診断に苦慮した同側・同時発生の腎癌・尿管癌の 1 例

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診断に苦慮した同側・同時発生の腎癌・尿管癌の1例
杉, 素彦; 山中, 滋木; 藤田, 一郎; 川喜田, 睦司; 松田, 公志
泌尿器科紀要 (2000), 46(2): 113-116
2000-02
http://hdl.handle.net/2433/114216
Right
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Departmental Bulletin Paper
publisher
Kyoto University
113
泌 尿 紀 要46:1113-116,2000
診 断 に苦 慮 した 同側 ・同時発 生 の腎癌 ・尿 管癌 の1例
関 西 医科 大 学 泌 尿器 科 学 教室(主 任:松 田公 志 教 授)
杉
素 彦,山
中
川 喜 田 睦 司,松
滋 木,藤
田
田
一郎
公志
A CASE OF SYNCHRONOUS
IPSILATERAL RENAL CELL CARCINOMA
AND URETERAL TRANSITIONAL
CELL CARCINOMA
Motohiko SUGI,Shigeki YAMANAKA,
Ichiro FUJITA,
Mutsushi KAWAKITAand Tadashi MATSUDA
From the Departmentof Urology,Kansai Medical University
A 62-year-old man was admitted to our hospital with the chief complaint of right flank pain.
Abdominal computed tomographic scan revealed a right hydronephrosis and intrapelvic tumor.
Ultrasound revealed a renal mass lesion. Ultrasound guided renal biopsy and laparotomy of
intrapelvic tumor was performed. The histopathological diagnosis was renal cell carcinoma and
ureteral transitional cell carcinoma.
(Acta Urol. Jpn. 46: 113-116, 2000)
Key words : Double cancer, Synchronous ipsilateral
44.2%,Plt2L8×104と
緒
言
現 症:体
腎 癌 と 尿 路 移 行 上 皮 癌 の 重 複 癌 は 稀 で あ り,か
断 が 困 難 な 症 例 が 多 い と さ れ て い る.治
つ診
療 法 につ い て
も統 一 さ れ た も の は な く,予 後 不 良 で あ る 方 を優 先 す
べ き と い う報 告Dも
あ る が,実
際 に治 療 お よび予 後 を
格 は 中 等 度,体
mmHg,胸
温36.6℃,血
圧130/82
部 理 学 的 所 見 に 問 題 は な か っ た.
排 泄 性 腎 孟 造 影:右
腎孟
尿 管 像 の 描 出 を認 め な
か っ た.
CT:右
腎 に 嚢 胞,水
左 右 す る組 織 型 に つ い て は 不 明 で あ る.今
回わ れ わ れ
左Fig。1)そ
は診 断 に苦慮 した同 側
尿 管 癌 の1
腫 瘤 を 認 め た(矢
同時 発 生 の 腎癌
異 常 は 認 め な か っ た.
腎 症 お よ び 低 吸 収 域(矢
印
して尿 管 を中心 に周 囲 組 織 へ 浸 潤 す る
印 右 ・Fig.1).ま
た 胸 部CT,骨
シ
ン チ で は 転 移 を認 め な か っ た.
例 を 経 験 した の で 報 告 す る.
以 上 よ り腎 孟 尿 管 腫 瘍 を疑 い 逆 行 性 腎 孟 造 影 を 施 行
症
患 者:62歳,男
主 訴:右
既 往 歴:高
性
血 圧,慢
性 腎 不 全,高
脂血
部 尿
着 が 強 く剥 離 が 困 難 で あ っ た た め,小
検 を行 っ た.組
沈 渣 は 赤 血 球O・-3/hpf,白
細 胞 診 は 陰 性 で あ っ た.血
一GTP206U/1,LDH481U/1と
機 能 障 害 を 認 め た.ま
AFP,CAI9-9は
あ っ た(Fig.2a).下
管 病 変 の 診 断 目 的 に 後 腹 膜 腔 鏡 検 査 を 施 行 し た が,癒
精
血
液生化
レア
腎機 能低
た フ ェ リ チ ン351.8
上 昇 し て い た が,CEA,
正 常 で あ っ た.末
WBC9,500/μ1,RBC440/μ1,Hbl3.8g/dl,Ht
梢 血 液 検 査 は
切 開 を加 え て 生
織 診 断 は 移 行 上 皮 癌,G2で
あ っ た.
