原発性腎盂移行上皮内癌の 1 例

KURENAI : Kyoto University Research Information Repository
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原発性腎盂移行上皮内癌の1例
石橋, 克夫; 福岡, 洋; 藤浪, 潔; 土屋, ふとし; 坂西, 晴三
泌尿器科紀要 (1994), 40(9): 829-832
1994-09
http://hdl.handle.net/2433/115348
Right
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Departmental Bulletin Paper
publisher
Kyoto University
829
泌 尿 紀 要40=829-832,1994
原発性腎盂 移行上皮 内癌 の1例
横浜南共済病院泌尿器科(部 長=福 岡 洋)
石橋
克 夫,福
岡
洋,藤
浪
潔,土
屋
ふ とし
小田原市医師会
坂
PRIMARY
西
TRANSITIONAL
THE
RENAL
Yoshio Ishibashi,
晴
三
CELL
PELVIS
CARCINOMA
: A CASE
Hiroshi Fukuoka,
and
Futoshi
IN SITU
OF
REPORT
Kiyoshi Fujinami
Tsuchiya
From the Department of Urology, YokohamaMinami Kyosai Hospital
Seizo
Sakanishi
From the Odawara Medical
Association
A 71-year-old female presented with left back pain at our hospital.
She had had tne same
symptom about 1 year previously, but she had been presumed to have undergone stone passage
because her symptom had disappeared.
At this time a urogram, either excretory or retrograde,
showed narrowing of each caliceal infundibulum and dilatation of each calyx in the left kidney, but
otherwise normal findings. A cytology of left ureteral urine was class V, and cystoscopy revealed
no abnormality.
Under the diagnosis of left renal pelvic tumor she underwent nephroureterectomy
with resection of a bladder cuff and retroperitoneal lymphadenectomy.
The resected specimen had
no gross tumor throughout the renal pelvis and ureter, but histological examination revealed transitional cell carcinoma in situ (grade 2) in most of the renal pelvis and infiltration of inflammatory cells in the submucosa.
The ureter did not have any cancerous lesion, and no lymphnode
metastasis was found. Four months postoperatively she is thought to have no evidence of disease
with negative urinary cytology.
(Acta Urol. Jpn. 40: 829-832, 1994)
Key words : Primary
transitional
cell carcinoma
in situ, Renal pelvis
静 脈性 腎 孟 撮影(夏VP)で
緒
言
上部 尿路 の移行 上 皮 内癌(以 下CIS)は
左 上 腎杯 の拡 張は あ るもの
の,そ の他 の異 常 所見 は なか った,尿 潜 血 反 応 陽性 で
比較 的 稀
尿 細 胞 診 でclassIIIbは
認 め た が,自 覚症 状 が消 失
な疾 患 で あ り,そ の臨床 像 は 充分 に は解 って い な い.
した た め結 石 が 自然 排 出 した もの と判 断 し,そ の ま ま
最近 確 定診 断 ま でに1年 以 上 を要 した1例 を 経験 した
経 過 を見 た.1993年8月31日,再
ので報告 し,若 干 の文献 的 考 察 を行 った.
精 査 目的 のた め 同年9月18日
度 左 背 部痛 が あ り,
に入 院 した.
入 院時 検 査成 績:主 要 な異 常 所見 と しては,軽 度 の
症
患 者=71歳,女
例
性
白血球 減 少(2,500/mm3),貧
(白血 球Io∼19/hpf,赤
血(Hb7.391d1),膿
血 球 く1/hpf)を
入 院 後 経 過:細 胞 診 は 自然 尿 で7回
主 訴=左 背 部痛
尿
認 め た,
行 い,classV
既往 歴=20年 来 の鉄 芽 球 性貧 血 あ り
を3回 認 め た.IVPで
家族 歴=特 記 す ぺ き こ とな し
た が,左 の ほぼ 全 腎杯 の拡 張 を認 め た.左 の 逆 行 性 腎
現病 歴=1992年8月6目,左
孟 造 影(RP)で
背 部痛 で 当科 初 診.経
は 右 上部 尿 路 に著 変 は な か っ
も同 様 の所 見 を認 めた が 陰 影 欠 損 は
830
泌 尿 紀要40巻9号1994年
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襲難 鑛 羅.蕪
難灘
ベ ロ
ル
雛 耀 騨
ゆ
しロ
耀,彰..雛 懇
鐡雛 緩騰
鱗 難 灘 難 懸.
