戻ってその経験を生かして勉強や卒業研究に打ち込み、りっぱなエ ンジニアに成長して、準学士の資格を取得して卒業するのです。 これが高専のインターンシップです。 荒川キャンパスでのインターンシップは、前身である航空高専において平成 12 年度から始まり、初年度は荒 川区の地元企業に数名程度の学生が派遣され実習が行われました。その翌年は荒川区・足立区の企業へ 20 名程 を派遣され、現在では産業技術高専全体で 105 社の企業から実習を受け入れて頂いています。さらに、250 社 以上の企業から受入を許可して頂いているのですから、先生と一緒に希望の実習先を探すことができます。イン ターンシップに行かないなんてもったいない話はありません。心配しなくても大丈夫、事前に先生と打ち合わせ、 予習をしっかりし、実習先では企業の人が丁寧に指導して下さいます。本館2階のインターンシップ室前に前年 度の報告書が掲示してありますので、是非ご一読下さい。先輩たちがどのような企業で、どんなことを学び、そ れを学業に生かしたかが綴られています。君たちが行ってみたいと思う企業があるはずです。インターンシップ は選択科目なので、参加してもしなくても卒業できるのですが、そういう制度がなかった頃の学生は行きたくて も行けなかった訳ですから、君たちは幸運です。 インターンシップ室では、本校の学生全員がインターンシップに参加して頂けるような環境を整備して行くよ う努めておりますので、4年生の夏休み前には是非インターンシップ室に来てみて下さい。君たちの参 加を待っています。 荒川キャンパス インターンシップ室一同 今年度はこの号で最後になります。広報誌ではお伝えできない急な連絡(テレビ放送や手紙情報)はらくらく 連絡網にてメールで随時お伝えしています。親子の会話が増えた!と大変喜ばれております。登録方法は後援会 室 [email protected] にお問い合わせください。先生方・保護者の皆様には、お忙しい中ご協力い ただき、本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。 広報委員: ・委員長 A-2鈴木 照代 ・1-7土井 淳子 ・1-8木村 公子 ・A-3浅倉みゆき ・副委員長 A-2中嶋久仁子 ・W-4小泉 敏子 ・T-4石丸亜佐子 ・A-5山井 早苗 8 ・A-3岩井久美子
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