尿 管 腫 瘍 は 周 囲 組 織 へ 浸 潤 し可 動 性 は ま っ た く認 め
ず,摘
出 不 可 能 と判 断 し 閉 腹 し た(Fig.2b).
治 療 は こ こ で 紹 介 す る カ ル ボ プ ラ チ ン を 用 い たMCAVI療
チ ニ ン ク リ ア ラ ン ス30ml/min,GOT73U/1,GPT
ng/ml,IAP516μg/mlは
織 診 断 は 腎 細 胞 癌,Gl,clcarcell
盤 内 腫 瘤 を 指 摘 さ れ3月17日
学 検 査 で はBUNl3mg/dl,Crl.6mg/dl,ク
下.肝
断 の ため に超 音 波 ガイ ド
初 旬 頃 よ り右 側 腹 部 痛 を認 め,
療 目 的 に て 当 科 入 院 と な る.
入 院 時 検 査 所 見:尿
53U/1,γ
生 検 所 見:組
subtype,alveolartypeで
現 病 歴:1998年3月
管 口 は完 全 閉塞
た 順 行 性 腎 孟 造 影 を試 み る も 困 難
下 に 右 腎 針 生 検 を 行 っ た.
性 肝 炎,慢
梗 塞.
球O-3/hpfで,尿
テ ー テ ル は 挿 入 出 来 ず,尿
で 施 行 で き な か っ た た め,診
記事項な し
近 医 に て 右 水 腎 症,骨
査,加
し た が,カ
の 状 態 で あ っ た.ま
側腹部痛
家 族 歴:特
症,脳
例
ず,尿
法 を施 行 し た が,1ク
ー ル 施 行 後 効 果 を認 め
管 腫 瘍 の 増 大 を 認 め た た め,現
在 同 部 位 に放 射
線 治 療 を 施 行 中 で あ る.
考
重 複 癌 の 定 義 はWarrenら2>の
察
提 唱 した定 義 が 一 般
114
泌 尿 紀 要46巻2号2000年
Fig.1.CTrevealedacyst,hydronephrosis,Iowdensityarea(arrows)attheright
kidney,andaslightlyenhanccdtumor.attherlghtureter(arrows).
6∼
∴ゐ
緊
!∴ 筑
ξ↑・'∵
〆
な
:ぎ ト ゲ:・
`ゼ!
・
・
聴s㌶
歓
雪 隔 ・.・
纏
◎
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亀
竃
・・ 魂
ジ'
θ②'
・蓼
・
、/」
戸
∵」∴
・
ぺ3∼
㌦
吻
》
嬉〃
ゐ
脅5
0
㌦ グ毒
4職
も
観 許 勿
ら'
・
ρ?
Fβ
ち
ゆ 鞄
ψ 転
∂
ら
啓
2b",・,les。
粛
塗ゐ
騰1轍擁1壱
鱗
Histopathologicalfindingsofthetumors(H&Estains):a,renalcellcarcinoma,alveolartype,clcarccllsubtype,GLb,transitionalcellcarcinoma,G2.
Fig.2
的で① お の お の の腫 瘍 は 明確 な悪性 腫 瘍 の病 理 像 を呈
泌尿 器系 領 域 の み の重 複 癌 は,膀 胱 と前 立 腺,腎
す る.② お の お のの 腫瘍 は明 らか に性 質 を異 に して い
膀 胱,腎
る.③ 一 方 の腫 瘍 が 他 の腫 瘍 の 転 移巣 で あ る可 能 性 が
を 占め て い た.
近 年,重 複癌 の発 生 は増 加 して い る とされ,そ の原
因子,6)喫
均 寿 命 の 延長,2)診
検 率 の上 昇,4)遺
と腎 孟
断 技 術 と治 療 法
伝 的 要 素,5)環
煙 や飲 酒 人 口の 増加,7)第1癌
結 果 と して の発 癌,す な わ ち抗 癌 剤投 与,あ
境
の 治療 の
るい は放
1年 未 満 を同時 性,1年
腎孟 尿
管 癌 は剖検 を含 め42例 が 報告 され て い る.