Fig.1.RPshoweddilatationofeachcalyx
andnarrowingofeachcalycealinfundibulumoftheleftkidney.
ゴ ・.".・
・奪 』,
Fig.2.Histologica1丘ndings.Thetopphoto-
な く、 尿 管 に も異 常所 見 は なか った(Fig.1)。
なおこ
の際 の膀 胱 鏡 所見 は正 常 で あ り,左 カテ ー テル尿 細 胞
診 でclassVを
認 めた,な おCTス
キ ャソに て腎 の
占拠 性病 変 は 否定 され た.以 上 の所 見 よ り左 腎孟 腫 瘍
の診 断 で,1993年10月12日
ofaboutlOIayersofatypicalcells.
Thebottomphotographshowedin丘1trationofinHammatQryce11s五nthe
submucosa.
腎尿 管 全摘,膀 胱 部 分 切
除,後 腹 膜 リンパ節 郭 清術 を 施行 した.
坂 本 ら1).小 林 ら2),鈴 木 ら3),辻 村 ら4),川 上 ら5),
病 理学 的 所見=腎 孟 か ら尿管 に 至 る粘 膜 に は隆 起 性
病 変 は認 めな か った が,組 織学 的 に はgrade2の
行 上 皮CISを
graphshowedtransitionalcellcarcinomainsitu(gradc2),whichconsisted
移
腎孟 か ら腎杯 頸 部 ま で広範 に認 め,粘
膜 固 有層 に 炎症 細 胞 の浸 潤 を 見 る部 位 もあ った(Fig.
2)、 尿 管 に は 病 変 を 認 めず,リ
ンパ 節 転移 もな か っ
井 上 ら6),西 阪 ら7)の 集 計 や 報告 を も とに再 度症 例 を
検討 し自験 例 を 含 め て一 覧表 に し(Tablcl),腫
瘤形
成 性 の一般 的 な腎 孟 尿管 腫 瘍 と比 較 しなが らそ の臨 床
像 を さ ぐってみ た.
全37症 例 の男 女 比 は17対20で 女性 に 若 干 多 く,通 常
の腎 孟 尿 管腫 瘍 が 男性 に3倍 以 上多 い8・9)のとは 好 対
た。
術後 経 過:鉄 芽球 性 貧 血 があ るた め補 助 化学 療法 を
照 であ る.一 般 的 にCISが
女 性 に 多 い の か とい うと,
施 行せ ず経 過 観 察 を して い るが,術 後5カ 月現 在 尿細
膀 胱 のCISは
胞 診 は陰 性 化 し,再 発,転 移 を 認 め てい な い.
の理 由 を求 め る のは 困難 であ り,上 部 尿路 のCISの
考
察
原 発 性 上部 尿路 上 皮 内癌 は 最近 そ の報告 例 が 増 えつ
つ あ るが,そ の 定義 に 関 し若 干 の混 乱 が あ る.本 邦 で
は坂 本 ら1)が 集 計 した 際 に設 け た条 件,す なわ ち腫 瘤
男性 に10倍 以 上 多 く10)CIS自
体にそ
発 生 頻 度 に あ ま り性 差 が ない こ とは非 常 に 興 味 深 い.
平 均 年 齢 は男 性 が64.4歳,女
性 が66.8歳 で あ り通 常 の
腎 孟 尿 管腫 瘍 と変 わ らなか った.患 側 は 左 が19,右 が
18例 で 左右 差 は ほ とん どなか った.