高 齢 の 男 性 に多 く,患 側 は左:右=3:1で
主訴 は血 尿27例,疹
別で は腎 癌
す る癌 な どが あ る.
腎癌 と尿 管 癌 は6例
ま た悪性 腫瘍 患 者 で は第二 次 の 腫 瘍 の発 生 率 が健 康
以上 を異 時 性 とす る とわ れ わ
れが 調 べ え た か ぎ りで は 同側 同時 発 生 の 腎癌
射 線 治 療 に よる個 体 の 免 疫能 低 下 お よび それ か ら発 生
人 よ り高 い とい う報 告 もあ る3)
と
尿 管 の順 に多 くこの3臓 器 で 約8割
同 時性,異 時 性 につ い て は さ ま ざ まな意 見が あ るが
否 定 され る,と され て い る.
の 進 歩,3)剖
、
b
a
因 と して1)平
一
.<〆
ゆほ
㌣,歩
㌔ 執9
∴ 身 ぶ
・,鰺 ∼必
痛4例,発
あ っ た.
熱1例 で あ っ た.部 位
腎孟 癌 の組 み 合 わせ が22例 と最 も多 く,
と少 なか った.
術 前 に正 し く診 断 で きてい たの は 自験 例 を含 め6例
(18.8%)の
み で ほ とん どが 剖 検 や,摘 出標 本 か ら の
杉,ほ か:重 複 癌
診 断 で あ っ た.診
断 の つ い た 症 例 の う ち2例
は血 管 造
影 検 査 に て 診 断 し て お り4'5)生 検 を行 っ た の は 自験 例
の み で あ っ た.正
診 率 が 低 い 理 由 と して 腎 孟 ・尿 管 に
明 確 な病 巣 が 存 在 し,か
115
同側 同時発 生
も症例 を増 や した い と考 えて い る,
わ れ わ れの 症例 は 同側 性 で あ っ たが,一 側 腎,対 側
腎 孟尿 管 へ の 同 時対 側 性 重 複癌 の発 症 も9例 報 告 され
つ 水 腎 症 を伴 っ て い る 症 例 で
て い る.切 除 の対 象 が 両側 尿 路 に な るた め いず れの 症
は 腎 実 質 の 病 巣 が 不 明 瞭 と な り診 断 が 困 難 と な っ た こ
例 も術 後 腎 機 能 低 下 を認 め て お り,浸 潤 性 の 腫 瘍 で
と に よ る と考 え られ る.自
あ って も,化 学療 法 を見 合 わせ てい る症例 が ほ とん ど
験 例 の様 に腎 の病 巣 が 腎癌
か 腎 孟 腫 瘍 か 鑑 別 が 困 難 な 場 合,経
皮 的針 生 検 は非侵
襲 的 で 有 用 で あ っ た と 考 え る.
治 療 法 につ いて は手術 が 中心 で 化 学療 法 を行 った の
は 自 験 例 を含 め6例
で き た6例
と,術
で あ っ た6'9)術
前 に 正 し く診 断
中 の み で 腎 孟 尿 管 腫 瘍 と診 断 した 症
例 は 腎 尿 管 全 摘 術 を 行 っ て い る が,腎
で あ った 。 わ れ わ れ の 症 例 で はCrl.6mg/dl,ク
レ
ア チ ニ ン ク リ ア ラ ンス30ml/minでM-CAVIを
施
行 したが,透 析 の必 要 もな く,著 明 な副 作 用 も認 め ず
施行 可 能 で あ った。 文 献 上M-CAVIで
あれば施行可
能 と思 わ れ る症 例 も散 見 された,今 後 同側 性 お よび対
腫 瘍 と診 断 し た
側 性 重 複 癌 の症 例 に更 な る増 加 が 予想 され,重 複癌 を
存 尿 管 を 摘 出 した 症 例 は な
常 に念 頭 に置 く必 要 が あ り,ま た 重複 癌 に対 す る治 療
か っ た,残
存 尿 管 に腫瘍 の発 生 を認 め た とい う報告 は
法,腎 機 能低 下 症 例 に対 す る化 学 療法 の検 討 が必 要 で
な い が,三
井10)ら は,腎
あ る と考 え られた 。
症 例 は 腎 摘 術 の み で,残
結 石,水
の 良 性 疾 患 の 腎 摘 後 の,残
告 して い る.発
のVURに
腎 症,膿
存 尿 管 へ の腫 瘍 の発 生 を報
臨 床 病 期 で は 腎 癌 はT2,腎
性 病 変 が 多 く,細
多 か っ た.ま
遠 隔 転 移2例(肺
・RCC原
発1例)13・14)で
発1例,尿
あ っ た.予
越 え な い の が 現 状 で あ る.ま
経 験 した ので 報 告 した.
本 論 文 の 要 旨 は第164回 日本 泌 尿 器 科 学 会 関 西 地 方 会 にて
報 告 した.
管周囲組織 一
文
だ議 論 の域 を
亡 例 は3例
口純 男,斎
藤 和 男,ほ
か=腎
細胞癌
尿 紀 要
42:735-737,1996
で
2)WarrenSandGatesO:Multipleprimary
malignanttumors,asurveyoftheliteratureanda
VAC4例6'8),FT-207ピ
シ バ ニ ー ル1例9),イ
タ ー フ ⊥ ロ ン 療 法2例8)で
statisticalstudy.AmJCancerl6:1358-1414,
1932
ン
3)松
あ っ た.
考 え られ た が,尿
摘 除 術 も行 わ ず 化 学 療 法 を 選 択
た 治 療 を 検 討 す べ き と 報 告 し て お り,わ
4)東
癌 を 優 先 した.し
るM-CAVI療
法 を 選 択 し た.レ
CBDCA,VLBの3剤
提唱す
四 雄,水
切 除 不 能 膀 胱 癌46例
比 較 しM-CAvIは
奏効 率 は
と 思 わ れ た が,残
念 な が ら 本 症 例 で は1ク
施 行 中 で あ る が 約60%の
藤
博:同
一 腎 に発 生 し
泌 尿 会 誌66:
口 秋 人,角
田 和 之,ほ
か:腎
と尿 管
日 泌 尿41:361-
365,1979
6)木
村 文 彦,川
1例.日
7)谷
作 用 の 面 で は 軽 度 で あ り有 用 で あ る
ー ル施 行 後
在 放 射 線 療 法 を施 行 中 で あ
お 別 の 腎 機 能 低 下 症 例(尿
崎 良 春,山
科 的
落 ち る も の の,副
腫 瘍 径 の 増 大 を 認 め,現
尾 敏 之,斎
畑 幸 嗣,頼
母 木 洋,ほ
か:腎
細 胞癌
と腎 孟 お よび尿 管 移行 上 皮 癌 の 同 側 同時 性 発 生 の
に 対 し 行 わ れ たRandomized
はM-vAcと
業性 と
120-121,1975
5)宮
ジ メ ン はMTX,
を 用 い た も の で あ る.外
か:職
泌 尿 会 誌75:1306-
に 発 生 し た 重 複 癌 の1例.西
か し著 明 な 腎 機 能 低 下 の た め,M-
施 行 不 可 能 と判 断 しBellmuntら16)の
潔,ほ
た 腎 細 胞 癌 と 腎 孟 癌 の1例.日
管癌 を優 先 し
れ わ れ も尿 管
沢
1318,1984
葉 らDは 腎 癌 と尿 管 癌 で は 進 行 度 が 同 程 度 で
あ れ ば 尿 管 癌 の 方 が 予 後 不 良 で あ り,尿
下 次 雄,深
性 器 系 重 複 癌 に つ い て.日
管 癌 の 摘 除 は不 可 能 で 根 治 性 は な い
と判 断 さ れ た た め,腎
した.榛
島 正 浩,柳
自然発 生 膀 胱 癌 を第一 癌 とす る重 複 癌 お よび泌 尿
わ れ わ れ の 症 例 は 腎 癌 に対 し て は 腎 摘 除 術 が 可 能 と
る.な
葉 隆 文,野
と 尿 管 癌 の 同 時 同 側 性 発 生 の1例.泌
た 観 察 期 間 中(24-・548
存 例 は30例,死
1)榛
補 助 療 法 に つ い て は 放 射 線 療 法4例4・9・tl・15),M-
studyで
献
後 を左 右 す る 組 織
あ っ た.