主 訴 は 肉眼 的 血 尿 が最 も多 く24例(65%)に
形 成 性 の腫 瘍 に 随伴 せ ず,過 去 に尿 路腫 瘍 の既往 が な
れ た.つ い で側 腹 部 や腰 部 の 疹 痛 が16例(43%)に
認め ら
認
く,同 時性 に 膀胱 腫 瘍 の併 発 を認 めず,筋 層 へ の広 範
め られ,通 常 の腎 孟 尿管 腫 瘍 に おけ る疹 痛 が10 .9%8)
な浸 潤 を認 め な い,と い う4条 件 が この疾 患 の 定義 と
で あ る こ と と比 べ か な り高率 で あ った.自 験 例 の よ う
な って い る よ うであ る.わ れ われ も この定 義 に従 い,
に 尿路 結 石 と誤 診 しない よ う十 分 な注 意 が 必 要 で あ
831
石 橋,ほ か:原 発性 腎 孟 上皮 内癌
TableLThirty-sevenreportedcasesofprimarycIsofupPerurinarytractinJapan
No.報
告者
年齢
性別
FR
腎 孟
66
MR
63
FR
肉眼 的血 尿
腰
痛
肉眼 的血 尿
肉眼 的 血尿
発熱,背 部痛
3
竹
内
77
〃
70
FR
腎 孟
尿 管
尿 管
52
ML
尿 管
〃
菅
7
小
田
山
〃
8
9西
山68FL
腎 孟
74
MR
11
江 尻
野 口
73
FL
12
村
10
山
尿
腎
管
孟
64
りR
腎孟 ・尿 管
13
〃
72
ML
腎孟 ・尿 管
14
57
FR
尿
管
15
合 谷
羽 入
63
FL
16
菊 地
70
FL
腎
腎
孟
孟
尿
管
17客
野57FL
18金
城67FR
19野
口72ML
腎
本76FR
腎 孟
腎 孟
腎 孟,尿 管
20〃75FR
21坂
孟
22
浅 野
51
ML
23
牧
原
林
54
MR
75
MR
尿 管
尿 管
尿 管
25
西
三
小
77
MR
尿 管
26
照
沼
24
66
FR
27
〃
70
FR
尿 管
尿 管
28
浅 井
77
FL
腎 孟,尿 管
29鈴
木72FL腎
30川
上49M恥L尿
31辻
村72FL腎
32西
阪57FL尿
孟,尿
管
管
孟,尿
管
管
腎孟,尿 管
33
〃
75
F
L
34
〃
58
M
L
35
井 上
62
M
R
36
〃
菊
M
R
37自
験 例71FL
尿
尿
尿
管
管
管
腎
孟
下 腹 痛
混 濁 尿
肉眼 的血 尿
側 腹 痛
肉眼 的血 尿
側 腹 痛
排尿困難
肉眼 的血 尿
肉眼 的血 尿
肉眼 的血 尿
顕微鏡的血尿
狭
尿細胞診
窄
文
陽性
正
常1聾
水
腎V
日 泌 尿 会 誌73:380,1982
日 泌 尿 会 誌73:1236,]982
〃
〃
日泌 尿 会 誌74:865,1983
西 日 泌 尿49:647,1987
狭 窄,水 腎V
〃
狭 窄,水 腎V
狭 窄,水
腎V臨
正
常
水
正
正
正
腎
常
常
常
泌38:413,1984
陽性
V
日 臨 細 胞 会 誌23:809,1984
西 日 泌 尿52:1274,1990
肉眼 的血尿
肉眼 的血尿
腰
痛
血
尿
正 常,血 塊
狭 窄,水
陰性
泌 尿 紀 要33:1117,1987
陽性
泌 尿 紀 要33:1995,1987
肉眼的 血尿
狭 窄,水
陽性
臨 泌41:609,1987
腰
痛
顕微鏡的血尿
発
熱
肉 眼的 血尿
肉 眼的 血尿
腰
痛
顕微鏡的血尿
顕微鏡的血尿
肉 眼的血 尿
陰 影
腎
欠 損
腎
正
常
正
常V西
正 常,血
日 泌 尿 会 誌77:1686,1g86
〃
日 泌 尿 会 誌77:1687,1986
臨泌
V西
日泌 尿49:1993。1987
塊V日
泌 尿 会 誌80:602,1989
狭 窄,水 腎IV
狭
窄
狭
窄V
孟 ・尿 管7例(19%)で
あ っ た.通
常 の腎 孟
尿 管 が10%前
後8・9)を 占 め る こ と と比 べ て,腎
占 め る 割 合 が 少 な か っ た.腎
診 断 所 見 に 乏 しい 傾 向 が あ り,見
が あ る の か も し れ な い.
孟CISは
孟 ・
孟 の
画像
落 とされ て い る症例
の40%,尿
釦:141,1986
日泌 尿52:1274,1990
臨 泌42:909,1988
陽性
衛 検37:669,1988
日 泌 尿 会 誌80:1120,1989
肉 眼 的 血 尿 狭 窄,水 腎
陰性
側 腹 痛
肉眼 的血 尿
正 常V
肉 眼 的 血 尿 狭窄,水 腎
皿
顕微鏡 的血尿 腎 杯 拡 張V
背 部 痛
肉眼 的血 尿
壁不整
V泌
肉眼 的血 尿
狭 窄
V泌
下 腹 痛
下 腹 痛
狭 窄,水
腎V泌
肉眼 的血 尿
水
腎V日
腰
痛
側 腹 痛
狭窄,水 腎V
肉眼 的血 尿
正 常V
肉眼 的血 尿
狭 窄V
肉眼 的血尿
狭 窄V
側 腹 痛
背 部 痛
腎 杯 拡 張V
管20例(54
尿 管 腫 瘍 で は 腎 孟 と 尿 管 が そ れ ぞ れ40∼50%,腎
献
日 臨 細 胞 会 誌19:366,1980
狭窄,水 腎V
尿管拡張
陽性
正 常
陽性
泌 尿 紀 要36:1325,1990
日 泌 尿 会 誌81:1749,1990
〃
日 泌 尿 会 誌81:1263,1990
尿 紀 要38:185,1992
尿 紀 要38:1391,1992
尿 紀 要38:565,1992
泌 尿 会 誌84:2015,1993
〃
〃
泌 尿 器 外 科6:32g,1gg3
〃
X線 検 査(IVP,RP)で
病 変 部 位 の 分 布 は 腎 孟10例(27%o),尿
CISが
見
陽性
陽性
V
V
る.
%),腎
訴X-P所
37
ML
5
主
ML
MR
75
6
位
肉眼 的 血尿
池
田
4
部
尿 管
尿 管
尿 管
小
大
70
2
1
患側
管 では80%,腎
見 を認 めた.尿 管CISの
は 病 変 が 腎 孟 に あ る場 合
孟 ・尿 管 で は71%に 異 常 所
場 合,病 変 部 で 狭窄 を起 こ
しそ こよ り上流 の尿路 の拡 張 を きた す の が一般 的 であ
った.膀 胱CISで
細 胞 間 の接 着 性 の低 下 か ら尿や 特
異 腫瘍 抗 原 が浸 潤 して い き,粘 膜 下 で の炎 症 を 引 き起
こす こ と11)が判 明 して お り,同 様 の 機序 が 尿 管 に生 じ
れ ば,狭 窄 を きた す こ とが 推 定 され る.こ
の変化 は
832
泌尿 紀 要40巻9号1994年
CTで
も尿 管 壁 の肥 厚 と して認 め られ る こ ともあ り旦2)
1990
自験 例 では 腎 杯頸 部 の粘膜 下 の 炎症 と同 部位 の 狭窄 が
3)鈴
あ り,そ の結果 腎 杯 の拡 張 を 認 めた.