VACは
同時 発 生 の尿 路 腫 瘍 に対 し生 検 を行 い 治療 法
孟尿管
明1例>6'11'12),
型 に つ い て は さ ま ざ ま な 意 見 が あ り,ま
日;152±186日),生
限局
た 転 移 の 記 載 の あ る症 例 は リ
発2例,不
同側
語
を選 択 す る うえで 有用 で あ った 腎癌 ・尿 管癌 の1例 を
孟 尿 管 癌 はTlは
胞 異 型 度 で は 腎 癌 はGl,腎
ンパ 節 転 移3例(TCC原
RCC原
象 疾 患 は異 な
来 的 に 残 存 尿 管 へ の 発 生 が 危 惧 さ れ る.
癌 はG2が
結
症 の メカ ニ ズ ム につ い て は残 存尿 管 へ
よ る 機 械 的 刺 激 と さ れ,対
る が,将
腎症な ど
管 癌 術 後 再 発)に
も
縮 小 効 果 を 認 め て お り,今
後
泌 尿 会 誌81:1251-1254,1990
口 光 宏,永
井
司,武
田 明 久,ほ
か:腎
孟移行
上 皮 癌 と偶 発 腎 細 胞 癌 の 同 時 同 側 性 重 複 腫 瘍 の1
例.泌
8)酒
尿 紀 要37:733-737,1991
井 直 樹,野
口 純 男,河
本 寛 治,ほ
か:同
発 生 し た 腎 細 胞 癌 と移 行 上 皮 癌 の2例
一腎 に
、泌 尿 器 外
科4:1211-1215,1990
9)宇
山
健,山
本
洋,森
脇 昭 介:成
瘍 と 腎 孟 移 行 上 皮 癌 の 合 併:同
人Wilms腫
時性 重 複 悪 性腫 瘍
116
泌 尿 紀 要46巻2号2000年
の1例.西
10)三
日泌 尿38,528-533,1976
井 健 司,山
癌
田 芳 彰,瀧
知 弘,ほ
よ り診 断 さ れ た 腎 孟 腫 瘍 に 合 併 した 腎 癌 の1例.
か:腎
遺 残 尿 管 癌 の 異 時 性 重 複 癌 の1例.泌
癌 ・肝
尿紀要
44:583-586,1998
11)石
沢 靖 之,石
瘍 の1例.臨
12)吉
田 和 弘,服
た 重 複 癌.臨
13)松
野
正,上
沢 芳 和:腎,尿
管 に 発 生 せ る重 複 腫
泌18:9-11,1964
部 智 任,川
村 直 樹:同
一 腎 に発 生 し
泌42:468-473,1988
戸 文 彦,阿
部 彌 理,ほ
か:同
一腎 に
泌31:
823-827,1977
藤 敏 典,大
川 知 良,島
田 憲 次,坂
口
強,ほ
か:交
通外傷
を 奨 機 と し て 発 見 さ れ た 左 腎 重 複 癌 の1例,日
発 生 し た 腎 細 胞 癌 と 腎 孟 癌 の1例.臨
14)斎
日泌 尿 会 誌77:364,1986
15)寺
沼 徹 太 郎,中
野 修 道:尿
中細 胞 診 に
泌
尿 会 誌67:488,1976
16)BellmutJ,RibasA,EresN,etaL:carboplatinbascdversuscisplatin-basedchemotherapyinthe
treatmentofsurgicallyincurableadvancedbladder
carcinoma,Cancer80:1966-1972,1997
(ReccivedonMay21,199