孟 上 皮 内 癌 の1例.泌
尿 紀 要383185-187,1992
4)辻 村
晃,安
永
豊,松 宮 清 美,ほ か3原
発性 上
細 胞診 はclassIII以
上 を 陽性 とす る と95%が 陽 性
め て重 要 で あ り,膀 胱 のrandombiopsyも
浦 尚 人,植
田
部 尿 路 上 皮 内 癌 の1例.泌
で あ り非 常 に 有用 な 検査 で あ る.特 にX線 所 見が 正 常
な 症例 で は カテ ーテ ルで 採 った分 腎 尿 の細 胞診 が きわ
木 文 夫,三
健,ほ
か:原
発性腎
尿 紀 要38:565-・568,
1992
5)川
上
理,山
田 拓 己,渡
管 上 皮 内 癌 の1例.泌
必須の検
辺
徹,ほ
か:原
発性尿
尿 紀 要38:i391・-1393,
1992
査 とな る.
6)井
上 善 雄,秋
治療 は 腎 尿 管全 摘,膀 胱 部 分 切除 が 第1選 択 で あ
る・ 自験例 の場合 左 の腎杯 お よび腎 杯 頸 部が 明 らか に
変 形 して お り,迷 わ ず 上記 手 術 に踏 み 切 った が,画 像
7)西
しか し上 部 尿路 のCISの
膀 胱CISが
自然 史 は まだ不 明で あ り,
阪 誠 泰,夫
か=原
発性 尿
尿 器 外 科6=329-
恩 澤,和
田 誠 次,ほ
か=原
発性上
を 含 め た 本 邦 例 の 尿 細 胞 診 とmappingに
よ る病
理 学 的 研 究 一.日
泌 尿 会 誌84:2015-2022,1993
8)AkazaH,KoisoKandNiijimaT:Clinicalevaluationofurothelialtumorsofthe
浸潤 癌 に発 展 して い くの が しば しば経 験
renalpelvisandureterbasedonanewclas-
され る こ と,腎 孟 尿 管 鏡 で も正 確 な診 断が 容 易 では な
い こ と6)な どを 考 え る と,疑 わ しい 病 変が 両 側性 で な
吉 義 光,ほ
部 尿 路 上 皮 内 癌 の 臨 床 病 理 学 的 検 討 一 自 験 例3例
診 断 が正 常 で 分腎 細 胞 診 のみ 陽性 の場 合,細 胞診 が 偽
陽 性 の 可能 性 もあ り手 術 が踏 躇 され るか も しれ な い.
山 昌 範,住
管 移 行 上 皮 内 癌 の2例.泌
331,1993
si丘cationsystem.Cancer59;1369-1375,1987
9)上
田 公 介,小
幡 浩 司,磯
貝 和 俊,ほ
か:腎
孟尿管
い場 合 や単 腎 で な いか ぎ りは,上 記 治 療が 現段 階で は
腫 瘍 の 治 療 成 績 一 東 海 地 方 会 泌 尿 器 腫 瘍 登 録384
最善 と思わ れ る.
例 に お け る 検 討 一.日
1990
本 論 文 の 要 旨 は,第9回
(1994年2月)に
日本 泌 尿 器科 学 会 神 奈 川 地 方会
泌 尿 会 誌81:110-115,
10)ZinckeH,UtzDCandFarrowGM:Review
ofMayoclinicexperiencewithcarcinoma
お い て発 表 した,
insitu.Urology26(4)Suppl:39-46,1985
文
1)坂
本
献
cinomainsituofthebladder.Cancer45=
治 ,西 島 高 明,ほ か=原 発 性 上
部 尿 路 上 皮 内 癌 一 自験 例 と 本 邦 報 告 例 の 特 徴,再
発,予
1989
2)小
亘,杉
11)UtzDC,FarrowGM,RifeCC,etaL乙Car-
田
後 に 関 して 一,日
林 義 幸,三
宅
修,安
管 上 皮 内 癌 の1例.泌
泌 尿 会 誌80:602-606,
永
豊,ほ
か=原
尿 紀 要36:1325-1328,
発性尿
1842-1848,1980
12)OhkawaM,SugataT,HisazumiH,etaL;
Primarycarcinomainsituoftheureter.
Acasereport.JUro1132=1184-1185,1984
(ReceivedonMarch17,199